子育てをしていて
わが子にあれこれ身につけさせたい と思うのは親ごころ
いろんな人を見てきて、おうちで身に着けてもらえなかったのだなあ、気の毒に
とおもうことがあります
常識、です
以前、保育園の主任先生たちと話していて、
今の若い先生は職員室にかかってきた電話を取り次げない
ときいてびっくりしました。
かかってきた電話で、「主任先生は?」と言われて、「今いません。」ガチャン、と電話を切ってしまう。
誰からかかってきたかもわからず困るとのことでした。
たしかに、家電もなく、親も携帯でメールなどで通信していると
かかってきた電話が自分あてでなかったとき
「はい、ちょっとお待ちください」
と受話器をオルゴールにして親を呼ぶ、という体験はないでしょう。
「今は母は留守なので、帰ったらこちらからおかけします。電話番号をお教えいただけますか」
といった、対応も
聞いたことがなければできないのは当たり前かもしれません。
主任先生たちは、懸命にノウハウを教えたけれど、このごろはあきらめた、とのことでした。
約束の時間を守らず、あやまらない、という人も。
そのうえ「今日は久しぶりに晴れたから洗濯に忙しくて」
と笑顔で。
それって、相手との約束より洗濯物のほうが大切だったということですよね。
失礼ですよね。
私が教師だった時の実習生は、職員室で私が顔を洗っていると
後ろから、声をかけてきました
「あの、待ってるんですけど」
「???」
これにはびっくり。実習生を受け入れる側はほぼボランティアで教育に当たっているのですが
うーん。先生が顔洗ってたら、実習生は別の洗面台に行くとか黙って待ってるとか、
それが私の思う常識でしたから
いったい、このお嬢様はどういう教育をおうちでされたのだろう?
と、あきれたのでした
社会に出たり、インターンシップや、実習に行くとき
相手は学生や新人に対して、プロとしてのスキルが未熟でも怒ったりはしません。
それは、これから身に着ければいい部分でもあります。
でも、常識や気配りがないと、失望しますし「だめだなあ」と思いますよね。
社会に出るには、人としての常識や気配りは大前提として必須です
そしてそれは、学校ではあまり教えてくれません。
親の背を見て自然に学ぶものですね。