まさかきみまろの本がこんなに響くとは。

とうか、まさか実家できみまろの本を読むことになるとは。

 

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今年45歳なのでかろうじてアラフォーのわたしだけど、この本は妙にハマってしまい、笑って癒され、考えさせられるものが多くあった。

 

中でも良かったのが、きみまろの仕事に対する心意気というか生きざまを書いた部分。

 

実はきみまろのこと、出始めの頃しか知らなかったし、そんなに漫談をじっくり聞いたわけでもなかった。

 

きみまろが突然テレビに登場した当時、わたしはうら若き20代。

シニア向け漫談だけど面白さは十分伝わってきたし、実際大笑いした。

 

へえ、こんな面白いおじさんがいるんだあ、綾小路きみまろだって。

へえー、中高年をシニカルにネタにしてるんだなあ、確かにこれはうけるわ、おもしろいわあー

くらいに横目で見てた。

 

でももう、「きみまろ」なんて呼び捨てにできませんよ。

きみまろさん、と呼ばせていただきますよ(今までさんざん呼び捨てにしてたけど)。

 

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話は戻って、本書の中で最も響いたのが、「老後の人間関係」。

夫婦においてもそうだけど、中でも「助け合いの憩いの場」に身を置いて、老後に近所の人と助け合いをしていくというもの。

 

孤独死が増えてるし、実際孤独なお年寄りが多い昨今。

どうやら行政施設には「孤独担当の部署」があるらしいんだよね。

 

そして今回実家に戻り両親がいよいよ70代半ばに突入したので老いを感じたとともに、当時コロナで人付き合いが減り、父が言ったセリフ。

 

「寂しい」

 

仕事を離れ、近所に特に付き合いもない。

サークル活動などもしてない。

人と一緒にする趣味という趣味もない。

そうなると一気に押し寄せる「孤独感」。

 

こんなふうに、年を取ってフットワークが重たくなってからコミュニティに属しようと思ってもなかなか難しいのではないかと実感した。

 

それに加えわたしは今年の目標は、コミュニティをつくること。

助け合いの社交の場を作りたいと思ってた。

 

だから、きみまろさんの「助け合いの憩いの場」っていう言葉が響いた。

そうそう、ものすごく有意義じゃなくても、すごい目標なんて掲げなくても、そして特別ものすごく助け合う、とかじゃなくても、

「身近に憩いの場」があるだけで人ってすごく救われるんじゃないかと思う。

現にわたしがそうだもの。

 

↑実はこの記事、1年前の2023年年始に書いたんだ。

書いたことも忘れててUPしてなかったけど、当時こんなことがあってこんな風に感じたことは今でも鮮明に覚えている。

 

コミュニティ自体は始めたものの、あまり広がらなくて一旦お休みしてるんだけど、

これからはやり方を変えてもっと気軽に参加できるようにまたスタートしようと思ってる。

 

そう、老いも若きも、いつの日も人間関係が人を支えているのは間違いないから。

というわけで、きみまろさんの本、「人生は70代で決まる」

めちゃくちゃおススメです(^^)

 

 

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