ときはさかのぼり、昨年夏に思い切って家族でマレーシア視察旅行に行ったときのこと。
当時3歳の娘にとっては国籍や肌の色、言語の垣根など何も存在しないし、そもそも知らない。
そんな彼女の現地でのコミュニケーション能力がすごかった。
価値観が凝り固まってしまって警戒心が強い大人には到底真似できない芸当だと感じたのと同時に、彼女のおかげでガチのインド人僧侶他、さまざまな人たちと交流することになったのである。
というわけで、現地で何が起こったか?
①イケメンインド人にモテモテ
→KLセントラル駅周辺の発展的な街の反対側には、リトルインディアと呼ばれるインド人街が広がる。
ある日、街の超ローカルなカフェで家族で朝食をとることに。
メニューが個性的、写真と違う、辛くないと言ったのに辛い、色がどぎつい…など親がさまざまな洗礼を受け戸惑っている中、娘は始終ニコニコご機嫌。
そのキュートな笑顔と雰囲気に惹かれたのか、若いインド人のウェイターさんたち(イケメン)が次々と娘のところへ。
手をにぎにぎされたり、頭をなでてもらったり、話しかけられたり。
娘、そのすべてを受け入れニコニコご機嫌。
マジでモテモテでした。
②ガチのインド人僧侶に突然の挨拶
帰りの空港にて。
保安検査場での長蛇の列の中、折り返しの後ろの列に並んでいた貫禄たっぷりのマジでガチのインド人僧侶(真っ赤なローブを着て杖を持ってた)に突然、「ハロー!!」と大きな声で話しかける娘。
まさかこんなことが起きると思わず、わたしのほうが焦ってしまった。
ヤバイ、何かフォローしなきゃ…何か言わなきゃ…でもこの場面で一体なんて言えばいいの…?と、とっさに出てきたのが、「Are you from India?」(笑)。
ちなみに「Yes, I'm from India」と返ってきた。
そりゃそうだよね、見ればわかるよね…
冷静に考えてみれば特に必要のなかった謎のコミュニケーション。
とりあえずなんとかここで娘とともにバイバイ!と彼に手を振りそそくさと前へ進む。
ガチのインド人僧侶と会話などしたことがなかったので、貴重な体験をさせてもらった。
その後、ヨーロッパからの観光客の赤ちゃんを見ては、また「ハロー!!」と話しかける娘。
またもやわたし、焦ってフォローしようとパパさんと少しお話させてもらった。
大人だけだったら決して実現しなかった交流タイムを提供してくれて、娘よありがとう。
でもね、突然のことに焦ってしまったのよ、わたし(;^_^A
まだまだ修行が足りんです、経験が足りんです。
子どもがやることだから別に親が焦る必要なんてないし、そのまま適当に流せばいいのかもしれないけどそんなのもったいないもんね(^^)
③英語で気軽に挨拶
飲食店のスタッフ、訪問先のスクールのスタッフ、タクシードライバーさん…ありとあらゆる人たちに「Hello!!」「Thank you!」と元気よく声をかける娘。
子どもってホントに親のマネするんだなあ…と改めて実感。
こんなとき、小学校2年生の息子は恥ずかしがって何も言わないけど3歳の娘はだいぶオープンでした。
うーん、この感じ、親も見習わねば!
こんなにオープンで可愛い娘、もし移住することになったらどれだけ花開くのだろう?と変化が楽しみなのであります(^^)(親バカ)