実に約5年ぶりだろうか。
生ライブを見に行ったのは。

先日お友達がギターボーカルを務めるバンド、Tykun(タイクン)のライブを家族で見に行ってきた。
なんと円浄寺というお寺でライブ!!
こんなん初めて。














爆音で子どもたちが怖がるかも、ということで最初は離れたところで見てた。
でも後半はお堂の中に入り、ステージまで2メートルあるかないか、の近距離で見てきた。
これがまた大正解。

ステージから距離をとって見てたときとは、明らかに違う空気を感じた。

その躍動感、
瞬間を生きるパワー、
五感に訴えかける演奏、
理屈なしで訴えかけてくるメッセージやエネルギー、
もう感覚がひらく、ひらく!!

うまく言葉にできないけど確実に何かに触れたらしく、体が反応して思わず涙ぐむ。
今思い出しても最高の時間。

子どもたちは大人と違って余計なフィルターがないもんで、最初から感覚ひらきまくり、感じまくり。
息子も娘も爆音をものともせず、ステージ間近でノリノリだった。

娘はヘッドバンキング&足をばたつかせながら両手でドラムをたたくようにリズムを取る。
ステージが進むにつれ激しくなり、傍から見ててその激しさに目を剥いた。
相変わらず何をしても可愛い(親バカ)。

やっぱりいいね、生演奏っていいね。
ステージを間近で感じた贅沢な時間、貴重な体験。

四の五の言わせず、有無を言わさず、理屈なし、待ったなし。
確実に心と体に響いた。

でもね、あとで裏話を聞いたらね。
出演者であるお友達はこの40分のステージのために、膨大な時間と労力をかけて準備してたこと、
演奏のあとは機材等の後片付けが待っていること、
曲作りのことやリリースのこと、
などなど色々話を聞いたら、大変だなと。
そしてそれを支えるご家族も大変だなと感じたんだ。

見るほうは、参加する側は気楽なものでさ。
見たあと無責任に、ああ楽しかった、うーんイマイチだった、もうちょっとこうだったらいいのに等、あーだこーだ言うのはホントにお気楽なものでさ。

実際、ステージの労力、ステージに賭ける想い、その他制作にまつわるあれこれは見る者の想像を絶するほどだったりする。

今回はお友達のバンドだったから、裏話が聞けてうれしかったし、背景を聞いて感じるものが多々あった。
いつでもそういう視点を忘れずにいたい。

背景を直接聞けなくても、知るすべがなくても、想像することはできるから。
その想像がたとえ実際と全然違ったとしても、背景を想像することが大切だと思うから。

わたしも最近ささやかながらお茶会や読書会を開催した立場だから、わかる。
提供する側って地味に色々大変なんだ。
やりたい!って気持ちがあるからやれるんだけど。

そんなわけで、貴重な体験をさせてもらった一夜。
こんなふうに生で感じるって大事だね。

コロナも下火になったし、これからはライブに足を運ぼう。
感じるものが必ずあるから。

とはいえ、そのための時間や体力の捻出VS睡眠を天秤にかけたら、つい睡眠が勝ってしまうんだけど(;^_^A
それを押し通してでもライブに行きたいアーティストが福岡に登場したら、そのときは思い切って行ってみよう。
(さすがに県外まで行くのはハードルが高い…)

ここまで書いてみて、実は見る側もそこまでお気楽じゃなかったことに気がつく。
提供する側とは比べ物にならないけど、これからもそれなりの覚悟と準備をしてライブに臨もうと思った日でした。

また行こう。
生ライブ、ホント最高だったもん(^^)

★円浄寺
https://www.enjoujitemple.com/about

 

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