常々感じてること。
「おばちゃんは本当によくしゃべる」
しかし、沖縄と福岡でのおばちゃんのしゃべりに自分の反応が違うと気づいたのは最近。

福岡でのおばちゃんの脈絡のないしゃべりに、イラっとしたり、うるさいなあと感じることが多いのだ。
特にジムで。その他、レストランや整体など。至るところで。

ホント、どーでもいいようなことを次から次へとようしゃべるよなあ、
うるさいんですけど…
そんな大きな声出さなくても聞こえるよ、もうちょいボリューム落としてよ、リラックスできないよ~勘弁して~
と感じることが実に多いのだ。

でもこれ、おばちゃんあるあるというのかな。
おばちゃんにはありがちだし、全国津々浦々、このおばちゃん特有のしゃべりは共通なのでは?とも思う。

でも沖縄にいた頃は、そんなこと感じなかった。
それどころか、
「ああ、ジムはおばちゃんの憩いの場所、社交の場所なんだなあ。
今日もおばちゃんたち、元気いいなあ、ハツラツとしてるなあ、イキイキしてて楽しそう。わたしも見習おう!」
とまで感じてた。

ジムでは更衣室、浴室、スタジオからエクササイズスペースまで、どこにいてもおばちゃんたちは本当によくしゃべる。
これが楽しみでジムに来てるんだろうな。
運動して、仲間に会っておしゃべりして。
ジムってなんて健全で素敵な場所なんだろう。
わたしもここにくれば元気がもらえる、元気になれる。
そんな風に感じてた。

だがしかし、1年前に移り住んできた福岡でのジムのおばちゃんたちのしゃべりは本当にうるさくて、イライラすることもしょっちゅうなのだ。

なんでだろか?
導き出された答えは、おもに3つ。

ひとつめは、福岡という土地にあった。
おばちゃんたちがしゃべる「博多弁」。
きつく聞こえるし、テンポも早く勢いがある。
まるで中国人かと思うくらいなのだ。

ふたつ、おばちゃんたちの耳が遠い。
これは沖縄も一緒だと思うけど、とにかく耳が遠いおばちゃん同士がしゃべるので、自然とボリュームが大きくなる。

みっつ。
これがまた、超重要。
自分の状況が変わったのだった。
沖縄はとにかく暖かいOR暑いし、雰囲気やリズムもゆったりゆっくり。
トータル5年住み慣れた土地というのもあって、精神的にも体力的にも余裕があった。
だから微笑ましく前向きな気持ちで、おばちゃんたちのたわいもないおしゃべりを見守ったり聞き流すことができていたのかな、と今では思う。

一方、福岡移住生活はもうすぐ1年を迎えるタイミング。
生活自体には慣れたと思ってるけど、まだまだ住み慣れたというにはほど遠く、心身ともに余裕たっぷりとはいかない状態。
要は、キャパの違い。

今はこれでしょうがない。
でもゆくゆくは、そんなおばちゃんたちのおしゃべりも微笑ましく温かい目で見守っていられるくらい、キャパの広い人間になりたい。

いずれは自分だってそんなおばちゃんになるかもしれないんだから。
(え?もうなりかけてる?)

県民性の違いと、自分のキャパの違い。
その両方をまじまじと感じられた、おばちゃんたちのおしゃべりでした。

明日もきっと試される。
おばちゃんのしゃべりに対する感じ方は自分のキャパを測るチャンス。
それと同時に、ご機嫌と体調のバロメーターなのでした(^^)



 

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