年明け早々、他人を通して自分の闇を見た。

今回、実家の神奈川県に帰省した日数は約1週間強だろうか。
これまでのツケを払うハメになった。
カルマを祓ったと言うべきか、
あるいはノルマを達成したとでも言うべきか。




何が起きたかというと、
ここ数年間避けて通ってきた、他人のネガティブなエネルギーに直面することとなったのだ。

思えばこの数年、わたしは人付き合いを限定していた。
いや、自然に限定されていったというべきか。

リアルでもオンラインでも数年前に比べ、人付き合いは格段に減った。

きっかけは約6年前の東京→沖縄移住。
そして昨年春の、沖縄→福岡移住。

もちろん環境を変えたからといって、すべての人間関係が切れてしまったわけではない。
有難いことにこれからもお付き合いしたい人、大好きなお友達とのご縁は継続させてもらっている。
さらに有難いことに、新たな土地で出会った人たちともお付き合いさせてもらっている。

その結果、実際にコミュニケーションを取ったり会ったりしている人、いわゆる「人付き合い」の数は移住したタイミングから格段に減った。

「格段に減った」とは具体的にどれくらいかというと、100~200人だったのが、せいぜい30人~50人程度に減ったのだ。
厳密に言えばもっと少ないかもしれない。

減った結果、どうなったか?
格段に、他人のネガティブなエネルギーに触れる機会が減ったのである。
こう言っては失礼かもしれないけど、自然と付き合う人を選んでいたらしい。

環境が変われば出会う人も付き合う人も変わる。
つまり、「人間関係」が変わる。

一見素晴らしいこの変化、実は落とし穴がある。
無意識に避けていた他人のネガティブなエネルギー、つまり自分の中の「ネガティブな部分」を都合よくスルーしていたのである。

そりゃあ、心地いいに決まっている。
付き合う人を限定しているのだから。
その結果、人間関係においてさほどストレスを感じることもなければ大きな悩みもなく、実にシンプルで心地よかったりする。

しかし、その間無視していたネガティブを、自分の中にある向き合うべき否定していた部分を、どうやら置き去りにしたままだったようだ。

それが確信に変わったのは年始に実家に帰省し数日を過ごし、福岡に戻る直前だった。

日常生活において、どうでもいい人たちのネガティブなエネルギーになどわざわざ触れる必要はない。
ましてや必要以上に悩んだり気に病む必要は何一つない。

でも自分にとって身近な人たち、大切な人たちのネガティブなエネルギーは、決して見て見ぬふりをしていいわけではなく、無視しては通れないものなのだ。
それはまさに、「自分の中にあるネガティブ」なのだから。

正直、かなりの精神的ダメージだった。
自分の中にこれだけのネガティブなエネルギーが渦巻いていたとは夢にも思ってなかったから。

「物事や人のポジティブな面ばかりを見て、ネガティブな面を見ない」
それは一見長所で、さぞ良いことのようにとらえられる。
だけど無視していいネガティブと、そうではないものがある。
無視してはいけないネガティブには徹底的に向き合う必要がある。

今回実家に帰省し約1週間にわたり、自分の中の置き去りにしてたネガティブなエネルギーに直面した結果、わたしは心身ともにクタクタに疲れ切って福岡に戻ってきた。
実家なので無論、逃げ道がなかったのだ。
2023年、良き年にするぞ!と意気込んでたのに、意気消沈である。

しかし、ここからなのだ。
この出来事をしっかり原動力に変えて行動していくのだ。
それにはしばし、休養が必要だった。

かくして、実家で起きたことがどういうことなのか、そしてこれからどう生かしていくのか、一月ほど経ってやっと整理できた気がする。

福岡に戻ってきたときのホっとした気持ち。
久しぶりに家族に会った時の安心感。
(※川和田家は年明け男女別行動でした)

わたしは普段一緒に生活している家族に対して文句ばっか言ってる。
でも思えば、家族の存在をこれほど有難いと感じたのは初めてだったかもしれない。

年明け早々、わたしは他人を通して自分の闇を見た。
普段光ばっか見て、闇を見てなかった。
都合よく生きてきたツケがまわってきたな。
そんなことをイヤというほど思い知らされた。

見方を変えれば、今このタイミングでこれが起こって良かったかもしれない。
遅ければ遅いほど、もっと大変なことになってたかもしれないから。

そんな年明け。
そんな始まりも悪くないかもしれない。

2023年の新たな目標、
「キャパを広げる」を掲げることができたのだから。

否定していたものと向き合って受け入れて、人間としての器を大きくして、もっともっと優しく強くなろう、と決めた。

光も闇も、
陰も陽も、
ポジティブもネガティブも、
ぜんぶ内包して拡大していくのだ。

言葉でいうほど簡単じゃないけど(^^)

 

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