こんにちは。
今日は、『京大が理学部と工学部で令和8年度入試から女性枠募集枠新設する』というテーマで書いていきたいと思います。
昨日、京都大学が理学部と工学部で女性枠を設けると発表がありました。
工学部は地球工学科、物理工学科、電気電子工学科、情報学科、理工学科で、理学部は理学科で募集されるようです。
(出典 工学部
理学部
工学部で、建築学科は新設されないようですが、おそらく建築学科はもともと女性比率が他の工学部に比べて高いためだと推測されます。
今回、女性枠新設に挙げられた学科は、私が京大にいた時でも女性比率がかなり低い学科でした。
当時も工学部は「おとこう学部」とあだ名がつくぐらい、男性比率が高い学部でした。
京大に限らず、他の大学でもそうだと聞いてはいますが。
京大の工学部では、学科によっては、50人クラスに女子2名ということも先輩から聞いたりしていました。(その女子の先輩はクラスに女子2人だー!1人でなくてよかったーとおっしゃっていました。笑)
京大の女子学生は、やはり文系学部での割合が高い印象です。
理系学部は低いです。
今回はそこに対する変革なのだと思います。
他の大学でもこういった女性枠募集が見られていましたが、その流れが京大にもきたようです。
女子受験生さんにとっては、京大は狙い目になってくると思います。
女子校や共学校の進学校さんにとっても追い風かと思います。
少し話がそれますが、進路相談で、どういった方向に進むといいかと聞かれますが、基本的に理系とお答えしています。
就職で文系学部は凄まじい倍率の争いになります。
旧帝大であれば、理系は教授推薦をもらいやすいです。
(詳しくは以前、こちらでも書かせていただきました↓)
実際に東大、京大の理系枠の方は、かなりの確率で教授推薦をもらって、優良企業に就職しています。
就活がほぼいりません。
旧財閥系の名前を冠する一流企業が多い印象です。
実際、就職先でも、理系の技術職の方は、その技術が特異であればあるほど重宝されます。
その人しか扱えないので、仕事が必ずくるのです。
最近の情勢を見ていても、その就活の傾向は変わらないでしょう。
となると、「京大が理学部と工学部で令和8年度入試から女性枠募集枠新設」のニュースは、女子受験生さんにとってかなり朗報だと思います。
女子学生の人数が少ない工学部と理学部ですが、これを機にぜひ増えていってほしいと思います。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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