子宮頸部円錐切除当日
夜中から
サラサラ出てくる
生暖かい血液
正常でない事は分かった
術後2日目
受付後待ち時間ゼロで
診察室に呼ばれる
自分の緊急度を察知した
内診で動脈が切れている事が分かり
急遽止血のため縫合する事に
麻酔を懇願したけど
このまま縫いますと
そこからは生き地獄
止まらない血液をガーゼで拭う医師
「ガーゼが足りません!10枚入りください!」
「縫いますよ!」
痛くて痛くて歯を食いしばる
内診台の上でのけぞる体
膣というか内臓が限界
中を押されてる感覚
刺さる激痛
あまりの痛さにに声が漏れる
一旦休憩を挟んでくれて
冷や汗で滑る手すりと
目をつぶっていても溢れてくる涙
いつ終わる?苦しい
助けてもらっているのに
辛くて感謝の気持ちも持てなかった
縫合が終わり
圧迫止血のため
60cmのガーゼを詰め込んでる間
放心状態
術前術後の詳細
内診台に乗ろうとするけど
止まらない血液に
どのタイミングで下着を脱ぐか迷う
手早く下着を脱ぎ
内診台に腰掛けるけど
生暖かいのがじわーっとくる
縫合するために
クスコで膣を全開に広げたので
これだけで激痛
よく見えないと縫えないから
医師の気持ちも分かる
麻酔なしの縫合は刺激MAX
看護師さんカーテンの向こうから
何度か顔を出して
大丈夫?と声をかけてくれて
女神に見えた
縫合が終わって
脱力感で力が入らない
内診台から降りる時
足元の床に直径10cmくらいの
血液の水たまりを見つけて
ゾッとする
私:すみません💦
床に血がたくさんです
すみません…
看護師:大丈夫〜拭いておくから〜
内診室を出ると視線が刺さる
患者さん達と目が合う
そうだよね〜
声丸聞こえなので
何事かと思うよね
この時は何かを考える余裕などなく
自分のことで精一杯でした
診察室に入り
医師に
私:さっきは痛がってすみませんでした
医師:痛いのは分かってたけど縫いました。すいません。
止血の確認をしたいので明日また来てください。止血できていなかったらまた縫います。
動脈線がでていて
その動脈が切れてた事
術後の退院診察では
大丈夫だったのに
突然切れる?
恐ろしさでクラクラしました