人は死ぬまで学力を伸ばし続ける生き物です
少なくとも学力を伸ばすことをやめてはいけません
しかし、年齢と共に覚えることに時間がかかったり、忘れえてしまうことも多くなります。
でも、新しいことを覚えたり学んだりすることは何歳になってもし続けるべきです。
ましてや、受験をする年齢の若い頭のうちはいくらでも学力は伸ばせます。
スポンジが水を吸収するように知識が入ってくる年齢では、学力は必ず伸びます。
学力を伸ばさない行為の一番は、学力を伸ばそうとしない、つまり、何もしない、
ということよりも、もっと良くないと私が思うのは、
『やったつもりになる』という行為だと私は考えています。
『やったつもりになっている』のならば、やらないほうがいいと思っています。
タブレットやスマホのタッチパネルに触って学ぶ
動画を見て学習する
そのような学習がやったつもりの典型だと思っています
どんなに科学技術が進歩しても、いや、進歩したらなおさら、
人は学ぶために手と頭を使うべきだと思っています
手で書く、手で描く
筆記用具を使って紙に書く
そこに学びの原点とすべてが入っていると思っています
特に子供たちには、紙に書かれたものを目にして読んでそこから学ぶべきだと考えています
紙の辞書なんかもう使わないのでしょうか?
辞書や辞典や図鑑で調べて発見し、そしてついでに他のページまで見てまた発見し、書かれていることを写したりスケッチしたり、工夫してまとめたり、共通事項を整理したりする。
その人オリジナルのノートを作る。
そのような知的好奇心とリンクした学習が学力となると思います。
スマホのようなディジタル素材だとしても、人というアナログを介して自分オリジナルの整理の仕方を工夫して自分の頭に入れて学力にする
是非、学びには手を使うことをするべきです。
残念ながら意図しなければ手を使って紙に書いたりしなくなってしまいます
例えば、
空間図形が苦手なお子さんに、展開図から実際の立体を組み立てさす
一見、これは良いことのようですは私は反対です
図工的な美術的な観点ではいいかもしれませんが、算数的には平面の紙面に描かれた図形をいかに立体として見られるかが重要なのです。作って理解するのはある種当たり前です
紙に立体の見取り図を描く練習をすることをおすすめします。
空間図形ができる子は立体図形が描けます
空間図形が苦手な子はその逆です
3次元空間の奥行の発想です。高校で3次元空間を学んだ時に、小学校の時に苦手だった人は高校でも苦手になっています。
立方体や円錐、またはそれらが切られた図形を描く練習をしましょう。
図が描けると立体の感覚が身についてきます。
いずれにしても紙に書く(描く)学習は必要だと思います
学力を伸ばしたいのなら、しっかり手を使うことが重要だと思います
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