「価値観の見直し」は、アサーションのスキルを高めるうえでとても大切なプロセスです。
なぜなら、私たちの言動や反応のベースには、自分でも無意識に持っている“価値観”**があるからです。
◆ そもそも「価値観」とは?
価値観とは、
- 何を大事にしているか
- どう生きたいと思っているか
- 人や物事をどう評価するか
といった「自分の中の判断基準」です。
例:
- 「人には親切にすべき」
- 「迷惑をかけてはいけない」
- 「感情を出すのはわがままだ」
- 「他人より優れていたい」
こうした価値観が、自分を縛っていたり、無理をしていたり、アサーティブに振る舞うことを難しくしていることがあります。
◆ 価値観を見直すことで得られること
- 無理な我慢や気遣いが減る
- 自分の本音に気づける
- 「こうすべき」に縛られずに自由に表現できる
- 人との違いを受け入れやすくなる
◆ 価値観を見直すためのステップ
1. 「~すべき」「~でなければならない」に気づく
まず、自分の口ぐせや頭の中の声を観察してみましょう。
よくある例:
- 「人に嫌われてはいけない」
- 「頼まれたら断るのは失礼」
- 「相手に勝たなきゃ意味がない」
これらが無意識に自分の行動を縛っていることがあります。
2. その価値観は、今の自分に本当に必要か?を問い直す
「なぜそう思うの?」と自問してみましょう。
その価値観は:
- 子どもの頃に教えられたもの?
- 誰か(親・先生・社会)の期待?
- 本当に自分自身が望んでいる考え方?
と一歩引いて考えることで、手放していい価値観と、これからも大事にしたい価値観が見えてきます。
3. より柔軟な価値観に書き換える練習
古い価値観を否定するのではなく、今の自分に合った「ゆるやかで健やかな価値観」を育てていくことが大切です。
- 「人に迷惑をかけてはいけない」
→「時には助けを求めることも人間らしさ」 - 「感情を見せるのは弱い」
→「感情を伝えることは、自分を大切にすること」 - 「断るのは悪いこと」
→「断ることは、自分を守る大事な選択」
4. 新しい価値観で実際に行動してみる
価値観を見直したら、日常の中で少しずつその価値観に基づいて行動してみましょう。
違和感があっても、回数を重ねることで慣れてきます。
ストレスフリーな毎日を

