こんにちは!

お正月といえば「お餅」ですね。

最近は、パック入りの切り餅や鏡餅があるので
忙しい人に便利な世の中になりました。

昔は年末になるとご近所さんが集まって餅つき大会が定番!しかし今は激減していますよね。

私は幼少期に、父の勤務先の社宅に住んでいたのですが、
仲のいい家族が集まって、お餅つきをしたものです。

前の日から餅米を吸水させ、
大きな蒸籠で蒸して、
火傷しないように熱々を臼にあける。

お父さんたちが交代で杵でついて、
お母さんたちが水をつけた手で餅を返して、
子ども達が掛け声をかけている。

そんな姿を懐かしく思い出しました。

その後、片栗粉を広げたバットに
つきたてのお餅を広げてのし餅にしたり、
まあるく形を整えてお供え用の鏡餅を作ったり…。

つきたてを小さくちぎって「きな粉餅」や「あんころ餅」や、
海苔と醤油をつけて「磯部餅」にしたり…と、
美味しかったな〜。

そのうちに「餅つき機」が登場すると、
各家庭で餅つきをするようになり、
イベント的な餅つき大会がなくなってしまって、
なんだか寂しくなりました。

数年前にホームベーカリーの餅つき機能で何度か作ったことがありましたが、
今回はすり鉢とすりこ木を使って人力でつくことに初挑戦!

では、実際の作り方です。

もち米2カップは洗米・吸水後、
2カップより少なめの水で炊いてみました
(鍋に込めた水を入れ強火にかけ、
沸騰したら弱火で10分加熱。
炊き上がってから火を止め10分蒸らしました)。



ごはんは濡らした「すり鉢」に入れて「すりこ木」でつき、
時々濡らしたゴムベラでまとめています。



丸く形を整えるために、
(片栗粉の代用の)米粉を振ったカップに
餅を適量ずつ入れてしばらく放置。



形が落ち着いてきたら、バットに取り出し
手で形を整えて、また、しばらく放置。




今回は、米を蒸さずに炊いてしまったので
柔らかすぎたようでした。

そのため形がダレやすいので、再度カップに入れて
一晩冷蔵庫で寝かせてみました。



どの大きさがしっくりくるか?
いろいろと組み合わせて、ひと組を決定!

裏白(シダの一種)を庭から採ってきて、
天ぷら敷き紙を敷いて完成です。

なかなか、いい感じに出来上がりました。

買うのは簡単で楽チンですが、
手作りは、上手にできるかわからない不安感と
作り上げる楽しさと、
でき上がった時の達成感が得られ嬉しいですね。


昔の餅つき大会のお手伝いを思い出しながら
楽しい時間を過ごさせてもらいました。

これは、ワークショップなどで
お子さんたちと一緒に体験すると
良い食育になるかもしれませんね!

いつか、実現できるように、
頭の片隅にインプットしておきますね。

今回の反省点は、お餅が柔らかすぎた…という点。
お味もなんとなく薄い感じがしました。

そして、2日の夜には、早くもこんなふうに
大きなひび割れが発生❗️
鏡開きの際は割れやすくて楽そうですが…笑。

 

ということで、次回再チャレンジの時は
ごはんは「炊く」のではなく「蒸そう」と思います。


(そういえば、市販の鏡餅は長期間カビが生えずに、

しかも全然割れなかったような…何か魔法の粉が入っていたのかも?)

ちなみに自家製ならばもち米だけで作るので安心です

(市販のお餅の中には「 pH調整剤」「加工でんぷん」などが含まれていることも…)。

もしも市販のお餅を買うときは原材料を確認し(もち米粉調整品ではなく)

国内産水稲もち米100%を選びましょう。

以上、鏡餅作りのレポートでした。

ご参考になれば幸いです。

地球と自分にやさしいライフスタイルを提案する
(╹◡╹)JUNJUNこと中村純子