こんにちは。
日々の暮らしで未来を変える
家庭科力研究家の中村純子です。

今日は、投稿の中に時々出てくる
「かもすクッキング」について、
きちんとご紹介します。

かもすクッキングとは、
**「酵素を活かす発酵クッキング」**です。



■ ①「かもす」って何?:

かもす」は、漢字で書くと「醸す」。

発酵する、育てる、引き出す。
時間をかけて、本来の力を目覚めさせること。

そしてもうひとつ。
雰囲気を醸し出す」という意味もあります。

レシピ通りに再現するのではなく、
基本を大切にしながら、
その人らしい味やかたちを生み出していく。

同じ素材でも、作る人が違えば違うものになる。
それもまた「醸す」ということ。

かもすクッキングは、
正解をなぞる料理ではなく、
自分の暮らしに合った形を育てていく料理です。



■ ②どんな料理?:

かもすクッキングは、特別な日の料理ではありません。

毎日のごはんを、少しだけ整える料理です。

・発酵調味料で味をつける
・素材を活かしてシンプルに仕上げる
・体に負担をかけないやさしい調理

例えばこんな一膳。

麹由来の自家製発酵調味料で和えた野菜、
やさしく仕上げたおかず、汁物。

そしてデザートには、
豆乳ヨーグルトと発酵あんこ、
甘糀漬けのフルーツなど。

派手ではないけれど、ちゃんと整うごはんです。

また、かもすクッキングでは、
小麦粉・乳製品・植物性の油・甘いものといった
いわゆる「四毒」を、できるだけ控える考え方も取り入れています。

無理に我慢するのではなく、
自然と選ばなくなっていく。
そんな整え方を大切にしています。


画像
わが家で手作り 麹由来の発酵調味料

■ ③なぜ麹由来の自家製発酵調味料を使うの?:

かもすクッキングの軸は、
麹から作る発酵調味料です。

甘糀(濃厚甘酒)、塩麹、発酵あんこ、自家製みそなど。
(そのほか、豆乳ヨーグルトリンゴ酢などの発酵食品・調味料も取り入れています)

これらをできるだけ「非加熱」で使うことで、
麹の酵素の力、乳酸菌などの微生物の力、(加熱で損失する)栄養素などを最大限に活用します。

・素材の旨味を引き出す
・自然な甘みが生まれる
・消化を助ける


単に「味付け」だけではなく、
体と素材を整えるための調味料として使っています。

つまり、かもすクッキングとは
酵素を活かす発酵クッキング」なのです。

腸活はもちろん、血糖値を上がりにくくする食べ方にもなり、ついでに美活にも役立ちます。



■ ④なぜ、ここにたどり着いたのか?:

昔の私は、過敏性腸症候群、突発性蕁麻疹、口内炎などの体調不良に悩む時期がありました。

栄養士だからバランスよく食べているはずなのに整わない。
なんとなく不調が続くが、それが当たり前、体質なんだと疑問にも思わずに受け入れていたのです。

そんな中で食を見直し、
玄米菜食と発酵食品に出会いました。

そして気づいたのです。

何を食べるか」だけでなく、
何を摂らないか」、そして「どう調理するか」で
体は確実に変わるということを。

よく考えてみると、
両親は食生活の積み重ねで体を壊して他界。
仕事で関わった方は、糖尿病をきっかけに早逝されました。

は、静かだけれど確実に、
毎日少しずつ人生に影響していくもの。

だからこそ、
日常の中で続けられる形として
かもすクッキングを考案し、
日々実践するようになりました。

かもすクッキングを実践している私自身が、
健康で、楽しそうに暮らしていること。

それが、何よりの証明になると思っています。



■ ⑤かもすクッキングの大切な3つの視点:

かもすクッキングでは、
次の3つを頭に置いて調理することを
生徒さんにお伝えしています。

・素直(すなお):
基本に忠実に、まずはそのままやってみること。

・好奇心(こうきしん):
「こうしたらどうなるかな?」と楽しみながら、
自分なりのアレンジを加えていくこと。

・慮る(おもんぱかる):
素材や季節、食べる人の体調を想い、
そのときに合った形に整えること。

この3つがそろったとき、
ただの作業だった料理が、
ちゃんと「かもされた料理」になります。

逆に、このどれかが欠けてしまうと、

見た目はきれい、味もいい。
でも、どこか体にやさしくない。

そんな
かもさぬクッキング」や
酵素さよならクッキング
になってしまうこともあります。

ちょっとドキッとしますよね。

でも大丈夫です。
素直に、楽しく、思いやりをもって。

それだけで、料理はちゃんと“かもされて”いきます。



■ ⑥どんな方に届けたいか:

特に届けたいのは、こんな方です。

・これから赤ちゃんを迎えるかもしれない女性
・子育て中のご家族
・食事で体調管理や改善をしたい方
・介護食をつくる方
・食生活で健康的な暮らしを目指す方

がんばりすぎなくていい。
でも、ちゃんと整えたい。

そんな方にこそ、役立つ料理だと思っています。



■ ⑦この先の未来をどうしたいか?:

かもすクッキングは、
「食べること」から始まります。

でも本当は、それだけではありません。

着ること、住むこと、使うこと。
暮らしに関わるすべてはつながっています。

環境にやさしく、無理なく続けられる暮らし。
持続可能な生き方。

そのために大切なのが、家庭科力です。



家庭菜園でも、洋服のリメイクでも、
ごみの減量のためのコンポストの活用でもOK!

ご自分の興味のあることから。
できるところから、少しずつでも大丈夫です。

気がついたことから、暮らしを整えてみませんか?

そのきっかけとして、
このnoteの記事がお役に立てば幸いです。



特別なことはしていません。
ただ、やさしく“かもしている”だけです。



日々の暮らしで未来を変える!
家庭科力研究家
中村純子


<追伸>

画像
本日のかもす丼 定食

<お品書き>
⚫︎かもす丼
 雑穀入り玄米ごはん
 発酵しんなり野菜…さや大根・ブロッコリー・筍
 甘みそ和え…キャベツ・人参・玉ねぎ/れんこん
 自家製梅干し
 黒炒りごま

⚫︎アニマルフーズの低温発酵調理
  鯵・鰯・鮭/白金豚・鶏胸肉

⚫︎自家製豆乳の豆腐
 (ヨーグルトメーカーで作る)温泉卵
 クリーミー豆乳塩糀/醤油糀

⚫︎自家製豆乳のヨーグルト
 キウイフルーツの甘糀漬け
 リンゴ酢漬け…干し柿・金柑

⚫︎野菜と海苔のおみそ汁


<かもすクッキングのレシピはこちらから>

<Web講座のご案内>


<書籍紹介>
『一粒のお米から、おむすび、
しめ縄作りまで!バケツ稲づくり』
2025年4月9日にBooko出版から発売!



<テレビで紹介いただきました/2025.5.16.金>
中京テレビ 夕方の情報番組「キャッチ!」で
バケ稲本をご紹介いただきました。
こちらのYouTubeの2:40〜3:47位です。
よろしければご覧ください。