こんにちは❗️

随分と冷え込んできて
やっと季節にあった気候に近づいてきました。

本格的な寒さがやってくる前に
体を整えておきましょうね。

写真の干し芋は、JUNJUN農園で採れたさつま芋をカットしてから低温で焼いてみたものです。

お花の形に抜いたように見えますが

元々このような形のお芋でした(かわいいですよね)。

また糖化がちゃんと進んでおらず、
甘みが足りなかったので
ローストした後に天日干しに。

噛みごたえがあるので、よく噛んでいるうちに
唾液でデンプンが麦芽糖に分解され
少しだけ甘く感じられるようになってきました。

 

ちなみに、クリーミー豆乳塩麹をつけて食べると

美味しくいただけて、その上、消化を助けてくれます。

 

奥に置いてあるのは、さつま芋の茎と葉のお茶です。

常日頃から健康の秘訣は『腸をととのえること』
感じている私が、気をつけていることといえば?

自分にとって栄養のあるものを食べるとともに、
腸内細菌のごはんも一緒に食べてあげるということです。

善玉菌のエサとして、
オリゴ糖や食物繊維が良いことは有名ですよね。

そしてもう一つ忘れてはならないのが
レジスタントスターチです。

日本語で言うと『難消化性デンプン』。

これは(オリゴ糖・食物繊維と同様に)
人間の消化酵素では分解できないので
小腸を素通りして大腸(結腸)まだ届き、
そこにいる腸内細菌のエサになるのです。

善玉菌(酪酸菌)が活発になるとエサを食べて酸を出し、
腸内が酸性になります。

するとアルカリ性が好きな悪玉菌の立場が弱くなるので、腸内腐敗が起こらず、腸が元気になる…このような仕組みになっています。

そして栄養素の吸収率がアップすると身体中に栄養が行き渡るので、元気になり免疫力アップにもつながる。

栄養のあるものを食べる前に
腸を整えるのが先決であることがおわかりいただけますね。

ちなみにさつま芋を加熱したあと冷ましたものは
デンプンの一部がレジスタントスターチに変わり
腸まで届くのです。

前置きが長くなりましたが、
干し芋は、ローストしたさつま芋を天日干ししたもの。

加熱したては甘くて美味しくてホクホクしていますが
冷えると硬くなりぼそぼそしてきますね。

糖質の一部がレジスタンススターチに変わります❗️

つまり、さつま芋はアツアツで食べるよりも
冷まして食べた方が腸活にはおすすめなのですね。

そんな訳で本日は干し芋をご紹介いたしました。

ご参考になれば倖いです。

(^^)JUNJUN

 

レジスタントスターチに関する私のブログ記事はこちら↓

https://junjun.eshizuoka.jp/e2087526.html

 

こちらの書籍も勉強になります↓

炭水化物は冷まして食べなさい。

著者:文教大学教授 笠岡誠一氏