こんにちは! (*^_^*)
『10年先も“綺麗”で“健やか”に輝き続けたい』と願う40代の頑張り屋さんを見守り支える身近なアロマのプロ、香福(こうふく)アロマライフアドバイザー Piccoloです。
アロマ講座の時に、必ず丁寧にお話するのが『精油』っていったい何なの?ということ。
巷には
アロマオイル、という名のもとに
100%天然植物から抽出した精油 の他にも
芳香専用の合成オイル(天然精油のブレンドもの含む)や
フレグランスオイル そして
アロマエッセンス
… その他諸々が混在しています。
その中で
私たちアロマセラピストやアロマテラピーインストラクターがこだわるのは
アロマオイルではなくて、あくまで『精油(エッセンシャルオイル)』
100%天然植物から抽出された芳香物質(エッセンス)です。
素材として“精油”にこだわるだけでなく
使い方についても、“安全”のためにお守りいただきたいルールがあります。
先日、知人から聞いた話を一つご紹介しますね。
ひょんなことからアロマのお勉強を始めたA子さん。
指導してくださったB先生のアドバイスに従って、
手持ちの精油をミネラルウォーターに落としたりして飲んでいたそうです。
ある日、グラスのお茶に入れようかなと思って
まず手近にあったプラスチックのスプーンに、その精油を数滴垂らしたところ
精油落とした部分のプラスチックが“溶け”てしまったそうです。
それを見て以来、A子さんは精油をミネラルウォーターに入れて飲むのは止めたとのこと。
…どう思います?
そもそも、A子さんの使っていた精油、なんだったんでしょう?
精油の中には、たとえばリモネンなど、プラスチックを溶かす化学成分が多く入っているものもあります。
リモネンをたくさん含む精油(エッセンシャルオイル)としては
「レモン」のほか、柑橘系(おミカンの皮)の香りが代表格。
誤解しないでくださいね。
柑橘以外の精油なら、プラスチックを溶かしたりしないから安全、ということではありません。
逆に、紛らわしい話ですが、柑橘精油の中には、メーカーとモノによっては
「食品添加物」表示があるものもあります。
こと柑橘系の精油に限らず
お体やお肌に対する刺激になる精油(成分)はあります。
リモネンに限らずお体に働きかける(プラスの意味でもマイナスの意味でも)化学物質の集合体が精油、と考えてもいいですね。
確かに言えるのは
精油は化学物質であり、刺激物でもある(特に原液は)、ということ。
嗅覚刺激ということで香らせている分には
精油そのものがお体の中に入っていく量はごく微量なので心配するには及びませんが
例えば、
皮膚に塗布する
入浴の際に使う
湿布として使う
精油やそれを希釈したものが直接肌に触れるような場合には、
使用量はほんとに少しで大丈夫。
ましてや
素人判断で内用するのはもってのほか!!!
(医師免許をお持ちのドクターが例外的に内服を指示することもあるようですが、それは別の話です。)
くどいですが
精油は、化学物質であって刺激物。
使いようによっては危険な存在にもなり得ますから
それなりの基礎知識が必要です。
そしてもう一つ。
精油は“天然”の産物。
ですから、成分である化学物質の量・比率は一定ではありません。
だからこそ、控えめの量で使っていただきたいのです。
精油1滴の持つパワーはかなりパワフルです。
たくさん使えばイイ、というモノでは決してありません。
むしろ、たくさん使うこと(使い過ぎること)で思わぬリスクが高まるとも言えます。
常々おうちでアロマを活用して
ご家族みんなですこやかに、と願っている私ですが
使い過ぎ厳禁・やり過ぎ厳禁、ということも
どうぞお忘れなく。
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