<実感> 香りは、脳を刺激します | 府中★桜通りのホリスティックな教室&サロン「粋香」オーナーのブログ

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府中駅徒歩5分の小さなプライベートアロマ教室・サロン、アロマ&ハーバルセラピー粋香です。ココロとカラダ・肌の健康をメインテーマに、ホリスティックなホームケア・セルフケアをお伝えしています。アロマとハーブが得意技です。

ふとした時に嗅いだ香がきっかけで

記憶がば~っと拡がった経験、ありませんか?

先日、虫よけスプレーを作っているときに、
軸となるシトロネラの香りにプラスするものを選ぼうと

手持ちの精油をあれこれチョイスしていたときのこと。

“アタシらしい”ブレンドにしたくて
和精油のなかから、とっかえひっかえ、クンクンかいでおりましたところ

久しぶりに
10代の頃の記憶がブワ~っと押し寄せてまいりました。

その口火を切った香りがこちら。

樟脳

筑後樟脳。

筑後というのは、福岡県の南部の方の別名でして
樟脳は、クスノキの枝葉から採られます。

私が香りを嗅いだのは精油でしたが
「樟脳」という場合
カンファーという化学物質の“結晶”を指すことも。

その結晶は
昔から衣類の虫除けに使われていたものです。

私が樟脳の精油を嗅いで真っ先に思い出したのは
祖母の家のこと。

九州のド田舎、田んぼに四方八方を囲まれた家で
お着物がたくさんあったので

虫よけに、ということで
祖母が和ダンスに樟脳を使っていたのだと思います。

樟脳の香りがきっかけになって
小・中学校の頃、祖母の家で過ごした夏休みのことを思い出し、
祖父のこと
従兄弟や従姉妹のこと
伯母・叔母のこと
曾祖母のこと

記憶の連鎖がものすごいスピードでつながり拡がって行きました。

最後の最後に記憶が落ち着いたのは
この映像(イメージ)
線香花火

夏の間中、何度も何度も楽しんだっけ。

ほんのちょっと嗅いだ樟脳の香りが脳の奥に響き渡り、
様々な景色と懐かしい顔、楽しかったこと…
眠っていた記憶を引っ張り出してくれたみたい。

香りって“脳”の奥を刺激するんだな~、ということを
改めてしみじみと実感いたしました。

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府中・桜通りの香と彩の癒しサロン 粋香 -Sui・ka-

   置時計


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