彼女は、

むちゃくちゃ、かわいいんです。

 

 

抱きたいって衝動が、

抑(おさ)えられません。

 

 

こんなかわいい子の、

目蓋(まぶた)なんか、

舐めているからです。

 

 

目玉のない彼女の目蓋は、

ピンク色の襞(ひだ)で、

舐めれば、舐めるほど、

濡れてくるんです。

 

 

そのうえ、

僕が舐めると、

彼女は、「いい~、いい~」って、

声を出します。

 

 

これ、抱けますよね?

 

 

それで、

ホテルに誘ったんです。

 

 

ところが、

彼女は、

桜の木を目の中に入れてしまって、

痛くて、

それどころじゃないんです。

 

 

舐められて、

いい~」って言うのは、

痛みがやわらぐから、らしいんです。

 

 

女の子は、

自分のかわいさが、

ちゃんと、

わかっているんでしょうか?

 

 

いい~」なんて、

声を出されたら、

男は、その気になりますよね?

 

 

もう、

抱きたくて、たまりません。

 

 

・・・・目蓋の裏には、

ないですね

 

 

見えるのは、目蓋の裏なんですけど?

 

 

めくって、見ても、

桜の木なんて、ないです

 

 

じゃ、やっぱり奥かしら?

 

 

でも、

指じゃ、届かないし・・・

 

 

僕らは、

広い公園の芝生の上にいます。

 

 

辺りを見回します。

 

 

近くに人は、いません。

 

 

もっと長いものがあるんだけど?

 

 

長いもの?

 

 

入れても、傷とか、つけないし・・・

 

 

固くないってこと?

 

 

固いんだけど、やわらかいんです

 

 

固いけど、やわらかいの?

 

 

胸の中で、

ピンク色の波がうねって、

僕を、突き動かします。

 

 

そんな、いいもの、持っているの?

 

 

入れても、いいですか?

 

 

お願いします

 

 

これ、

見えていたら、

絶対にムリだろって、

思います。

 

 

でも、入れてしまうんです。

 

 

あとは、

無我夢中です。

 

 

ところが、

ふと、気づくと、

彼女が、いません。

 

 

僕は、あわてて、

ジーンズを上げながら、

辺りを探します。

 

 

芝生の中に、

丸いものが2個あります。

 

 

ひろい上げてみると、

目玉なんです。

 

 

 

ー つづく ー

 

 

 

目玉が見つかって

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