お金になる仕事が得意な人もいれば、お金にはならないけど大事な仕事をする人 | 天下泰平

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〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜

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七夕神事の際。

審神者(サニワ)である長典男さんに伝えられた「天之御中主神(アメノミナカヌシ)」と関係する存在から伝えられたメッセージ『男とはなにか?女とはなにか?それがわからぬのなら、人として生きよ』

これについて、もう少し具体的な内容や意味がわかったということで、長さんよりメッセージを頂戴したので、以下に補足として転載しておきます。

<女とはなにか?>

女性性の時代に移行しつつある今、世の女性たちはこれからの時代に即した立ち位置というものを理解した上で、女性が女性であることの意味を理解しなくてはならない。

このことをよくよく考えることが必要だろう。

単に競争社会の中で男性と争い、それを打ち負かしたとしても、そこに何の意味があるだろう。

だからといって男性に媚を売ればいいというものではない。

それだけの存在であると判断したのであれば、それも甚だしい見当違いとしか言い様がない。

<男とはなにか?>

それでは、世の男性たちはどうだろう。

女性性の時代の中で、どの様に自分の立ち位置が変化するのか、それを知覚していくのが大切なことだろう。

そして、これから始まる女性性の時代の中で、男性が男性として存在している意義を理解していかなくてはならない。

今までと変わらないと考えているのならば、それは大きな思い上がりと認識不足でしかない。

これからの時代の流れの変化は、人間であるお前たちが言うところのブロックチェーン技術という考え方に近いものになるだろう。

この考え方とそれを補佐するAI技術とが社会の主流となっていくだろう。

その技術の基本的な構成要素は、女性性の社会としての考え方であることに誤りは無いが、それだけで全てのものが成り立つわけではないことも認識する必要がある。

これまでと同じと考えるのは浅はかな考えでしかない。

これからの数年間に起こるだろう変化は、今までと同じ様でいて、その実は決して同じものとはならない。

それがどの様な意味を含んでいるのかを理解し、その流れに沿って思考も意識も再構築する必要がある。

<それがわからぬのなら、人として生きよ>

もし、これまで伝えた言葉の意味が解らず、時代の流れにただ流されるのであれば、何も考える必要は無い。

そのような者は、旧態依然として権力に群がる亡者どもに支配される人間として生きよ。

「人として生きよ」“人”の意味は“支配される人間”であったとは、なかなか厳しいメッセージです。

確かに今は、大きく時代が移り変わる転換期。

男性性の時代から女性性の時代への移行。

男社会の中で女として生きるのは容易なことではなく、女性もサムライとなって男性に負けずに競争社会で必死に生きて行くことが求められてきましたし、今もその流れが続いています。

常々思うのが、この国、この社会の中では、女性が単独で生きて行くのは楽じゃないということ。

特に経済的な面では強くそれを感じ、男性をはじめ、両親や誰かに生活のサポートを頼らざるを得ない状況にあると思います。

まして、シングルマザーともなれば、子育てと仕事の両立となり、そのバランスをとるのは本当に大変なことだと思います。

子供やお年寄り、病気や障がいを持っている人に優しい社会づくりも当然ですが、女性にとって生きやすい社会づくりをすることが、この先の国、自治体にしろ、小さなコミュニティでも大事なことだと思います。

女性にとっても生きやすい社会=女性の社会進出、それが男世界の中に女サムライを生み出す結果となったようにも思えるので、女性が女性である本来の意味、役割を根本的に考え直し、それが最大限発揮できる社会の構築が必要なのかもしれません。

今は社会で生きて行くには、老若男女問わず、お金が必要な時代。

まずはお金がなくても、生きるに困らない環境を作り出すのも大事ですが、それは単純に自給自足をすべてやるということだけでなく、お金の面も含めてみんなで助け合って生きていくことも1つの手段だと思っています。

お金になる仕事が得意な人もいれば、お金にはならないけど大事な仕事をする人もいます。

すべて、お金になるかどうかだけで仕事の価値の基準が決まっているのもおかしな社会であり、お金にならずとも、その人にしかできない仕事、役割、女性なら女性が得意とする仕事、役割があると思います。

それらがすべて循環すると、お金が必要な時代でも、皆が楽しく自分の好きなことをやって幸せになれる道があるように思えます。

そして、女性性の時代に移行するにあたって、これからの男性はどうなっていくのか。

このメッセージの主が言っているように、男性も立ち位置を変えていかないと、この先の時代は非常に生きづらくなってくると思います。

家庭の中でも仕事場でも亭主関白のような男性性の生き方中心でいると、やがて社会の中で自分自身の居場所がなくなってしまうかもしれません。

男気、男の腕の見せどころは必要かもしれませんが、女性性の時代において、あまりにも偏った男性性の時代の価値観、あり方は不要になってきます。

「これはこういうもんだ」
「こうでなければならない」


古い慣習が抜けきれず、頭が堅い人ほど、今後はますます生きずらく、居場所のない世界に・・・。

男性、それも歳を重ねれば重ねるほど、その傾向は強くなるので、意識的に身も心も頭も緩めていく必要があると思います。

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特に65歳から69歳の団塊の世代の男性は、男性人口の中でももっとも多い層。

一方で、この層が大量に覚醒すると、日本の男性人を良い方向へと導いてくれるようにも思います。

自分にとっては親の世代(がんばれ父ちゃん!)。

いずれにしても、時代は変わっているのに、そのことにも気づかず、これまで通りに親の言うまま、学校の言うまま、社会の言うままに疑問を持たず従い、自分自身で考えて自分らしく生きていかないと、時代は変わっても、変わらない支配のもとで「人」として生きていかないといけないようです。