1月5日から1月25日まで今年最初の水星逆行 | 天下泰平

天下泰平

〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜

mercury-retrograde-path-copyright2012romanolehyaworsky

お正月休みも明けて、昨日や今日から仕事始めという方も多いかもしれません。

「休みボケから頭を切り替えて今日から心機一転、2016年を気合い入れて頑張るぞ」

そう思いたい気持ちも山々ですが、本日1月5日から1月25日までは、今年最初の「水星逆行」期間でありあります。

2016_Mercury_Retrograde

2016年の水星逆行期間
1回目:1月5日~1月25日
2回目:4月28日~5月22日
3回目:8月30日~9月21日
4回目:12月19日~2017年1月7日

占星術を知らない人でも1度は名前を耳にしたことがあるかもしれませんが、水星逆行とは、太陽系の中で一番太陽にも近い水星が地球から見て逆方向に進むように見える目の錯覚の天体現象であり、1年に3回~4回ほどの頻度で1度に3週間ほど続きます。

西洋占星術の考え方で水星が象徴しているのは、コミュニケーション・通信・連絡 ・知識や知性 ・技術、テクノロジー ・旅行 ・輸送などであり、これらの分野やキーワードが水星逆行中は、大きく乱れたり、上手くいかなかったりする現象が起こりやすいと言われています。

水星の逆行中に起こりやすいこと
・交通機関が乱れ、遅延
・勘違いや誤解による意思疎通がうまくいかなくなる
・判断ミスが増える
・株価や為替が乱高下する
・通信障害(パソコン・電話・FAXなど)
・交通機関などダイヤの乱れが発生しやすい
・仕事などの計画が予定通りに進まなくなる
・以前考えていたことや決めたことをもう一度、見直したりやり直す必要が出てくる
・最近、連絡を取っていなかった人から連絡がある、久しぶりに出会う
・体調が悪くなる、眠くなる、ぼんやりする、集中力がなくなる

アクセルを踏みながらブレーキを踏む、もしくはサイドブレーキを引きっぱなしで運転しているような期間であり、気持ちは全力疾走なのに思うように進まなかったり、上手く運転ができない期間となります。

とはいえ、たかが太陽系の一惑星の錯覚現象。ここは地球だし、いちいちそんな宇宙のことまで気にしていたら日常生活を送るのに疲れてしまうと思いたいところですが、太陽系の惑星に比べたら小さな月の影響でさえ地球や人体のバイオリズムを左右するほど大きな影響を与えているので、こういった占星術は、簡単には無視できない一面もあります。

個人的には、昨年から水星逆行を意識するようになりましたが、確かに1年前の水星逆行中には強烈なトラブルが起こったので、それ以来は「結構影響があるかもしれない」と少し慎重になっています。

だからといって、何も悪いことばかりが起こるわけでなく、いつもよりも変化やインパクトのある出来事が多い期間であり、この期間に起こった思わぬ出来事が、後々にとても重要な意味や結果をもたらしたりもするので、仮に嫌な気持ちになることが起こったとしても、それを後まで引きずらないで、とりあえずは淡々と過ごすことが大切かもしれません。

ただ、いつもより何かにつけて慎重になったり、確認をしっかりすることは大事だと思います。

移動が多い人は、交通機関の乱れがあるかもしれないので、余裕を持ったタイムスケジュールにしたり、人とのコミュニケーションの中で意思疎通にミスがあるかもしれないので、早とちりしてすぐに感情的に考えたり行動せず、今一度相手の言った意味をゆっくり考えるように意識したりと、未然に防げるトラブルも多くあると思いますので、冷静・慎重・確認など、普段から大事なことをこの期間は特に意識的にすると良いかもしれません。

逆に少し眠くなったり、体調が万全でない、なかなか本腰を入れて集中できないなどの心身が本調子でないケースもあるので、すべてを水星逆行と結びつけては元も子もないですが、少なからず影響もあるので「あぁ、これも水星逆行の影響かな・・・」と考えて、せっかくの新年のスタートがスロースタートでも気にしない方が良いかもしれませんね。