いまこそ「百匹目の猿現象」を起こすとき | 天下泰平

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船井幸雄のいま知らせたいこと(2012年3月26日)

03)

船井幸雄の大遺言
 3月19日のこのHPにも少し書きましたが、今年4月4日、青萠堂刊予定の私の最近著【船井幸雄の大遺言】が、今月末には書店店頭に並びます。変な題名と思われるかも知れませんね。そこできょうは、この本のことに少し詳しく触れたいと思います。
 まず、同書の「あとがき」を全文紹介します。この本は2月2日から創りはじめ、2月中旬には、ほぼまとめあげていました。
 初校を行なったのが2月25日と26日です。特殊な創り方(文章のまとめ方)をしましたので、4回から5回は校正をしました。最終校了は今月の7日ごろでした。こんなに時間をかけて苦労をして創った本は400余冊の著作中でもはじめてですが、おかげさまで、いままでの多彩な人生経験や、ここ5年以上も苦しみぬいた原因も治療法も不明の難病にどう対処するべきかの答も、すっきりいたしました。それらをこの「あとがき」で同書の結論として「総まとめ」しています。そこで、まず、この「あとがき」からお読みいただければ幸せです。

あとがき(本書の結論)

すばらしい世の中をこうして創ろう

 本書をまとめはじめた今月初めごろ、私は体調が全くすぐれませんでした(去年12月からのことです)。近々の「あの世行き」さえ覚悟しました。
 そのため、最近の私の発信したブログ記事の中から体系的に大事なことを選び、大幅な修正をしながら大遺言と題して一冊の本としてまとめに取りかかったのです。
 それが本書です。しかしその間に徐々に、体調がよくなってきました。
 かなり回復してきた一昨日、昨日と二日間、校正のために全文を読みなおし、さらに文章をプラス発想的に付加変更しました。
 本書内では、いま日本人だけでなく、世界中の人に言いたい多くのことを、いそいで遺言的発想でとりまとめましたので内容が一貫していなくてばらばらです。言いのがしたこともあります。この「あとがき」内でそれらも補充し、まとめて結論づけしたいと思います。
 世の中で生起することは、「全て必然、必要」と考えられます。
 いま考えますとこれから記す結論を導き出すために、本書の第1章から第4章の文章が、必然、必要だったように思います。また、本書のまとめはじめに私が最悪の体調だったのも、その理由の一つのようです。
 すでに読者の皆さまがお気づきのように、去年、2011年あたりから、あらゆる面で世の中が大変化しはじめたのが、だれにでも分かるようになってきました。
 日本の去年の3・11大震災やその後の、世界中の天候異変はもとより、現状での短期的な経済予測をしますと、アメリカ経済は赤字の積み重ねの上に不動産市場の低迷と実質失業率20%超という実情で崩壊直前ですし、EUはギリシャ問題の引きのばしが期限ぎれでもうすぐ崩壊まちがいなしと言えましょう。米欧の経済低迷で、輸出が激減したうえ不動産価格の下落や年間10万件の暴動などで中国も、どうにもならないもようです。
 日米欧の金融緩和でいまの世界の株価はバブル状況になっていますが、欧米の金融バブルは必ず近日中にインフレ化し崩壊するでしょう。私でも分かります。
 このようにポイントを見るだけで、今月20日ごろからのドル・ユーロに対する急速な円安も、近く修正されるはずだ…と言えそうです。いま安心できるのは、日本の優良株式とゴールドくらいしかない市況状況ですが、数年先に資本主義の行きづまりが必至であることを考えますと、もう目先の市況にあくせくしたり、日々の利益を追求するのに汲々とする時ではないようです。
 だから、本書では、かなりマクロに、ものごとを各面から把えて述べました。
 ところで結論をいそぎましょう。
 本書の中で『聖書の暗号』については、かなり詳しく述べました。その中の「悪のコード」の予測はよく当たります。理由を言いますとアカシックレコードを暗号化したもののようですから当たって当り前なのです。しかしそれよりも、いまは、その中の「愛のコード」の予言が重要なのです。
 この「愛のコード」の中に、「日月神示で示されることは正しい」と強く示されております。本書内では、残念ながら、ほとんど「日月神示」については述べることができませんでした。しかしこの神示については参考になる本が多くありますし、今年4月下旬に、本書のすぐ後で学研パブリッシングから出る『4つの超常識対談 飛鳥昭雄×船井幸雄』には私が実に詳しく分かりやすく述べています。ぜひ御一読ください。
 「愛のコード」と「日月神示」を参考に本書の結論を言いますと、①よい世の中を創るのは、主として日本人の役割である。②このまま行くと今年から数年内に大難が人類を襲うが、それを小難にする方法はある。③日本人よ、人間性を高め、「自然の摂理」に従って正しく生きなさい。④ただ、本当のユダヤ人と仲良くし、シークレットガバメント(闇の権力者)=(フリーメーソン)をぜひ抱きこんでください。それらが大事なことになります。⑤あとは「日月神示」を詳しく知り、示されていることを実践してください……というようにまとまります。これが対処法の結論です。
 いままでのところ「日月神示」の予測や発言は100%といっていいほど当たっています。神示の内容も良識者なら完全に納得できることばかりです。読者の知識としては、最低限、本書で書いていることを知ってもらえば、大丈夫でしょう。そして、全てを「おおきに」と感謝することです。これが本書の大事な結論なのです。
 これだけのことを、どうしても、この「あとがき」で本書の総結論として書きたかったのです。
 これで、「河内のおっさんの大遺言」も活きることになります。
 ありがたいことに、今月中旬から、私の体調が徐々にですが回復してきています。まだ、電話で話をしたり講演はムリですが、ここ一年余り四六時中必要だったマウスピースも、いまは外せるようになりました。きょうは少ししゃべれます。
 ともかく①大事なことは知ってほしい。②そして正しく生き、正しく対応してほしい。③「われよし、お金よし、いまよし」の概念をできるだけ減らしてほしい。④すばらしい未来が到来する可能性は非常に多くある。しかも、それの実現には人類、特に日本人に大事な役割や使命がありそうだ……ということをぜひ知り、世界中の人々にもこれらを知ってもらい、プラス発想をして前向きに生きてほしいのです。

 以上で本書ならびに「あとがき」でもっとも言いたかったことを書き終わりました。
 79年、生きて分かったことは、世の中で生起することは、全て必然、必要であり、どんなことも肯定し感謝すればその意味が、はっきり分かりますし、プラスになる………ということでした。
 やはり、全てに「ほんまにおおきに」が正しい生き方だと言えそうです。

 きょうは2012年2月27日です。
 うまく「まとまった本になるだろうか」と思いながら文章の大幅カットや付加などの修正をくりかえした本書ですが、そこそこよい本ができたように思います。
 なお本書の原稿のとりまとめに当たって版元の尾嶋四朗社長には、いろいろとお世話になりました。尾嶋さんに感謝し、「あとがき」のペンを置きたいと思います。
 人類の力と努力によって、すばらしい世の中が近々に到来することを信じております。さいごに、そのためにも読者の正しい生活の実践と御活躍を祈っています。

2012年2月27日 午前11時30分
(株)船井本社 熱海オフィス 会長室で
船井幸雄(転載ここまで)


 なお、同書の主な目次も、つぎに掲載しておきます。

まえがき
河内の「おっさん」の本音──ずばり本音で綴った日本と日本人への真実の本 

第1章 ほんまにおおきに、いよいよ よい世の中になるぜ  
 *「言いたいことが、90%以上書けるようになった」
 ――「船井メールクラブ」が発足――

第2章 最近の本音より         
 *「一般ブログでも、ここまで書ける時代になった」
 ――いよいよ日本人の時代だ――

第3章 知恵の塊、必ず読んで理解しておこう
 *「こんなにすばらしい単行本が、次々に発刊される自由でたのしい国、日本」
 ――自由が何よりも大事――

第4章 多くの人が読んでくれた最近の発信文ベスト12  
 *私の関心と読者の興味が一体化した、これからの時流にあった思考
 ――生き方の基本と今後の対処法が分かった――

あとがき(本書の結論)
  すばらしい世の中をこうして創ろう


 以上のような本です。
 なお、少し付言をしておきます。
 2月12日ころまでは、口腔内の異常で全くというほど発言できず、もちろん喰べにくく、夜は睡眠不足で、いよいよ「あの世行きか」と覚悟した私ですが、その後、急速に、口内異常も体力も回復して来ました。
 いま正常時に比べますと、
 口内の状態は1/5くらい
 体力全体は1/3くらい
 仕事も1/5くらいはできるようになりました。

 3月に入ってからは1時間弱ですが、講演も行ないました。
 その理由は、特別の魔法をはじめたからです。
 『ザ・フナイ』に連載記事を書いてもらっている天才(?)といってもいい五井野正先生に、1月23日に彼の開発したGOP(五井野プロシジャー)を、ちょうだいしました。欧米では有名な万能の治療薬(?)と言ってよいものだといいます。ただ日本では、全く無視されてきたのがGOPです。
 これを昼、夜と服んだのです。そうすると翌日、1ヵ月ぶりに声が出ました。それで4日目の1月26日には30分強ですが、講演もできたのです。
 ところが、2月に入り、GOPが無くなると、以前並みに体調も口内も急悪化しました。そこで、五井野先生にムリをたのみ、2月9日にまた創って届けてもらいました。それを2月10日ころから服み出したのです。以降、続けています。
 まちがいなく卓効が私にはありました。
 もちろんGOPのように医師や日本国が無視していますが、効果のありそうな療法を私は去年から真剣に調べていましたが、とんでもないことが分ってきたのです。医師が見放した難病に効く、すばらしい療法がいくつか見つかりました。
 これらを本格的に研究しますと、いま40兆円近い医療費が1/10以下になることも確実だと思います。
 その主なものと効果を4月5日の「船井メールクラブ」の発信日に、公表できる範囲で発信の予定で、いま原稿をつくっています。
 詳しくはそちらを見てください。
 ともかく、おかげさまで、私は自分のカラダの回復だけでなく、これらによって人類を病気より解放できるのではないかと、GOPの卓効で希望を持ちはじめました。
 と言いましても、まだオーラル・ジスキネジア、舌咽神経痛、歯の不完全さ、よだれ、発言のしにくさ(電話ではスムースに話せません)、喰べにくさなど、正常の時の口内に比べると、1/5くらいしか私の口内はまともに機能していません。痛みやしびれも続いています。
 とはいえ、それ以前の100日間ぐらいの辛さ、痛さに比べると夢のようです。痛みどめをはじめ、薬はほとんど止めました。奇跡と言っていいことが、起こりましたし、私自身、非常に喜んでおります。
 拙著に『大遺言』と名づけたのを、そのままにして発刊したいのは、このうれしさと、「大」という字の①大きい ②豊か ③秀れている ④最上級 ⑤美しい などの意味を捨てがたいからです。
 ともかくこれらの一部を書いた3月12日と19日の『船井幸雄.com』の発信文と、4月5日の「船井メールクラブ」の発信文をぜひ御覧ください。それによって本書で言いたいことがよく分かってもらえると思っています。

 また、実は私は直感力の研究を80年代から米国人の専門学者と科学的・体系的に行なってきました。
 もちろん、自分でも勘に磨きをかけました。それには多くの裏づけもあります。
 はっきり言いまして、今年から1-2年の日本は大きな天災、人災に襲われる可能性が強いと思えるのです。首都圏直下型大地震、東京湾から相模湾にかけて30m級の大津波、ポールシフト(日本海=S極、南大西洋がN極になる)による大被害、富士山爆発(噴火)の可能性、フォッサマグナの大異変などが2012年中にもかなりの確率で現実に予測されています。
 国や科学者には、それらへの対応は不可能でしょうから、私の知っている有意の人による対応も行なわれています。それらのことをいろいろとわかるだけに、『大遺言』などという本も創ったのです。それらの実情が『ザ・フナイ』の2012年4月号に、数人の人によって、かなり詳しく説明されています。

 ぜひ『ザ・フナイ』の4月号をお読みください。税込1450円です。そして各自で現実の事情をお知りのうえ、対応策をお樹てください。念のため少し付言しました。よろしく。
=以上=(転載終了)

 有り難いことに、船井幸雄会長のホームページにて自分が書いた『ザ・フナイ』の4月号原稿の内容(首都直下型地震、富士山の噴火、フォッサマグナの異変、ポールシフト)が一部紹介されました。

古くから当ブログの読者の方はご存知であると思いますが、自分は船井会長にかなり大きく影響を受けた一人であり、まさに、この世界(?)に入ったきっかけを与えてくれた人であります。

思えば、20代前半で自分なりに世の中の真理を解明したと思い上がっていた頃があり、周囲の人にも「ようやく世の中の仕組みが解けたから、やがて本でも出すかもしれない」と冗談っぽく言ってましたが、ある時に「船井幸雄」という人物を知り、そして著書を読みあさって驚きました。
「自分が思っていたことがすべて、それもより詳しく完璧に体系化されて書かれている・・・」と、悔しい気持ちどころか、何よりもこの「船井幸雄」という人物へ異常に関心を持ち、そして講演会にも足を運んで壇上の下で雲の上のような存在の人を憧れの視線で眺めていたものです。
根っからのインディゴ気質があったため、幼い頃より教師、親を含めた大人全員を鼻から信用せずに反発していましたが、ようやく20代にもなってから心から尊敬できる「大人」に出会えたと思いました。

もちろん、影響力の大きな方だけに船井会長を苦手な方の話や色々な噂も耳にしますが、自分にとっては今も変わらず心の師であることは変わりません。だから、まだまだ長生きして欲しいし、早く体調が良くなって再び現役として元気な姿で活躍して欲しいと心から願っています。

そして、船井会長が目指している「百匹目の猿現象」を本気で実現しようと応援しています。
「百匹目の猿現象」とは、以下のような現象です。

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「百匹目の猿現象」
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宮崎県串間市の石波海岸から200メートルほど離れたところに、「 幸島」(こうじま )と呼ばれる小さな島がある。

この島では1948年に京都大学の研究グループがニホンザルの観測を開始。52年にはサツマイモの餌付けに成功。翌53年には「イモ」と名付けられた当時1歳半のメス猿が、それまでどの猿も行わなかった「砂のついたサツマイモを川の水で洗う」という画期的な行動を発明した。

この行動はやがて少しずつ群れの中へ伝わっていく。するとある日、幸島でサツマイモを洗うニホンザルが臨界値(例として「100匹」)を超えたとき、不可思議な出来事が突然起こった。それまで数年かけて少しずつ広まっていった芋洗い行動が、この臨界値を超えた途端、まるでテレパシーでも使ったかのように幸島の群れ全体に一瞬で広まったのである。

しかも驚くべきことに、この行動は幸島から200キロ以上も離れた大分県の高崎山の猿の群れや、そのほか日本全国にあった猿の群れにも広まっていた。(空間的にも物理的にも大きな隔たりがあり、交流など全くなかったのにもかかわらず)
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 この現象は猿に限らず人間の世界でも同じような現象が起こると考えられ、ある一定数の「有意の人(意識レベルが高い人)」が地球上に存在した瞬間に、一気に地球全体の人々の意識が一変するではないかと言われているものです。

しかし、我々の潜在意識が根っこの部分で全人類、そして地球意識ともすべて繋がっていることを少しでも認識している人にとっては何の異論もない当たり前の現象のように思えますが、残念ながら、この「百匹目の猿現象」については、一般的な学者をはじめ、ネット上でも多くの人々から「ガセネタ」であると言われ続けています。

もちろん、その批判者の中には「百匹目の猿現象」を本当に起こされたら困る勢力もいるので、批判の中には意図的な策略も多いとは思いますが、本気でそんなバカげた現象が起こりえないと思っている人も少なくはないです。特に幸島の猿の中では、最後までイモを洗わなかったのは年を取ったオス猿だったそうですが、何となく人間の世界でも分かる気がします・・・。

しかし、船井会長をはじめ、五井野博士、それに表にはまだ出ていないヒマラヤ聖者クラスの裏で極秘活動している有識者達は、皆言葉や表現は違えど「百匹目の猿現象」と同じ理論を元に活動しています。世界の人口から見れば、それらは本当に極々僅かな光の集団かもしれませんが、それがあっちこっちで確実に大きくなって来ています。だから、誰が何と言おうとも、間もなく「百匹目の猿現象」は地球で起こるものだと確信しています。

 これから大激変本番を迎え、いよいよ世の中があたかも地獄のような世界に、そして隣人が悪魔のように思えることがあるかもしれませんが、見た目の世の中の仕組みが変わるのには時差があっても、人々の意識は「一瞬」で変わることが出きると思っています。

だから、すべてが99.99%ダメそうに思えても、決して悲観せずに最後まで望みを持つことは大切だと思います。9回裏2アウトフルカウントで大逆転の満塁ホームランが飛び出すかもしれないのです。

「しかし、百匹目の猿現象の仕組みは理解しても自分には人を変える影響力もなければ手段もない」と嘆く人も多いですが、幸島の話で「空間的にも物理的にも大きな隔たりがあり、交流など全くなかったのにもかかわらず」とあるように、誰が見ていなくとも聞いていなくとも、孤独にコツコツと良い意識を持って日常を行動していれば、やがてその小さな光が世界を一変させることに繋がります。だから、他人を輝かせようと思う前に、自分自身がより輝くのが結果的に多くの他人を輝かせる近道だと思います。

そもそも、人が他人を変えることは根本的には不可能だと思っています。きっかけを与えることは出来ても、最終的に変わるかどうか決めるのは本人次第であるので、当ブログもそれを前提とした上で自己満足の世界でモクモクと書いているのみです。ただ、もちろん少しでもスイッチが入りやすくなるような言霊の仕組みなどは使っていますが…。

と、エラそうなことを言っても自分自身もまだまだ半人前なので、とにかく「依存しない」「自立する」ことをテーマに、より輝けるよう今後も活動していくのみです。

そして、話がそれてしまいましたが、まだ船井会長をあまり知らない方は、是非とも【船井幸雄の大遺言】や他の著書などもご一読して頂けたらと思います。あと、良かったら『ザ・フナイ』の4月号も。
よろしくお願いいたします。