CP(中古) ★★★
デザイン ☆☆☆
手放せない度 ☆☆☆
遂にやってきたぜ!
Made in Swezerland
白銀の貴公子、ゴールドムンドさんです。
我が家にこなかった理由は
別に好きなブランドじゃないの一言ですがw
一度は聴いてみたいじゃないですかって
言うのはジェフと一緒ですね。
さりとて最近のモデルは高価すぎて手が出ないので
今回購入したのは90年台前半ぐらいに発売のプリアンプMIMESIS 7です。
世代的には80年代にスイスでの事業を発足した同社としては
昨今の「Eidos 20A」で名を馳せた
一線を画す中身開けても全然OK!な時代の製品です。
デザインに関してはシンプルな見た目。
レコーディング系の機材にも似ていますが、
静観な趣のあるデザインです。
ジェフローランドの初期のコンヒレンスもそうですし、
クレルの初期のPAMも言えるんですがシンプルな方が
かっこいいんですけどね~。
かつてのハイエンドアメリカの無骨さが光る一方で
ゴールドムンドは工作精度が素晴らしいです。
シンプルでありながら高品質という
派手さは無い世界ですが、実に一級品の香りがする見事な製品ですね。
ボリュームなんて、まさに熱したナイフをバターに入れる感触。
適度な粘りのある素晴らしい使い心地です。
これぞハイエンド。
レビンソンなんて、ボリューム触れた瞬間に
「おもちゃじゃないか・・・」と感じさせる製品が多々あるのですが、
「アメリカと一緒にすんな!」って感じのスイスの風格です。
構成としては、バランスなしのRCA入力のみです。
出力はRCA一系統と結構割り切った構成ですね。
電源は別筐体というか、アダプタみたいになっています。
次に製品化したMIMESIS7.5とかだと同一筐体なので分けた理由は謎ですが
時代的にもスイッチング電源ではないはず・・・
箱を開けると、トロイダルコアでした。
本体の天板が開かなかったので、余所からのもらいものですが
中身はこんな感じ。
美しいレイアウト。
で、肝心の音ですが。
ややクールで、情報量は年式の割にある感じ。
なんというか鋭い抜けの良さがグっと来る、気持ち良い音質です。
■Cannonball's Bossa Nova / Cannonball Adderley
題名はひねりも何もないアダレイのボサノバ名盤。
何といっても一曲目の出だし
囁くように唄うピアノのイントロから
アダレイによってファンクなボッサが始める瞬間がイイ!
MIMESIS 7だとサックスの良さが十二分に出て
気持ち良く歌ってくれます。
<その他アンプレビュー>
Jeff Rowland(ジェフローランド) パワーアンプ MODEL6
Threshold(スレッショルド)プリアンプ SL-10
PLINIUS CD-LAD
Accuphase(アキュフェーズ) プリメインアンプ E-305
Mark Levinson(マークレビンソン) JC-2 プリアンプレビュー?
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