06.15 原風景に会いたくて | 風の吹く場所

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日々の出来事や思うこと、思い出したことなどを書き綴っています。
よろしければ、またお立ち寄りいただければ嬉しく思います。
                 

先日の父の一周忌で

会食の時に次姉と席が隣り合わせになった時に

ふと子どもの頃の話になりました。




姉「学校の帰り道にイチゴを摘んで食べたけど

  あれってラズベリーだったのかな」


私「私はヘビイチゴだと思ってたよ。

  ラズベリーなら家の前にあって食べたでしょ」


姉「え?そんなのあった?

  あ、スグリとか…オンコの実も食べたよね」


私「食べた食べた!家に大きなオンコの木があって登ったよね

  ああいうのがおやつだったものね

  キュウリとかトマトとか トウモロコシも腐るくらいもらってたね」


姉「お菓子なんてなかったからね」




私の故郷は 青森県むつ市。(松山ケンイチさんと同郷です)


姉二人は町で産まれたのだけれど 私が産まれる前に父は

北海道からの開拓者たちが作った酪農地帯の農協の事務員になった。



なので私はどこまでも牧草地の広がる自然のまっただ中で産まれ

中学二年の春まで暮らした。



まさに千春の「大空と大地の中で」の世界だった。



小学三年生まで 片道一時間半以上をかけて歩いて学校に通った。

四年生からは私達の地区の子供だけ自転車通学が許された。



私は学校が遠いので毎朝行きたくないと泣いて母を困らせた。

でも

町へ引っ越すと言われた時も泣いた。



学校さえ遠くなければ 私の大好きな場所だったのだ。





姉との短い会話から 無性にあの場所が懐かしくなって

今日 カメラを持って散歩に出てみた。



子どもの頃を思い出させる光景に会いたくて。



今日の画像は何の気負いもなく

ひたすら心のままに原風景を思わせるものを撮りました。



つまらないかも知れませんが よろしければお付き合い下さい。




































































お付き合い下さったかた


ありがとうございましたm(_ _ )m


























 あ