「ブルーピリオド」
公開前から
この画像と、
(ちなみにこの左側の人物は、「下剋上球児」の兵頭君。
出てるって全然知らなかったから、驚いたし、
でも久々に会えてえっと、語弊が…www
うれしかった)
高橋文哉「ブルーピリオド」役作りで8キロ減 女性的容姿のために生活徹底
— モデルプレス (@modelpress) August 10, 2024
🔻写真・詳細https://t.co/rRiEYfOYOH#高橋文哉 #ブルーピリオド @fumiya_0_3_1_2
これが強烈な話題となってた。
記事では
普段は
「現場だと朝は家出る5分前とかに起きる」
という高橋だが、
「あの時期は毎日1時間前に起きてた」
とも。
「半身浴してスチーマーしてスキンケアして
日光浴して…とかやってたんですよ」
と役のために生活も変えていたといい、
「そこまで人間を変えさせる役の魅力と
この仕事の魅力ってすごいなって
再確認しましたね」
と語った。
そんな高橋について、眞栄田は、
「可愛かったですよ、本当に。
別人ですもん」
と最初にその姿を見た時の感想を振り返った。
「本当にこのビジュアルは胸張れますよ」#高橋文哉 がユカちゃんになるまでのメイク動画到着!
— NB Press Online (@NB_Press_Online) August 13, 2024
映画『#ブルーピリオド』(公開中)#眞栄田郷敦 #板垣李光人 #桜田ひよりhttps://t.co/CLFdauoWn0
いや、高橋君、
線が細い、というか、めっちゃ芯はあるのに
(何を知ってるんだ?)(*>艸<)
でも、役によって印象がすごく違う。
もともとの造形はきれい、だけど、
さらにこんなストイックな役つくり…。
それを自分の努力じゃなく、
「役の魅力」にしてるとこがもっとすごいなって思う。
もちろん、この髙橋君だけじゃなく、
実写「ブルーピリオド」八虎(眞栄田郷敦)、ユカちゃん(高橋文哉)、世田介(板垣李光人)の新写真公開! 原作ファンも納得の再現度https://t.co/Wewa0zPZ7c
— 超!アニメディア (@cho_animedia) June 7, 2024
内容としては、
ぼんやりとしか知らなくて観に行ったんだけど、
いや、いろいろ、刺さりました
まだ公開されて少ししか経ってないけど、
なんだか、いっぱいネタバレが出てきてる…。
まあ、でも、これは公式さん側の発表なので、
自分が、納得、というか、
忘れたくない、って思うこと。
記録のために、置いときます。
この記事の中では
<Story>
成績優秀、周りの空気を読みながら
ソツなく器用に生きてきた
高校2年生・矢口八虎(やとら/眞栄田)。
ある日、美術の授業で「私の好きな風景」
という課題が出され、
悩んだ末に、一番好きな
「明け方の青い渋谷」
を描いてみた。
その時、絵を通じて初めて
本当の自分をさらけ出せたような気がした八虎は、
美術に興味を持ちはじめ、
どんどんのめりこんでいく。
そして、
国内最難関の美術大学
“東京藝術大学”
への受験を決意する。
だが、正解のないアート
という大きな壁、
さらには強力なライバル達が立ちはだかり、
もがき苦しむ八虎。
経験も才能もない彼は
、果たして「自分だけの色」
で藝大合格を手にすることができるのか…。
このもがき苦しむ姿が、
本当にリアルで、
いろいろぶち当たるたびに、
八虎本人も、自分の中から言葉を見出すんだけど、
でも、周囲の人にもきちんとわかってくれて、
その時に必要な言葉を紡いでくれる。
これはネタバレ、なんだけど、
冒頭に出した画像の中の兵頭君。
八虎の遊び仲間で、
ほぼ、毎日のように渋谷で徹夜してる。
このシーン観た時、
ん?
高校生、酒飲んでる…
未成年が酒飲んで、ってことじゃなく、
(いや、そっちも大事)www
店が高校生に酒を出す、という状況に
驚いたけど、
でも、まあこの人たちの風貌なら、
わかんないかも、なんて思った。www
でも、このいつも遊んでた4人の中から
八虎が抜けても、
嫉妬したり、いじわるしたりしない。
むしろ、応援してくれていて、
特に
恋ヶ窪晋(演:兵頭功海)
八虎の悪友仲間。
八虎の変化にも敏感に気づく繊細な性格の持ち主。
心の内に“意外な進路希望” がある。
この自分の進路希望、を
八虎のおかげで大っぴらにすることができた、
ってきちんと八虎に告げる。
なんて素敵な友情、って
めっちゃ、胸が熱くなった。
さらに、監督のインタビュー。
萩原監督:一番大事なことは、
この原作の“何”が
これほど多くのファンの心を惹きつけているのか
を見極めること。
例えば、『ブルーピリオド』で言えば、
藝大(東京藝術大学)受験に対する
リアリティーですよね。
好きという気持ちだけで
立ち向かっていくことだったり、
好きなことをひたむきにやり続けることだったり、
それに伴う喜びだったり、
痛みだったり…
それぞれのキャラクターが抱えるいろんな感情を
とにかく丁寧に描くことが
大切なわけです。
ところが、
映画は概ね2時間しか尺がない。
キャラクター全員の気持ちを
掘り下げることは不可能ですから、
どうしても取捨選択を迫られるのですが、
絵に目覚めたばかりの“凡人=八虎(眞栄田)”
の物語を中心に置きながら、
彼に立ちはだかる“天才たち”
という構図を作ることによって、
グッと絞り込むことができたかなと思います。
挑戦したことは?と聞かれ、
萩原監督:いかにして
“映画的意味”を持たせるか、
ということですかね。
漫画は“絵”と“言葉”のメディア。
その重要性が半々ぐらいだとしたら、
映画は言葉が2、映像が8。
そう考えると、
映像でどう物語を伝えていくか…
ただ撮るだけではなく、
そこに意味を持たせないといけない。
今回は、ドラマの中に
「光を求める八虎が、
最終的にその光を生み出していく存在になる」
という軸を作って、
それを映像でどう表現するかを
模索しました。
トンネルを抜けて光に向かって行くシーンや、
光に手をかざすシーンなど、
光と影を使った映像が
結構印象に残ると思いますが、
まさにそれは、
映画だからこそできる表現だと思います。
絵を描くというのはどちらかというと,静、
だけど、それをいかに、動、にするか、と聞かれ、
萩原監督:そうですね、
絵を描くという行為が
どうしたらドラマティックに見えるか、
ということはすごく考えました。
その中で、興味があったのは、
「凡人が情熱だけで天才に勝てるのか」
「藝術などの創作活動は
才能がある人だけのものなのか」
という問いに対する挑戦。
僕も天才ではないし、
周りに天才と呼ばれる人がいたら
普通に嫉妬しますから、
そういう特別な人たちに対して
「そうじゃない!」
と八虎を通して言いたかったところは
ありますね。
だから、
原作はもう少しマイルドで
臆病な感じですが、
映画はかなり男の子っぽく、
挑戦的な作品になっているかもしれません。
この4人を選んだ経緯は?と聞かれ、
萩原監督:プロデューサーの皆さんと
一緒に決めさせていただいたのですが、
八虎役が一番番難航しました。
原作ではもう少し優男(やさおとこ)
のイメージだったので、
郷敦くんだと男らしすぎるかなと
思ったんですが、
彼自身、
プロのサクソフォーン奏者を目指して藝大を受験し、
不合格だった経験があり、
その大変さを知っている
というところから役に入れるのは
アドバンテージとして強いんじゃないのかな、
ということで、オファーさせていただきました。
八虎役が決まってからは、
いわゆる“天才たち”の
キャスティングが一気に進んだ感じでしたね。
高橋世田介役の李光人くん、
森まる役のひよりちゃんは
イメージ通りだったし、
鮎川龍二ことユカちゃん役は、
顔立ちが美しいだけでなく、
瞳の奥にある芯の強さを感じさせる文哉くんなら、
性別に関係なく“ユカちゃん”
という唯一無二の存在を演じられるだろうと思って
彼に託しました。
萩原監督:郷敦くんに関しては、
半年ぐらい絵画練習をしたんですが、
最初の段階から飲まず食わずで6時間、
ぶっ続けでやるぐらいの集中力がありました。
「何か食べる?」と聞いても、
「いらないです」と言って没頭している。
言葉数は少ないですが、
内に秘めた情熱がすごいなと思いました。
萩原監督:原作はこれからも続いていくと思いますが、
映画はここで完結するので、
全然違うものなんですよね。
だったら、
「この映画の役割ってなんだろう」
って考えた時に、
例えば情熱が枯れてしまったり、
モチベーションが下がってしまったり、
気持ちが落ちてしまったり…
何らかの理由で苦しんでいる時に
この作品を見直すことで、
再び気持ちがブーストするというか、
情熱を取り戻すというか、
皆さんの心に
一生寄り添っていける映画になればいいなと
思っています。
宣伝部が考えてくれた
「情熱は、武器だ。」
まさにこれですよ!
きっと自分も、何かに疲れ果てた時、
この映画を見返して、
情熱をチャージすると思います。
「好きなことは、趣味でいい。
これは大人の発想だと思います。」
大人、というより、
挑戦をあきらめた人の発想じゃないか、ってふと思った。
あきらめざるを得ない状況も多いけど、
でも、好きなことだからこそ、突き詰めたい。
に対して、どうしようもないことだってある。
というループ。
それと、「趣味」という言葉に対する偏見。
趣味、だから努力をしない、とか、
趣味だから片手間でいい、とか‥。
趣味は自分の真ん中に置いちゃダメなのか、
なんてふと思ったりも…。
でも、そんな自分のあれこれを吹っ飛ばすヾ(≧▽≦)ノ゙
「好きなことをする努力家は
最強なんです」
うふふ(*´艸`*)
さらに推し活、全力投球しよう、と心に決めた自分でした。
(え?)
原作あり、で、アニメ化もされてるこの作品。
私にとっての出会いは、もちろん
無色透明でまるで空っぽみたい
ページをめくれば 景色を変えるノベル
カレンダーめくっても 変われもしない僕
擦る臉 満員の電車の中
ただ欲しかったのは今を生きる理由
イメージしてた未来に
どれだけ近づけただろう
色のない 雨がいつか
虹を描くように
My life どんな色のエンドロール
涙さえも塗り重ねて 描くキャンバス
挫折の赤い痛み
混ざる色味は まるでカサブタみたい
瞬きも忘れて 夢の中にいるんだ
覚めもしないほど深く
My life 傷跡さえ隠さず
胸を占める 不安さえも 滲ませたっていいさ
My life 成れやしないジーニアス
どんな僕でいたい?
どんなふうに生きたい?
問いかけを
理想や模倣などいらない
身体中を駆けるこの想いを今描く
My life いつの日にかカラフル
色のない 雨がいつか
虹を描くように
My life どんな色のエンドロール
涙さえも 塗り重ねて 描くキャンバス
YOASOBIさんの「群青」も大好きですが、
やっぱり、どこまでも「BLUE」
の、「EVERBLUE」
大好きです。
八虎の熱い挑戦。
でも、最初から、熱かったわけじゃない。
それまでの固定概念から、
どんどん抜け出していく様は、
本当に心をひりひりとさせて・・・。
ある意味、この映画を観るときって、
自分を図る機会になりそうだなって思えた。