癒しの旅②~「25時、赤坂で」7話 | 好きで、好きで、好き!

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癒しの旅②

 

は、本当は別のものを考えていたんだけど、

やっぱり、やっぱり、

こっちを!!!!

 

「25時、赤坂で」

 

原作は何年か前に、

ツイで流れてきて、

絵柄がめちゃくちゃきれいだったので

ついつい、購入。

(あれ、このパターン…)( ´艸`)

 

 

でも、かなり肌色強めの作品なので、

 

 

なんと、

実写化!?

 

 

これには超絶、驚いた。

 

いや、どうすんの???

って(*>艸<)左矢印

 

で、恐る恐る見始めたんですが‥‥💦

 

7話にして、いよいよ…。

 

 

・・・・・。

 

 

なので、もう、ちょっと、

全然、推敲も何もしてないのですが

(いまさら)あせる

 

衝動的に語ります(いつものこと)凝視汗

(しかも、いきなり7話から。

ほかの話も書いてるけど、とりいそぎ)(え?)

 

ネタバレ、めちゃくちゃあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

美しい。

という事実。

 

もともとのビジュアル、造形、は本人の努力ではない。

ただ、それを、どう生かすのか、が本人の努力。

 

でも、努力が全く通用しない世界がある。

そもそも、それだけでスタートにいられないことがある、

という事実。

の、双方を実感していた、

さらにそれは母親の大きな価値観、世界観であり、

それがすべてとなっていた

羽山麻水。

踏みにじられた、想い。

 

だから、ここまで、平然と

自分を取り巻く世界は、自分とはまるで無関係であるかのようにふるまっていた

羽山の過去が明かされる。

 

 

私は演じている駒木根くんを知らないので

こんな風に自分の感情をあからさまにする時の

爆発の姿が 

 

 

 

氷は、冷えすぎると、むしろ熱い。

 

そんな矛盾を感じた。

 

 

だから、外見ばかりを取りざたされて、

それが最大の価値である、という役柄。

与えられた役割を演じることを周囲が望んでいる。

誰も、その内面を見ようとしない、という役柄で

(ん?なんだか、設定が地球一左矢印

の某スパダリみたい・・・)( ´艸`)

 

淡々と存在している彼が

 

ここで。

 

まさに、

実は、白崎を

目で追ってしまっていたという真実。

 

そこに差し込まれる主題歌。

「赫赫」

強く光り輝くさま。

名声、功績が華々しいさま。

 

「高層の光あなたに 見飽きてるのに足りない」

でここで羽山が映るけど

「まだ、足りない」

で、

白崎のアップが。

 

「赫赫」の対象は、

白崎が「好きだ」と自覚した羽山ではなかった!?

 

むしろ、

こんなに熱く、羽山の演技をほめる白崎の

この言葉と

それを、嬉しそうに見つめる羽山の姿が

明かされることで、

この歌自体が伏線になってることに気が付かされる。

(このあたり、めちゃくちゃ、原作通り…肌色以外)てへぺろ左矢印

 

ただ。

 

こんな伏線が、よもや主題歌の流れる中、

映し出される、何気ないともいえる彼らの風景、

にも隠されていたとは・・・・。

(どっかのドラマの伏線とは大違い)(やめなさい)ニヤニヤ

 

 

こだわりを持って、何に対しても全力でむき出しの白崎を

じっと見つめる羽山。

うっとり、ともいえるその視線の先には

ずっと、白崎がいた、という事実。

 

今まで、ある意味クールで感情の乱れのない羽山、

を演じてた駒木根君の瞳に

ようやく色が宿った。

 

すごいなあ・・・。

 

 

「その日から、気が付けば白崎君のことばかり、

目で追うようになっていた。」

の羽山の言葉が、リアルに、心に響く。

 

さらに。

 

「白崎君のことについて、わかったことがいくつかある。」

だなんて、どれだけ見つめているんだか…。( ´艸`)

(これも、また、7話の某スパダリのよう…)(*>艸<)左矢印

 

そしてずっと白崎を目で追っていた羽山。

違いすぎて

「交わることはない。」

という言葉とは裏腹に

なんだか、うれしそうだし

むしろ、恍惚とさえしてる・・・。

 

 

 

モデルとしての仕事が決まった羽山。

 

「演技の仕事しないって、ありえない。」

と、周りのちやほやさを一周するかのような言葉を

白崎に言い放たれて、

演技の仕事をしたかったことに気が付かされた羽山。

 

 

「何を考えているか、自分でもわからなくなってるだろ?」

って言われてた羽山が、

白崎の一言で、自分の本心に気が付くことができた。

なんて、ドストレートすぎる。

 

 

自分の知らない自分に出会う。

それは、子供のころからの呪縛が説かれた瞬間。

まるで、眠り姫が、

王子様の出現で目覚めたかのように。

 

でも。

 

「一番きれいな思い出」で終わる。

そう決めたのは、羽山。

やっぱり、誰か、や、モノに執着できないままだった。

それは、自分の心の奥底の声、が聞こえていない。

その、哀しさに震えが来る…。

 

そして、もう、交わることはない、と

羽山自身思っていたのに、

再び、白崎が羽山の前に。

 

それを羽山がどれほど喜んでいたか、

いや、きっと、喜び以上のものだったことが

白崎の名前をゆっくり指でなぞる

このしぐさに凝縮されている。 

 

 

このドラマ。

清涼な空気感と、ひりつく緊張感の微妙な塩梅が

とてもいい。

間合いも多く、

ある意味とても贅沢に、

余韻を味わえる。

 

今年の冒頭に衝撃の走ったあのドラマの、

製作陣の愚かさや

今、私の推しが奮闘しているドラマとは

きっと予算も時間も違うだろうに、

この、繊細さの違いたるや・・・。

 

 

これこそ、「チェリまほ」や

そのほかの良質なドラマを生んできた

テレ東の姿勢そのものだからこそ、なんだろう。

 

「変わってないなあ。」

という羽山の

なんともまあ、嬉しそうなこと。 

 

わかってる?

自分がどれだけ甘い顔してるか…。

 

 

そしてゲイバーで白崎にキスをした時、

2話では白崎側から映っていたからわかんなかったけど、

「気づいたら、キスしてた。」

という言葉通り、

羽山が実は・・・

 

 

こんな

 

余裕のない顔をしてたとは・・・・ 

 

二人で出かけて、

隠し撮りをするところや 

思わせぶりな態度で白崎を振り回してる、

って思ってたけど、

 

実は…。

 

「このまま、撮影が終わらなければいい。」 

なんてことを思っていたなんて!!

やばすぎる‥‥。

 

 

7話。

恐るべし。

 

「チェリまほ」でも7話で

黒沢が安達にひかれ始めた理由が語られていたけど、

ここでも!?左矢印

 

テレ東の恋愛ドラマには7話の法則があるのか!?

(ありません)www

 

それまで、ずっと白崎目線で語られていたから、

ほんと、羽山って何考えてるかわかんない、

無機質な人だなあ~って思ってたけど、

これ、制作陣の思うつぼ、だったみたい。

まんまとやられました。

 

が、こんなネタバレは、大歓迎!!

 

 

「もう交わらない。」

そう言い切っていたのは、

期待してダメだったことが羽山の心を封じていたから。

それが幼い自分を守る、唯一のことだったから。

だから、じわじわと入り込んできた白崎のことも

そうやって、今まで通り。

(あれ?これもなんだか「チェリまほ」風味が・・)( ´艸`)左矢印

 

だったはずなのに、6年ぶりの再会。

それを喜んでいたのは何よりも羽山。

だったなんて…。

 

 

その、羽山の喜びを、羽山目線で魅せてくる二人の

「恋人ごっこ」の映像に

かぶせてくる、このエンディング。

 

「東京オートマティック 

全てを愛して抱きしめて欲しい真夜中は
衝動的にlovin’ 白昼夢覚めないように
今だけはキスして」

 

この歌詞、続きがあって、

 

「この手を退かさないで  嘘でもいいからと
 ドラマは終わらないで 本能で恋した

この目を逸らさないで 偽りもいいとこ
僕らを壊さないで 演じてるランデブー

 

右左わからないくらいに
キリがない読めない展開も
悪くない?触らないと確かめられないよ
この気持ちだけは

掛け違いのボタンみたいなキスは
二度としないで
消化試合?no
それはそれで違うというか ね?

 

東京オートマティック 

全てを愛して抱きしめて欲しい真夜中は
衝動的にfallin’ 哀愁漂うわたしをあなたが

 

東京オートマティック
なんなら壊してもいいよ 好きにしちゃってよ
衝動的にbreaking 白昼夢覚めないように
もう一度キスをして」

 

の歌詞に合わせた、二人の行為の数々。

 

ちょっと、きゅんがひどすぎる…。

 

そして・・・・。

 

「ほんっとに、夢みたいだった。」

今まで、能面のような表情(言い方!)ニヒヒあせる

だったからこそ、この満面の笑みが

何よりも、大きな実感となって響いてくる。

演出も、この駒木根君もうますぎる‥‥。

 

 

なのに、これ以上、現実との境界線が引けなくなっていく

白崎に、

恋人ごっこの終わりを告げられて・・・・。

 

いつになく必死に、

切実に、衝動的に追いかけたものの、

目の前で絞められた扉が、

そのまま白崎の心を表していて・・・

 

 

 

その絶望が・・・

「でも、夢はいつか覚める…。」

 

さっきとの落差で、

もう、

心が千々に乱れるってこういうこと!?

 

 

その後に届く最終話の台本。

 

「二人は、初めて結ばれる。」 

その1行に、

 

顔を見合わせる二人…だけど、

 

羽山は

「わからない。今の白崎君に、

俺から離れてしまった白崎君に

どう触れていいのか。」

 

「もう、わからない。」

 

 

 

 

 

 

え・・・・

 

やばくないですか????(語彙力)

 

 

 

切なさ、来ました…。

これじゃなくっちゃ(え????)

 

 

 

久々の、ドキュンです左矢印

(しかも、「チェリまほ」と同じ曜日、時間帯ってのが・・・・)

 

 

 

 

こういうドラマ、があるから、

余計に、いろいろ、いろいろ、

揺れ動くし、思います。

 

そして、

だからこそ、原作へのリスペクトもない、

〇〇ドラマを垂れ流す、その姿勢。

 

に、心底、憤ります。

 

 

 

1話~3話まではまだ見れますし、

4話~6話、も、課金すれば見れます(え?)

回しものじゃありませんヾ(≧▽≦)ノ゙

 

 

自分もいずれ、記事、アップします💦

(記録のために)💦