PUPSのブログ ~子犬の社会化・育て方~ -107ページ目

狩猟犬の血

今日こそ!先週のキャンプをアップするぞ!と意気込んで会社にもってきたSDカードに、なぜか友達の結婚式の写真たちが・・・・

・・・・カード間違えた・・・


というわけで、もう一日だけ別ネタにお付き合いください。



チカ君は、かなり型崩れしてはいますがアイリッシュセッターという種類の犬です。

アイリッシュセッターというのは、狩猟犬です。

狩猟犬というのは、鉄砲で鳥を撃つ猟をするときに、

あそこに鳥がいるよ、と主人に教えたり、

ヤブの中にいる鳥を飛び立たせたり、

撃ち落された鳥を拾ってきたり、(犬種によって仕事が違う)

実にまぁ、痒い所に手が届く働きをする犬たちです。



チカ君属するセッターは、

あそこに鳥がいるよ、と教える(セットする)能力に長けた犬たちです。

チカ君もセッターの(かなり端っこの)端くれ、

鳥類を見ると、普段は鳴りをひそめている狩猟犬の血が騒ぐのでしょう。

教えてもいないのにセットのポーズをとり、

猟なんざしない私に向かって、声をひそめて(たぶん)



「あそこに 鳥がいますぜ・・・」



と目配せして教えてくれます。

その姿があんまりに滑稽・・・いや・・健気なので、

教えてくれるたびに「あ、ほんとだ!よくやった!」と

労っていたのがよくなかった、

その労務の興奮と緊張感の虜になった

チカ君の狩猟本能は覚醒し、

現在ではその対象(鳥、たいがいカラス)は「獲物」から「敵兵」へと

格上げされ、

ひとたび発見すれば戦闘中の兵士よろしく報告してくれるようになったのでした。



あ、トレーナーの立場上注釈つけますと、

そんな状態でも呼べば戻ってきます。すっごい練習したので。


そんなチカ君の朝のご様子。↓

朝、家の横の空き地でオシッコさせてますが、鳥がいるとオシッコどころではなくなっちゃいます。(手元にケイタイしかなくて、写真ちっちゃいです)



カラス対チカ3

どうもしないよ。

時代はNO WARなのだよ。

共生の道を探しなさい。




カラス対チカ2


カラス対チカ

戦争ごっこはいいから

早くおしっこしなさい。

続・犬連れレジャーのススメ

引き続きキャンプのお話しを。

今回のキャンプの写真がまだカメラに入りっぱなしでアップできないので、

もう少し、犬連れキャンプについてあれこれお話して場をつなごうと思います。


しつけ教室などで、飼い主さんが、

「家にいる時と全然様子が違うわ!」と自分の犬の変貌ぶりに驚かれることがよくあります。

自宅ではやんちゃでワガママなのに、外に出たらすっかり大人しい、とか、

家の前を他の犬が通るとものすごく吠えるのに、外で会ったら仲良くしている、とか。


犬を外へ連れ出し、いつもと違う環境に触れさせることは、

自分の犬の知らなかった一面を垣間見ることができ、それがまたお出かけの楽しみの一つです。




チカ君はどのように変貌するかというと、

キャンプへ行くと、チカ君は「幼児返り」します。

甘え方が顕著になり、はしゃぎ方も仔犬の仕草になります。

なぜだろう・・・?

彼女といる時、赤ちゃん言葉や「お腹すいたニャン」などの言葉を使う

男性の心理と似ているのでしょうか。





アウトドアをする子には、

水は怖くないことを早い段階で教えておくといいでしょう。

川遊びはイヌにとって、とても刺激的で楽しい遊びになるようです。

同時に、水の中では息ができないことも学ばせましょう。

(どちらも放っておけば勝手に学習します)




うん。それはオマエだよ。





犬連れレジャーのススメ

犬を連れてお出かけにはもってこいのシーズン!

週末はチカを連れてキャンプに行ってまいりました。


キャンプの詳細はまた後日のネタにとっておくことにして、
今日は、犬連れレジャーのポイント、

ウチがチカ君連れのレジャーで気をつけていることを紹介します。


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まず、「どこに行くか。」これは大事。

行きたいとこへ行けばいい、それはメンツが人間オンリーの場合。

日本ではどこもかしこも犬の入場が許可されているほど

まだまだ門戸は開いてません。

犬と宿泊、となるとかなり選択の幅は狭まります。

よってウチはいつもアウトドア。ええ、真冬でも。

キャンプサイトでも犬が入れないとこはやっぱりあります。

行きたいな、と思うところが犬を連れて行けるか調べるより、

犬連れて行ける場所の中から

選択するほうが手っ取り早いかもしれません。

あ、もちろん、犬は連れて行けるけど、犬がちっとも楽しめない場所、というところも

選択肢から外してくださいね。美術館めぐりとか。

やっぱり連れて行く以上、犬に普段できない体験をさせてやりたいものです。


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行き先が決まったら準備。

犬がいると持ち物が増えます。人だけの旅行の2.5倍くらい。

ウチの場合、用意するチカ君グッズ(キャンプの場合)はこんな感じ↓


犬用テント

テントにかける大きな布

テントの中に敷くマット

車用ケンネル

ケンネルに敷くマット

防寒用毛布

日よけタープ

防虫ライト(つけとくと虫がこないスグレモノ)

バスタオル

シャンプー(チカ君は排泄物に顔をこすりつけるのが趣味なので)

食器・フード

水用タンク(キャンプだと水場が遠いことも)

ロングリード

服(着せると防寒になったり抜け毛対策になったり)

ソフトマズル(口輪 万が一ケガした場合)

ビオフェルミン


チカ君の場合、ケンネルやテントに入っていると

借りてきたネコになるので、行動の管理がとてもラク。

車の中から外の人に吠える子は、車の中でケンネルを使うと良いですよ。

吠えなくとも、ケンネルにいたほうが犬は落ち着きます。

犬と宿泊OKの宿でも、部屋で留守番させる場合にはケンネルに入れましょう。

ただでさえ慣れない環境に一人で置いていかれるのは相当不安なはず。

ケンネルに慣らしておけば、この不安を取り除いてあげられます。


現地についたら時間が許す限り楽しむだけ楽しんで、

帰宅後、相棒が虫(ダニとかノミとか)に食われてないかの確認をお忘れなく。


さあ!犬を連れて出かけましょう!


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今年の年越しキャンプ。飼い主を尻に敷く悪い犬。