PUPSのブログ ~子犬の社会化・育て方~ -102ページ目

人を咬む犬と暮らすこと。

犬と暮らす人の中の何割かは、「人を咬む犬」と暮らしている方がいると思います。

私の犬、チカも、「人を咬む犬」です。

私がどうやってこの犬と暮らしてきたか、それを綴ることで皆さんが「咬む犬」と接するときの参考になればと思い、チカの事を書こうと思います。


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チカが私のところに来たのは、彼が一歳になったばかりのころでした。


チカは以前、別の飼い主さんのところで飼われていました。

犬も人も大好きな、ひと言で言えば「天真爛漫」という印象の犬でした。


ところが、一歳近くなって、チカに「人を咬む」行動が現れました。

咬まれた家族は、病院で縫合の処置を受けなければならないほどの傷を負いました。

飼い主さんたちは、それでもなんとか彼との暮らしを継続させようと頑張ったのですが、何回目かの病院送りの傷を受けた後、里親を探すという手段を選びました。


そこにチカをおいておくことは、もう難しくなっていました。

本気で牙をむいてくるチカをコントロールできる家族はいませんでした。

私は、里親が見つかるまでという条件でチカを預かりました。


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家族の危険と、チカの危険(家族が身を守るために彼を攻撃する可能性があった)を回避するためにひとまず預かったものの、私は途方に暮れてしまいました。


里親を探す、なんて無理でした。

30kg近い大型の犬。しかも、人を咬んで捨てられた犬。進んで飼います、と名乗りをあげる人などいる訳がありません。

万が一そんな人が現れても、チカをこのままの状態で引き渡すことなどできません。被害者が増えるだけです。

そして、何人目かに傷を負わせた結果、チカのたどる道は保健所か安楽死でしょう。


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しばらく、里親を探すことはせず、私とチカはケージの中と外でお互いを探り合うような毎日を過ごしました。

預かってから一ヵ月後、知り合いのトレーナーたちから猛烈な反対を受けながら、私はチカを引き取ることに決めました。



人に牙をむく犬を、ただ「殺したくない」という感傷だけで引き取るのは無責任でおろかな行動だと、仲間たちは言いました。

私も、私と同じ行動をしている人がいたら、きっとそう言ったと思います。

でも、初めから、私の中には「里親」「保健所」「安楽死」の選択肢はなありませんでした。

今思えば、元の家族からチカを預かったとき、このまま私が飼うことになるかもしれない、と半ば腹を決めていたように思うのです。

引き取るか引き取らないか、仲間に相談しながら、すでに自分の中では結論が出ていたのです。


しかし、あの時、チカを引き取ることに迷いも恐怖も葛藤もなかったのは「人を本気で咬む大型犬と暮らすこと」を実感できていなかったからだろうと思います。


チカとの生活は次回に続きます→→→



駒沢ドッグラン からひとこと

昨日のブログでご紹介したカフェイベントの間、チカ君は旦那と一緒に駒沢公園のドッグランで楽しいひとときを過ごしていました。


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チカ君はこう見えてすこぶる社交的です。

ちっちゃい犬でもでっかい犬でも、仲良くなれます。

興奮してすごい勢いで近づいてくる犬には、

「まぁまぁ、もうちょっと落ち着いてくださいよ。逃げやしませんから。」

となだめることができるし、逆に近づくことを躊躇している犬には、

「ほら!じゃぼくが逃げるから追いかけてみ!追いかけてみ!」

と、相手をのせて遊びに誘うこともできる。


ほぼどんな犬ともうまくやっているが、例外として、

怯えながら目の前を走って逃げる小型犬とは仲良くなれません。

獲物に見えてしまうから。

もう一つ、走り回る人間の子供も、獲物です。

スイッチが入った瞬間に制止しないと、狩りが始まってしまいます。

狩りが始まったらおまわりさんが来てしまう。銃を持って。
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ドッグランでのアドバイス!

犬との挨拶に慣れていない犬を、無理にドッグランに入れてはいけません。怯えて逃げ回る犬は、逆に追われてしまう可能性が高いのです。その場に止まって、相手犬のチェックを受けることが出来るようになってからランに入ることをお勧めします。

それから、ランの中に子供と入る場合、子供に「犬との挨拶の仕方」をお母さんから教えておく必要があります。犬が脅威を感じることを子供がやってしまった場合、手痛い傷を負うのは子供のほうです。

そして、ランの中では走ってはいけません。これは教えてあげてください。本当に危ないから。


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以前、駒沢に住んでいたことがあり、その時はよくこのランを利用させてもらいました。

駒沢なんてハイソなとこに住んでいたのか、というとそうではなく、駒澤大学生用の下宿アパートの一室を借りていたのです。

大家さんが犬好きで、どんなでかい犬でも飼っていい、というので入居しました。今どき共同玄関、ベニヤのドア、トタン屋根の、驚くほど昭和の空気が漂うアパートでした。


もう世田谷に住むことはないだろうなぁとなんとなく思いながら、久しぶりの駒沢を満喫した日曜日でした。
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ドッグカフェイベント

上陸寸前のタイフーンを恐れながら、PUPSイベントが駒沢公園そばのカフェで開催されました。

時折、小雨交じりの風が吹きつけ、ハラハラしっぱなしだったがなんとか持ち堪えました。ご参加のみなさま、こんな怪しげな天気の中お運びいただき、本当にありがとうございました。


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犬天国・駒沢のドッグカフェを貸切で行われた、ドッグカフェデビューイベント。ドッグマッサージ協会の結田先生によるマッサージワンポイントアドバイスもありました。アロマ入りの肉球クリームも配られ、店内はロハスな空気に包まれました。


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カフェのオサレなドリンクがみなさんに行き渡ったところで、自由に交流いただきました。PUPS本部作成の名刺を使って、レッツ・コミュニケーション!


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なに?なに?それなーに?(犬たち)


犬たちには名刺代わりのクッキーでご挨拶。

スタッフの間で根強い人気の豆乳クッキー。(犬用)


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こんちはー。


帰りには、犬のオヤツセットがお土産に。

お陰様でなかなかにぎやかなイベントとなりました。