日本画に初挑戦① | 愛知の音楽・カルチャー教室 《パピーミュージック》

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気象庁が梅雨入りを宣言せずとも

私の髪が言うことを聞かなくなったら

それは梅雨入りだと そうとらえています

 

ごきげんよう

阿部です

 

 

先週 小筆で描いた小鳥ですが

 

絵画の鳥居先生にお願いして着彩を教えてもらいました

 

 

薄い紙なので

そのまま水分を含んだ絵の具を乗せると

ごわごわになってしまいます

 

そしたら先生が

俗に「水張り」と呼ばれる方法で

木のパネルに紙を貼る方法を教えてくれました

 

作品の裏面を水でビシャビシャにします

この時点で 一般的な墨汁とかだと滲んでしまうこともあるんだそうです

 

自分で墨を磨ったのが良かったのか

ほとんど滲まずに済みました

 

糊を塗ったパネルに貼って空気を逃がしていきます

一通り乾かすと 水分が抜けて紙がピンと張ります

 

そして色を塗る前の処理として 全体に膠(にかわ)を塗ります

滲みにくくなるみたいです

 

さて

それではいよいよ着彩ですが

今回は日本画の技法に初挑戦いたします

 

 

はいここでですね

凄く素朴な疑問が浮かぶのですよね

そもそも「日本画」って何を以って日本画なんだろう?と

 

いろいろ定義が曖昧ではありますが

油絵とかでなくて 日本由来の紙や顔料、技法を使っているものは

日本画ととらえていいそう・・・

 

ではその顔料とはなんぞやといいますと

 

はい

岩絵の具 でございます

鉱物から採取した 自然由来の顔料でございます

砂のようなサラサラしたものや

片栗粉が固まったような感じもの

 

なんだか理科室の標本みたいです

 

 

これを膠(にかわ)で溶いて水溶液にしていきます

一色ずつ 膠と顔料を指でなじませて練っていきます

 

 

膠というのは動物性の接着剤です

バイオリンなどの弦楽器にも使われており

ボンドと違い熱で剥がれますので 

分解して修理するのに丁度よい材料です

 

逆に言うと

夏の暑い日にバイオリンを車の中に放置したりすると

板が剝がれてしまいますのでご注意を

 

 

この顔料を溶く

種類によっては固まっているものを砕いたり磨り潰したり

乳鉢まで登場して いよいよ理科室みたいでした

薬を調合するときのやつですね

 

実をいうと一色の絵の具を溶くだけで ちょっと心が折れそうでした

「これは独学では無理だ!」素直にそう思いましたね

 

画材が違うだけで水彩画とそう変わらんだろう

そんな心持ちで臨んでおりましたからね・・・

 

日本画やってみたい人は やっぱりちゃんと先生に習ってみてほしいです

 

 

 

 

次回 いよいよ着彩です

 

 

 

 

 

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