「制約」が愛おしくてたまらなくなる日を想像して | 障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がいや病気を持つお子さんは、病院での治療や手術に伴う入通院、または福祉施設での療育、訓練等があります。それだけでも精神的にツラい想いをされている人がたくさんいると思います。夫婦で支え合い子育てできるように、ボク自身の経験を含めて綴ります。

障がい児のママ&パパ専門カウンセラー

山本峰司(たかし)です。


長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。

次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。


そして、妻も口唇口蓋裂です。


例えば、子育て中の人にとって、いまの世の中が働きやすい環境か否か、といえば以前に比べればかなり進歩したとはいえ、充分安心できるとは言える状況にはないと思います。

乳児の頃は、すぐ風邪をひき、病気になり、保育園から電話が入るたびに、寿命が縮まりそうなくらい、ビクビクしますよね。

連れて帰りたいけど、仕事が中途半端、まわりの人に迷惑かかる、有給がなくなりそう…と考えてしまい、本当に子どもにやさしい親なのか!と自分を疑わざるを得なくなり自己嫌悪に陥ることさえも。

でも、そんなに悲観ばかりせずに、置かれた状況を受け容れ、そこから出発すればいいと、ボクは思います。

昨日、愛読しているメルマガで、このような一節に心揺さぶられました。

「我々の人生における「制約」もまた、
我々の人間としての「力」を高めてくれる。」

田坂広志「風の便り」四季第52便
「制約」という逆説
http://hiroshitasaka.jp/letter/7106/

「制約」とは、人それぞれ。

ボクにとっては、三人の子どもがいて、長男と次男は口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)のため、治療や経過観察のため病院へ通うことが多く、手術の際には付き添いをしていることです。

そして、次男はダウン症で体が弱く、療育に関わるため、そうでないお子さんよりもケアが必要です。

そのために、他人に迷惑をかけることもあるため、時間はとっても大切であり、仕事でも子どもに対しても「言い訳」をしてはいけない、何とかその分お役に立ちたい、と思います。

障がいや病気が自分やご家族にあれば、もしかしたらそのように感じる人もいるかもしれません。

ある人は、介護をする必要があるでしょう。それは、自分の親とパートナーの親では状況が違います。祖父母も介護されている人もいるかもしれません。

他にも
・家族が離れ離れの生活をしている
・ひとり親である
・外国人である

などにより、さまざまな「制約」があって、苦しんでいる人もいるかもしれません。

でも、それが「人間としての力を高めてくれ」、それがあってこそ成長できた、と思える感動があるならば、その「制約」は愛おしくてたまらなくなる日がくるように思えてならないのです。 




※長文お読みいただき、そして「いいね」、コメントいただき、誠にありがとうございます。


コメントの返信が遅くなったり、お返しできないかもしれませんが、一つひとつ読ませていただいています


障がい児の保護者や支援者のネットワークを広げ、安心と希望の持てるコミュニティを作ることをめざしています。


※以下のSNSでも記事を発信しております。

ご興味いただいたら、お読みいただけると嬉しいです。


<Facebook 山本峰司>

子ども・子育てのことを中心に書いております。

https://www.facebook.com/minetakashi


・友だちリクエスト募集中です。


<Facebookページ 障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司> 

このブログ同様夫婦問題や障がい児を持つ親の立場について書いています。内容は一部重複しています。          

https://www.facebook.com/handicappedparentscounselor


投稿ではなく、ページに「いいね」をしていただけると、タイムラインに記事が流れるようになります。

個々人がつながる「友達」という関係ではなく、一方的に流れることになります。


<twitter 山本峰司>

子育て、夫婦問題、生き方・・・いろんなことをツイート、リツイートしています。

https://twitter.com/


・フォローお願いします。



<instagram minetakashiyamamto>

子どもたち、家族の日常の写真をアップしています。

https://instagram.com/minetakashiyamamoto/


・フォローお願いします