ダウン症の次男が教えてくれたこと③ | 障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がいや病気を持つお子さんは、病院での治療や手術に伴う入通院、または福祉施設での療育、訓練等があります。それだけでも精神的にツラい想いをされている人がたくさんいると思います。夫婦で支え合い子育てできるように、ボク自身の経験を含めて綴ります。

障がい児のママ&パパ専門カウンセラー

山本峰司(たかし)です。


長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。

次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。


そして、妻も口唇口蓋裂です。


一昨日は、一人ひとりはちがうということ

昨日は、ゆっくりのなかに価値があること


について書きました。


今日は、うまれてくることはすごいということ


について書きます。


妊娠中にエコーで、次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)であることがわかった時、自分がその当事者であり、長男も同じ疾患でうまれていたので、妻はかなりショックを受けました。


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ボクは休暇をもらい、一日ドライブに連れ出し、妻とたくさんお話をしました。


そして、時間とともに気持ちが落ち着き、出産。長男の時にはなかったMRIや染色体異常の検査が行われ、一ヶ月後にダウン症と判明しました。


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口唇口蓋裂を告知された時以上に、妻は立ち上がれなくなるほどのショックとうつ状態にり、目をはらしながら次男に毎日「ゴメンね、ゴメンね」と謝っていました。


その次男も2歳を過ぎ、ゆるやかな成長であるけれど、笑顔がたくさんでみんなを癒してくれています。


次男が生まれたのは2013年の11月です。その年の4月に新型の出生前診断が導入されました。


その前からも羊水検査などありましたが、事前に検査を受けて、中絶してしまう人が大多数のようですね。


いろんな事情があると思いますし、ここではその是非については書きません。


ただ、ダウン症の次男がうまれて、我が家の家族を和やかにし、新しい価値観を教えてくれ、新しい出会いや仲間ができるきっかけを作ってくれたことは間違いありません。


このアメブロも次男がうまれてこそ、です。


ダウン症であっても、流産や死産をすることの確立のほうが高く、うまれてくることのほうが少ないようなのです。


うまれてくるだけの強い生命力を持っているということです。


中絶等でうまれてこない命もあるならば、この世に存在する(した)ダウン症の人たちのことを思うと、命ってすごいな!と感じるのです。


ボク達は、障がいの有無や種類、程度に関わらず、同じ人間として生きているわけで、そう思うと、人を対等にみられなかったり、見下したり、軽蔑したり、同情したり、いじめてり、バカにしたり、腹を立てたり



そんなことそのものがバカバカしくてたまらなくなるのです。


※写真は次男が誕生した時です。唇が避けている状況に驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。


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