障がい児のママ&パパ専門カウンセラー
山本峰司(たかし)です。
長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。
次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。
そして、妻も口唇口蓋裂です。
以下、ネタバレとなります。
ちなみに、番組終了後一週間はこの番組が以下のサイトでみられます。
↓
(TBSオンデマンド(「ティーバ―」という、民放5局、いつでもどこでも見られるみたいです)
昨日、取り上げられたテーマは、「切迫流産」
このドラマに流れる、愛とヒューマニズムに感動する人も多いはずです。
鴻鳥先生が繰り返し発していた言葉があります。
・決めるのは患者(本人)である。
・ボクらはその決断に対して全力でサポートするしかない。
・正しい情報を伝えて患者に向き合う。
患者や家族として不安であり迷うのは、生まれてくるか否か、障がいを持つか否かということ以上に、未来を予測することができないことへのことが多いのでは、と思いました。
ところで、今回の主人公の妻が破水して入院した際に、夫が先生やスタッフに、「助けてくれよ」「元気に生まれるって言ってくれよ」と迫るシーンがあります。
患者の立場としては、本当にワラをもすがる気持ちですよね。先生はとっても冷たい、と思うシーンです。
でも、「何とかしてやる」と言える先生がいたとしても、それはやはり、約束できないのだと思うのです。
下屋先生が、帝王切開の後に、自分は「まちがっていたのではないか」と迷うシーンがあります。
鴻鳥先生が言った言葉は、「出産は結果であり、母子ともに無事なら問題はない。もしそうでなかった場合は、何一つミスがなくても信頼関係は失う」というもの。
そして、下屋先生と鴻鳥先生の医者としての苦悩が切々と語られているのですが、その誠実さにボクは心を打たれたのです。
・こわい
・間違ってたと迷う
・これでよかったのか
・ミスはなかったのか
・怖いと思うのなら(産科医を)やめるか、次につなげるしかない
というところです。
そもそも、下屋先生の悩むきっかけとなった「出産か赤ちゃんをあきらめるのか」について決断を迫るシーンでは、鴻鳥先生のアドバイス通り正確な情報を伝えようとする姿が描かれていました。
それを聞いたえで、妊婦さんは聞きました。
「産科医としてではなく、個人として・・・ 一人の人間としてどう思いますか?」
この部分で誠実に答えられたことに、夫婦はとても救われたのではないでしょうか。
ここでは、苦渋の決断を迫られて、自分達では答えが出ているけれど、背中を押してほしいという気持ちもあるでしょう。
ボク達が先生やスタッフに求めるのは、もしかしたら「最前の決断」を提示してもらうことではないのかもしれません。
先生が患者を治すというどこか遠い世界でとらえるのではなく、自分たちと同じ立場に置かれた時にどう決断するのかを聞きたいのではないでしょうか。
しかし、現実には、「先生の立場」「病院の立場」というものがあります。そこで伝えたことが、何か問題があれば、先生や病院の責任になる可能性があり、そのことを懸念すればするほど、先生やスタッフが個人の意思は伝えられないのも事実です。
伝えてもらえなくても、その気持ちを受け取りたい。誠実に対応してほしい。自分と組織を守る気持ちもわからないわけではないけれど、心と心でつながっていたい・・・
そんなことを感じたのです。
だから、そこで患者の質問に誠実に応え、自分の考えや行動を自問自答する下谷先生や鴻鳥先生のような生き方は、とても信頼されると思うのです。
と同時に・・・
自分が人と接する時に、自分がどれだけ誠実に向き合い、自分の考えや伝えたこと、行動を謙虚に振り返れて次につなげているのだろうか、と問いかけられるものでした。
先週の記事(第3話)はコチラです。
↓
「コウノドリ」を見て(「お産に絶対なんてない」からこそ立ち会う)
番組終了後、一週間はこの番組が以下のサイトでみられるそうです。
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