障がい児のママ&パパ専門カウンセラー
山本峰司(たかし)です。
長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。
次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。
そして、妻も口唇口蓋裂です。
長男が4歳の時、口唇口蓋裂の修正する手術をすることになりました。鼻柱手術(鼻を高くする)と口蓋裂修正手術です。
4歳と言えば、もうもの心がついています。このタイミングで、長男には生い立ちのことをていねいに伝えました。
そして、
・ママと同じであること
・0歳と1歳の時に手術をしてがんばったこと
・これからも手術があること
・言葉が伝わりにくいので訓練が必要なこと
・歯がきれいに生えないので、歯並びを良くすること
・これは、誰のせいでもないこと
・・・
手術以降、それはことあるごとに伝えてきました。
ただ、これが正しかったかどうかは正直わかりません。
妻は、母親に隠されてきたことは愛情だと思いつつも、いまさら話をしてくれないことに悩んでいます。そして、くわしく事実や治療経過、どんな気持ちでいたのか、どんなことがあったのかを知りたいのです。
知ることによって、傷つくこともあることを覚悟の上です。
では、息子は大きくなった時にこの事実を知りたかったのか・・・
それは、わかりません。ボク達の行いに反して義母のように隠して欲しかった、と願い悲しむ可能性もあるのです。
だから、正解はないのです。
そして、夫婦で話し合って、伝えるのか、伝えないのか、もし事実を知ったらどう対応するのかをよく話し合い、時々確認できないものか、と思うのです。
義母のように隠したつもりでも、親戚経由で知ることも母子手帳を見て(疑わないとわからないですが)知ることもあるのです。
ただ、妻の写真は存在するのかどうかはわかりませんが、隠すにしても術前の写真は撮っておいた方がいいと思うのです。それは、形成外科の先生にも言われました。「後で後悔される親御さんもいますから」と
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