情報は自分からつかみ、積極的に制度を活用していく | 障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がいや病気を持つお子さんは、病院での治療や手術に伴う入通院、または福祉施設での療育、訓練等があります。それだけでも精神的にツラい想いをされている人がたくさんいると思います。夫婦で支え合い子育てできるように、ボク自身の経験を含めて綴ります。

障害児の父親であり、

妊娠・出産・子育て期の夫婦関係を

180℃変えるカウンセラー

山本峰司です。


長男と次男が口唇口蓋裂(こうしん

こうがいれつ)という病状です。

次男はダウン症,、先天性甲状腺

機能低下症(クレチン症)でも

あります。


そして、妻が口唇口蓋裂です。


先日、療育センターで次男と同じ

月齢のダウン症のママと知り合いに

なりました。1歳半です。


教室で、先生に「療育手帳はどのよ

うにして取るのですか?」と質問され

ていました。


2歳4ヶ月になるママも、まだ取得

していないようでした。


「なぜ、聞かないと教えてもらえない

のだろう?」という疑問が湧いている

ようです。


制度としてあるのに、知らされてい

ない???


そういう側面もあるかもしれません。


ボクは、やはり、自分に必要なものは

つかんでいくものだと思っています。


療育手帳を発行してもらうと、等級や

自治体によりサービスの内容も異なり

ますが、得することもたくさんあります。


・税額控除がある

https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1160.htm


・障害者医療補助がある

※広島市の場合

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1112244429475/


・特別扶養手当が支給される

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jidou/huyou.html


・水道料金の免除がある

※広島市の場合

http://www.water.city.hiroshima.jp/user/ryokin/ryokin7.html


他にも程度によりますが、

高速道路や公共交通機関などでの

利用料の支援があります。


経済的な側面だけでなく、

療育センターで受けられる

サービスも変わってくるようです。


申請をしないとサービスはうけられ

ない状況のなかで、


まずは、情報を得ることが大切です。


得るためには、ネットだけでなく、

専門機関や同じ立場の人や先輩

に聞くことです。


病院や療育センター、コミュニティで

積極的にお友達をつくり、情報交換を

しましょう。


そして、行動に移していくことです。


それを、一人でするのは結構困難が

あります。


相談や申請などに、お子さんを連れて

いけないケースもあると思います。


そもそも、我が子をどう育てていくか、

という前提条件の話を夫婦でしっかともり

する必要はありますが、その方向性を

どう実現していくか、と言う点でも、

夫婦で役割を分担しながら行う必要が

あります。


すべては、待っているだけで始まりま

せん。自分がどうしたいのかを明らか

にして、自分からつかんでいきましょう。


あなたは、自分からつかんでいこうと

されていますか?