ひとりの人間として対等・平等に接してほしい | 障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がい児のママ&パパ専門カウンセラー 山本峰司

障がいや病気を持つお子さんは、病院での治療や手術に伴う入通院、または福祉施設での療育、訓練等があります。それだけでも精神的にツラい想いをされている人がたくさんいると思います。夫婦で支え合い子育てできるように、ボク自身の経験を含めて綴ります。

ボクは、仕事や恋愛、地域活動、

それにまつわる人間関係に

いつも悩んできました。




ずーっと、生きづらいと感じながらも




ボクをかわいがってくださるメンターがいて、

自分自身でも、よりよく生きようと

学び行動するように心がけてきた結果




生きがいや幸福感も味わうようになりました。



ともに悩み、喜びを分かち合える仲間ができ

ました。




結婚のパートナーは、価値観が一緒である

ことと同時に、話し合い、理解しあう姿勢や

共感ができる関係で、仲間意識に似た感覚が

大切だと思うようになりました。




それは、仲間をどう作るかということに

こだわってきたからだと思います。


仲間とは、どちらかというと縦より横の関係。

ボクは、幼少の頃から威張る人が嫌いで、
上から頭ごなしに命令する先輩や上司に

反発してきました。




演技でそれをごまかすことなんて無理で、

目上の人をうまく乗せて、関係を結ぶ友人の

ようにはできない不器用な人間です。




嫌なものはイヤ!

そう思ったら頑として譲らない(笑)



といっても、世間を渡っていくためには

そんなことも大事だと学ぶようにもなり

ましたけど・・・




幼少時代のいじめられた経験や
人見知りが激しく、冗談が言えず、
不器用で人と関係が作れない性格



そんななかで、強く感じたこと・・・




それは、どうしてこんなにも不平等なのか、
ということです。

毎日、毎日、悔しい思いを感じながら、
見返してやる!と思ってきました。



生真面目な性格に生まれた自分を

否定したくなる毎日でした。




要領のいい人間だけが大切にされる

世の中のように感じられ、




別に能力や才能がなくても、
ギャグなんて言えなくても、

カッコよくなくても


人が一人の人間として大切にされる

平等の世の中であってほしい

そういう願いが育まれてきました。


自分の思いや考え、行動が

大したことがないから

賞賛されることも少なく、




いつも脚光を浴びる人に対する

劣等感を強く感じるなかで


「みんなちがって、みんないい」のでは?

そこにいるだけでいいのでは?と

思いました。




だから、集団のなかでなかなかその輪に

入り込めない人がいればすごく気になり

ました。




この人も寂しさを感じているのでは、と
思うのです。



すぐに仲良くなれる人はなれるものです。


でも、人との関係を作るのが苦手な人に

とって、自分のことを理解してもらうの

は、相手の度量と時間がかかります。




年齢や経験、立場の上の方へ

敬意を持って接することは当然ですが、

ひとりの人間として対等・平等に接して

ほしいと思うのです。




リーダーは、集団のなかでそういう配慮や

気づかいが必要だと感じるようになりました。




ボクは、そんなリーダーに出会ったことも

あれば、その真逆なリーダーに腹を立てまくり、

離れていったこともたくさんあります。




ただ、この経験を通じて、対等・平等な関係を

どう作るか、ということに興味・関心が向かっ

ていたことは確かです。




恋愛や結婚相手ともそういう関係を築く

必要を強く感じたのも関係しているように

思います。


あなたは、対等に接してもらいたいと

思ったことはありませんか?