お店の存在を知ってから、お江戸に行ったら、絶対に行ってみたいと思い続けていたフレンチレストラン
【アビス (abysse)】
念願叶い、予約取れて、伺うことできました
今回のお江戸行きの日程を決めたのは、ここと、はっこくさんの予約が取れそうな日・・・、でもあるんですね。
店名の通り、深海をイメージした店内、モダンでステキ
オープンキッチンの奥にいらっしゃるのが、オーナーシェフ
オーナーシェフの目黒 浩太郎さんは、あの予約の取れない、三ツ星レストラン、カンテサンスご出身で、 2015 年に南青山に Abysse をオープン、2019 年3月にこちらに移転。
私が、こちらにどうしても来てみたかったのは、ここのコースは、魚貝のみで構成されたコース。
・・・なので、お肉料理は一切ありません。
カンテサンスご出身&魚介料理オンリーだなんて、私のピントが合わないわけない・・・でしょ
封筒の中にはドリンクメニュー
右の白い方は、お料理の内容が書かれていて、それは、一度封筒を下げられ、最後食事が終わった時に、入れて持ってきてくださいました。
この日はランチで、ランチの内容は、季節の食材を使った、11皿のお料理。
まずは、ゴッセをボトルで戴きました。
最初の1品目
ホヤ/パッションフルーツ
上に乗ってるのが、コリアンダーの花
コリアンダーの花も使われてるハーブたちも、梶谷ハーブ
梶谷さんのこと、サービススタッフのソムリエさんにお話したら、ちょうど数週間前に来られましたよと。
目黒シェフご自身も、梶谷農園さんに足を運ばれたことがおありだそう。
鱸/枝豆 ビール
ビールというのがコレ
ビールをクリーム状にし、アイスパウダー化させたもの
上からかけて・・・
完成
鱸は、昆布締めされてます。
ヘンプオイルと黒にんにくのピュレ
これは、結構味にインパクトあって、私個人的には、つけないほうがいいかな・・・な感じ。
雲丹/つるむらさき からすみ
このからすみは、鮎の卵巣でつくられたもの
雲丹は、北海道のバフンウニ
美味しいのは、間違いなし
鮎/グースベリー(西洋すぐり)・蓼
長野産の鮎で、綺麗に3枚おろして、皮目焼きにしたもの。
ただ、この鮎のお料理には、鮎の肝がついてなくて、肝好きとしては、ちょっとそこはザンネン
鱧/島ラッキョウ 万願寺唐辛子
このスープの出汁は、ハモのあらとハマグリで取ったもので、このスープがとにかく絶品
白海老/ゴールドラッシュ・ひよこ豆・黄パプリカ
富山産の白海老に、マリネしたピーマン&トウモロコシの甘さ&カリカリのひよこ豆・・・と、未知なる一品で楽しい
蝦夷鮑/原木椎茸・ボルチーニ茸・紹興酒
マナガツオ/焼き青茄子
マナガツオの下にあるのが、青茄子のピュレ
ここからデザート
青梅/オゼイユ・蜂蜜
蜂蜜・梅とオゼイユというハーブのソースがかかったパンナコッタ風のもの
これが、結構なボリュームでしてね。
バナナ/黒庵・焼酎
焼酎風味のフィナンシェとバナナ、上にチップ
最後のトリュフ
それぞれの食材の良さを活かし、独創的な組み合わせと調理法によって、ここでしか味わうことの出来ない魚介だけのコース料理。
どれもすべて最高
あと、お料理はモチロンだけど、サービスの方がホスピタリティー精神溢れてて、お陰でさらに充実した時間となりました
目黒シェフご自身も、途中何度か、サービスに出られてましてね。
そんなシェフの姿勢にも、何だか嬉しさを感じましたね。
とにかく、総じてスバラシイ
ここは、また是非とも伺いたい
【アビス (abysse)】
東京都渋谷区恵比寿西1-30-12 EBISU-HILLS1F
18:00~20:30(L.O)
日曜のみランチ営業 12:00~13:00(L.O)
水曜定休