2020年2月6日(木)
人形劇の講義授業
こんにちは、人形劇団ふわふわです。
今日は、昭和学院短期大学
人間生活学科こども発達専攻の
学生さん達の前で、
人形劇をさせていただきました

学生の皆さんには
人形劇鑑賞だけではなく、
準備から後片付けまで
手伝っていただきました。
まずは、
いつも子供達の前で行っている
手遊びからスタート。
現役の保育士ヨッシーによる実演です。
人形劇鑑賞の後は、
舞台裏を公開し、
機材や人形の
説明をさせていただきました。
そして数名の方に立候補していただき
本日行った人形劇
『おさんぽあおむし』を
実演していただきました。
学生さんが演じるあおむしが
とっても可愛くて、
なるほどそういう演じ方があったのか、
と新鮮な発見もありました

ブログの最後に動画がありますので
ぜひご覧ください

(動画の33:00分頃に収録してあります)
終演後、こんなご質問を
いただきました。
/
今までやってきたことで
1番難しかったことって
何ですか?
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難しいこと・・・

それは・・・
作品を完成させること
ではないでしょうか。
今、ふわふわには作りかけの
人形劇がいっぱいあります。
どれだけ頑張っていても、
完成させなければその作品には
価値がありません。
アイデアを出すのは簡単ですが、
それを形にするのは、
考える力と努力と時間が必要です。
座長は今
「カレーパーティー」という作品を、
どうやったら面白くなるのか、
ずーっと考えてます。
考えることはとても大切です。
思考をやめないかぎり、
人間はずっと
成長していくと思います。
だから座長は今も成長中です。
まだまだ伸びしろがあります

ふわふわはまだ未熟な劇団なので、
作品の数はとても少ないですが、
作品を形にする喜びは経験しています。
子供達に、考えることの大切さと、
やりとげることの喜びを伝えたいなと、
この質問を考えて改めて思いました

また、本日座長が
「いい子になりなさい
なんていう作品はつまらない」
と言いました。
『いい子』とは
いったいどんな子だと
思いますか?
そこにはしばしば「都合の」
という言葉が隠れています。
人間は自分にとって
都合のいい子を可愛がります。
学校の先生にとっての「いい子」は、
先生の言う事を文句言わずに
「はい」と従う生徒。
企業にとっての「いい子」は、
上司の言う事を文句言わずに
「はい」と従う社員。
ではもし、親の言う事をきかない
子供がいたとしたら、
その子は「悪い子」なのでしょうか?
もしかしたらそれは親にとって
「都合の悪い子」なのかもしれません。
だから学生の皆さん。
何か疑問に思った時は、
立ち止まって考えてください
私達の人形劇で、
授業のお役に立てたかどうか
心配ですが、
人形劇団ふわふわにとって、
とても貴重な経験を
させていただきました

それから冷たい強風の中、
搬入搬出まで手伝っていただき
ほんとにありがとうございました。
卒業まで残り少ない時間、
皆さんお体に気をつけて、
思い出たくさん作って、
元気にお過ごしくださいね。
学生の皆さん、
そして先生方、
本日は誠にありがとうございました
