45歳、プレ更年期。
今のところ目立った不調はないものの、ここ1〜2年でダイレクトな変化があったのが生理のパターン。
周期そのものはそれほど乱れていないのですが、量が増えてきて、それに伴い健康診断では貧血で引っかかるようになってきました。
貧血については、子どもの頃に何度か朝礼でふらついて保健室行きになることもありましたから、持って生まれた体質も多分あります。
が、そこに毎月の出血量が増えるとなると…とりあえず血を補わなければ!
というわけで、今回は、こんなときに使うといいかもしれない精油についてご紹介しますね。
【ヤロウ】という精油。
キク科の植物で、日本名はセイヨウノコギリソウ。
甘さとほんのりスパイシーさを感じる、どこか薬草っぽい香りです。
古くから傷の手当てに活用され、実際の作用としても抗炎症やホルモンバランス調整、抗痙攣、収斂など多岐にわたり、一見活躍の場は多そうなんですが…取扱注意の精油でもあります。
というのは、まず香りが強くて他の精油とのブレンドが難しいのと、神経毒性を示すケトン類のツヨンという成分が含まれるため、長期間の使用もアウト。
キク科・ブタクサアレルギーの人も注意が必要。
あと、お値段。
メーカーにもよりますが、2mm(約40滴)でだいたい4,000円くらいが相場。
決して、安くはないです。
ただ、今回私がヤロウを紹介する理由として、その『造血作用』は見逃せないものがあるという点。
体内で血液が作られるのを促すといわれていて、実際、生理のピーク時に嗅ぐとすごくいい香り。
生理中以外だと、むしろ鼻につくからイヤなんですけどね。
もちろん、精油のみで貧血に対処できるわけではないので、あくまでも食事やサプリなどとの合わせ技で、ひとつのサポートとして使う手はあります。
生理痛を和らげる作用もあるので、出血多量でお腹も痛むとき、ホホバオイル10mlにヤロウ1滴&ラベンダー1滴を混ぜてお腹周りをやさしくマッサージしてあげるのも良いと思います。
女性の人生、生理とは切っても切り離せないものがありますよね。
痛みや出血量、周期などにお悩みなら、アロマを使って少しでも快適に過ごすための方法を一緒に考えてみませんか?
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