【縦走4日目】
最終日です。
夜の間に雨が降っていたようで、
なかなか寝付けなかった私は悶々と雨風の音を聞いていた。
小屋の2階部分は誰かが歩くとギシギシ鳴るし、
同室の友人はゴジラになっているしw
そんな感じで朝4時頃起床。
出発の仕度をしてから5時半に朝食。
烏帽子小屋の朝食はホカホカのおにぎり🍙です↓
外に出たらスカッと晴れている
ガスガスになる前に烏帽子岳に登ろう!
小屋からコースタイム45分、
手前にニセ烏帽子岳(前烏帽子岳)とかあって、
なかなか辿り着かない。
朝の雲海が美しい↓
ついに烏帽子岳の全容が見えてきたら↓
こんなとこ登れるの???
という形をしていた
鎖場とか、カニの横這いみたいのはあったけど、
登ってみたら割と行けた
山頂↓
今回の山行の最後の山です↓
さすがに一番高いところは怖くて、
手をついて覗き込んでます。
眼下にいくつか小さい池が見えるが、
四十八池というんだそう。
そんなにたくさんあるの
時刻はまだ8時前だというのに、
降り始めたらすでにガスってきた。
ちょうどタイミング良く眺望を楽しめたよう。
小屋に戻ってザックを担いだら、
さあ、下山ですよ
長かった3泊4日の縦走もついに終わりが見えてきた。
烏帽子小屋からは、ブナ立尾根という北アルプス三大急登を降ります。
登りは5時間くらいかかるそう。
樹林帯の中を結構急な坂を下るので、
降りでも3~4時間はかかります。
ブナ立尾根には一定の標高ごとに1から12までの数字が振ってある。
高瀬ダムから登るときは12から徐々に数字が小さくなるが、
下山は1から増えていく。
これがけっこう心の支えだったりする。
真ん中辺りの6は携帯電波が通じるので、
タクシー会社に1時間半後に高瀬ダムまで迎えに来てもらうよう電話した。
(小屋の方が6からは1時間半くらいと仰ってたから)
下山開始から3時間ちょっとでようやく登山口へ↓
これが高瀬ダム湖↓
頑張って歩いたけど、
タクシー会社に伝えた時間を過ぎてしまったので、
急いで向かったら、
6から1時間半で降りてくる人はすごい上級者だよ、
と笑顔で待っていてくれた。
(小屋の人、どんだけ凄いんだ)
かくして11時過ぎ、
下界の七倉山荘に到着↓
4日ぶりにお風呂に入りました。
久しぶりに髪の毛を洗ったら、
シャンプーがなかなか泡立たず、2回も洗ってしまったよ。
温泉さいこ~
下界に降りたら麺が食べたくなったので、
キノコ蕎麦と生ビール特大↓
16:40の新宿行き毎日アルペン号の時間までレストランやテラスでまったりと過ごし、
渋滞の中央道で帰りました。
辛くもあり楽しくもあり、夢のような夏休みでした。
私は4日間、着たきりスズメでしたが、
友人らは毎日着替えてました。(←女子力の違い)
たぶん、ミレーのあみあみとメリノウールのTシャツだったら匂わないはず
(汗拭きシートも使用)
というわけで、お盆期間中もお仕事で~す
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