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紹介状を書いてもらった病院(隣の市の中央辺りにある大きな病院)に救急車で向かいます。
救急隊員さんが私の代わりに主人へ転送先の病院の説明などの連絡してくれました。
一緒に乗り込んでくれた看護師さんは、私がガタガタと震えているのを察知して、
そっと手と腕に触れ、さすってくれます。
この時の震えは寒さなのか、どうなるかわからない恐怖の震えなのか未だに分かりません
※その後病院では止まりましたけども。
救急隊員の方も細かく説明をしてくれます。
看護師さんも救急隊員さんもとっても手が暖かくて、今からどうなるか不安な私はそれだけで少し落ち着きました。
有料道路(Not 高速道路)で転送先の病院向かいますが、10時過ぎても道路は混んでいて、とある出口では渋滞にハマりました🚗🚚🚙🚗🚚🚙
どうやらそこは混みやすい出口らしく。
想定時間よりも遅れるかもしれないと、救急隊員さんは病院への連絡をしていたり、一緒に乗り込んだ看護師さんは点滴が到着に間に合わないかもと隊員さんに相談したり。
その状況を聞きながら、ぼんやりと血圧や心拍数とかのモニターに表示されている時間を眺めていました。
転送先の病院の救急車入口には1人の男性が待ち構えていて。パリッとした白衣を着た医師……などではなく、おそらく事務の方なのでしょうか?
次にも救急車が来るから、少し移動して欲しいと隊員さんに言ってたような気がします。
紹介状を書いていただいたものの、初めて行く病院は内心不安でいっぱいだし、体調はこんなんだし。
ストレッチャーで婦人科へ一直線。待つことなくすぐに診察室へと通されました。
診察室にいたのは、女医さんでした。
救急車の中でずっと横になっていた&点滴をしていたおかげなのかノイズが走っていたような感じや霞みがかっていた目の前はスッキリクリアになっていました。
転送先の病院の看護師さんに手伝ってもらい、車椅子へ移動、すぐさま内診台へ誘導と下着などの脱ぎ着を手伝ってもらいました。
その動きを見ていた先生は、ちょっと苦笑いしていました。
なんて言われてたんだろう……。少し恥ずかしい
看護師さんも医師もそう言ってくれて、少し安心しました。
内診台が上がり、診るための器具を入れた瞬間……
ダバダバ〜
と、溢れ漏れてしまい……。
初めての事でまた焦るも、同様に声掛けをしてくれました。
そう言いながらも、筋腫の大きさを測ったりなどの内診をしていて。
内診が終わると、内診台を下げた状態で問診が始まりました。
既往歴、妊娠と出産の回数、出産方法、服用している薬、今日の食事時間と水分を取った時間、両親の既往歴etc……
私の母はもう20年以上前に他界しており、その時の死因分かりますか?なども聞かれました。
問診も終わってから、車椅子に乗せられ看護師さんは点滴のルートなど絡んだ所を綺麗にしています。
ぼんやりとしていると、〇〇産婦人科からの手紙が机にありました。
今日新たに紹介状を書いてくれたようですが、1枚の紙で終了してました。
そこには…
2月に救急搬送されたこと、筋腫は経過を観察……的なことが書いてありました。
医師は分かりやすい様に、絵をサラサラと描いてくれました。(その絵は貰えませんでしたが、すごく分かりやすかったです)
どの位置にあって……というのも、粘膜下筋腫という種類もそこで初めて聞き、医師から言われました。
そう言って、医師は手術についての説明をしてくれました。
ご主人が来たら再度説明するので、簡単に説明しますねと前置きがありました。
この病院でできる手術の術式のこと、子宮を残す手術もあるが、出血量が子宮全摘に比べてどうしても多くなること、手術をしない場合どのような事が起こるかなどの簡単な説明でした。
今回含め2回も同様の症状で搬送されていましたし、手術自体も検討していたので、筋腫のみを取る手術より子宮全摘手術を選択しました。
単にこれ以上出血が増えたら子宮どうこうよりも身体自体がヤバいと自分でもわかっていましたので、主人が到着する前に決めました
これは、個人の見解ですが、私は出来ることなら子宮を残したい……そう思っていました。
もう40も半ばに近い年齢なので、妊娠は望んでいませんが、やっぱりそう簡単に割り切れるものではありません。
子宮からはホルモンが出ないことは色んなサイトを見たり、改めて説明もしてもらったので分かってはいます。
この割り切れない感じが、いわゆる喪失感ってやつなんでしょうね。これは未だに続いています。
さて、話を戻しますね。
手術が決まると……
医師は他の医師に午後の手術に立ち会えるか確認を取りつつ、私は病室へと案内されました。
病院のホームページに病室の写真が載っていたんですが、まーホテルみたいな病室!広くてキレイな病室です。
(写真は撮ったのですが、見せれませんちょっとした事で、どの病院なのか分かりそうなので……)
あとから主人に聞いたところ、その病室は差額ベッド代が2万超/日の部屋だったのですが、他に空きがないとの理由で、半分以下となりました
手術が決まると、この次は手術準備です。
……To be continued