昨年の秋のブログで、自室から眺めることができる近所の円山の登山道脇に四国八十八箇所に倣って88体の石仏が並んでいて、これに因んで88回の登山に挑戦してみるのもいいかも。なんて書いたのだが、その山が5月10日に山開きしたというので、先週末にユニ●ロで買った登山とランニング用の上下のウェアの着心地を確かめるついでに
今年最初の登山(と言っても上り下り合わせて1時間程度だけど)に行ってきた。
もう何度も登っているが登山口にある大師堂の扉(?)が明けられているは初めて。
弘法大師空海さんに迎えられるとは88回登山チャレンジが歓迎されているのかな?なんて、いいように解釈してみたり。昨年秋に続き2回目の登山という事で二番目の石仏をパシャリ。
仕事が終わった後、毎日約4㎞を歩いて帰宅しているから足には自信があった割に、勾配が続く山道に息も上がり頂上に着くころには汗だらけ。
僅か2,000円で動物園の年間パスポートを買うことができるし次回からは円山登山~円山動物園で休憩~北海道神宮お参りを一連のコースにしてもいいかもなんて思ったりして。というどうでもいい話は横に置いといて、今週もぼちぼち始めることにしましょうか。
毎週末、狸小路界隈のショップでレコードやCDなんかを漁り、その帰りに居酒屋で独りで昼飲みするのがルーティン化していることは、何度かこのブログでも語ってきたこと。
休日の昼飲みは、今はなきススキノラフィラの地階で一杯190円(当時)で生ビールを提供する飲み処に出会ったのがきっかけだったが、そのラフィラも老朽化で取り壊し。その後は近所の居酒屋での昼飲みにシフトしたが、コロナが終焉を迎える頃に閉店。休日の行き場を失いかけた頃、ちょっとだけ敷居の高った狸小路の老舗居酒屋に先輩と一緒に入行った際に案内された変形コノ字カウンターの雰囲気が気に入り、ほどなく一人で足げく通うように。一人で飲むなら焼き鳥や中華よりは魚類の方を好む自分にとって、お刺身居酒屋と名乗るこの店はうってつけだった。
揚げ物、酢の物、煮物、サラダの4種類のお通しは1回限り盛り放題350円で、これだけでも小食の肴には充分なのに、あら汁は何杯でも無料。贅沢にお好みの刺身三点盛を頼んで、瓶ビール、日本酒を呑んでも3,000円でお釣りがくる価格も嬉しい限り。
居酒屋を出てすぐのところには店頭に1枚100円だけではなく、10枚100円のシングルレコードのワゴンが置かれたレコードショップがあって、ここからだと45分も歩けば自宅に帰り着くのも魅力だった。
この居酒屋に出会うちょっと前、たまたまインスタで見つけた狸小路から一本南側の通りにあるロックショップ。店内は狭いながらも、中古レコードの他に革ジャン、Tシャツ、アクセサリーとロック好きには堪らない品揃え。一人で切り盛りする女性店主はほぼ同年代で会話も弾む。近くにはブックオフもあるし。
こうなると必然的にロックショップ→ブックオフ→お刺身居酒屋→店頭ワゴンのレコードショップが一連の流れとなる。
今日はアクセサリーをとか、前回気になった店頭ワゴンにあったレコードをと目的をもって出かける時もあるが、ほとんどが目的を持たずに出かけるので、気分次第で自分の好み以外のジャンルのレコードにも手が伸びて思わぬ出会いがあったりもするが、外れがあったりするのはその日の運次第。
普段は買うはずもない中島みゆきのシングルレコードを10枚100円ならと期待もせずに買って帰ったらそれまで聴いてきた中でも群を抜く音の心地よさに驚かされるなんてこともあるし、スリーブを開封できないブックオフでは安いと思って買ったLPレコードに歌詞カードが入ってなかったりとそれなりのリスクが伴うのも案外楽しむ自分がいたりして。
中島みゆきは、その後LPレコードまで買ったけど、音の出来はシングルレコードほどではなかったのはなんなのか不思議に思えて。
ロック・ショップで薦められたシルヴィ・バルタンの虜になり、シングルレコードを見つけるとついつい手が出てしまう。
昨日も居酒屋を出た後に1枚100円コーナーでシルヴィ・バルタンを見つけ迷うことなくお買い上げ。全く知らないタイトル(あなたのとりこ)だったのに、家に帰って聞いてみたら「この曲知ってる!」と、思わずニヤついちゃったり。
最近は狸小路から少し離れたバスセンター近くのコノ字カウンター居酒屋だったり、サツエキの商業施設にオープンした全国チェーンのフェイスレコードだったりと通えるショップも増えつつあるが、やはり狸小路界隈をぶらつく週末のルーティンが止められないのは、都会の中にあってなんとなく昭和の雰囲気が味わえるアーケードならではの古い街の雰囲気が好きだからなんだろうなぁ。
本当は円山登山を週末のルーティンにするのが健康的でいいのでしょうが。
今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。