2023年もなんだかんだとあと1週間、今年も相も変わらずCD、レコード、DVDを買う日々が続いたのはいつもの年と一緒。まぁ、これが生きる活力にもなっているのは間違いのないことなのだから良しとしよう。ってことで、今年も一年のコレクションを簡単に振り返ってみることに。


購入枚数はCD55枚、レコードがEP、LPを合わせて103枚、DVD・Blu-rayが17枚の計175枚。と言ってもDVDは10枚組やらのセットものが中心で実枚数は17枚ではなく63枚!どちらにしても2021年の100枚、2022年の104枚と比較してもかなり突出したコレクションの数にになったのは、あと1年ちょっとで定年を迎えるとなかなかコレクションも増やすことができなくなるという焦りがあったのか・・・。

いやいや、単にいつにも増して物欲に歯止めがかからなかっただけだろう。自分ながら、なんだかなぁ・・・である。



❶CD
例年通り新譜の割合は極端すぎるほどに少なく、邦楽はスター・クラブとストラマーズの2枚のみ。

洋楽は、新譜リリースの知らせに「まさか!」と驚愕した2枚。


一枚はポール・シムノン。と言っても随分と歳が離れた女性ギャレンと組んだGALEN&PAUL。ポールが在籍したかつてのバンド、クラッシュ、ハバナ3AMのパンキッシュさは皆無で、まさかのポップデュオ!


もう一枚のローリング・ストーンズのハックニー・ダイアモンズは、カーラジオから流れた新曲が殊の外心に引っかかり、彼らのアルバムを初めてリリースに合わせて購入。80歳を迎えようとしている3人からはじき出されているとは思えないほどのエネルギッシュなロックン・ロール。久しぶりの会心作と言ってもいいのでは?

旧譜では昨年のマフス熱からの流れでなのか、今さらながらジョーン・ジェット姐さんにハマり手あたり次第に。

モッズのライブオープニングの定番カウンターアクションの元曲がエルヴィス・コステロのノー・アクションだなんてことを今さらながら知り、そのコステロの初期作品も。

そして今年は激しいロックよりも夜遅くにウイスキーを飲みながら聴くのにぴったりな少しおとなしめのものによく手が伸びた。


週末によく行くロック・ショップのCD棚にディスプレイされていたニック・ロウのCDジャケットに惹かれて手にしたのが引き金になり、スザンヌ・ヴェガから70年代のキャロル・キングまで。

そのロック・ショップの女性店主が「●●さんにはやっぱりパワーポップなパンク」と言われるがままに、名前すら知らなかったバンドのCDを手にしたことも一度や二度ではない頻度だった。


❷レコード
レコードなので当然若き頃に聴いてたもの、聴きそびれたものが中心なので邦楽に偏るのは当然で、20歳の頃独身寮の先輩から譲り受け少しの間よく聴いていた浜田省吾の初期モノが10枚3,500円ってなっているのを見つけ。


いろんなジャンルの音楽を貪欲に聴いていたのが懐かしくなり、バウワウ山本恭司のソロを買ったのはまぁ普通として、フュージョンの高中正義に渡辺香津美辺りは今となってはなかなか聴かないジャンル。 




ニューウェイブバンドのオムニバス「都に雨の降る如く」を見つけた時、発売当時そのタイトルがかなりカッコよく響いてたのを思い出して。


今年の当たりは、手放したのが悔やまれていたモッズのベーシスト北里晃一の唯一の12インチシングルを市場価格よりかなり安く手に入れたこと・・・と言いながら当時の定価の倍ではありましたがサイン付きってことで。


シングル盤は、ブックオフやよく寄る居酒屋から家に帰る途中にある中古レコード店の店頭ワゴンセールをほろ酔い気分でついつい、というのが週末のルーチンでもあったり。1枚100円は当たり前で、10枚で200円なんてコーナーもあったり。


↓昭和感溢れるジャケ。って海外モノだけど(笑)


昭和ドラマの主題歌の数々は、今年発売された俺たちの旅のDVDに感化されてだが、沖雅也主演の俺たちは天使だ!の主題歌「男達のメロディ」が突出した出来かも。






その声に癒されたシルヴィ・バルタン、シングルにも赤盤があることを知ったビートルズ、懐かしのキャロルなんかはいつものロックショップで。





❸DVD・Blu-ray(音楽)

例年に比べて購入量がぐっと減ったライブ映像は、日本におけるロックレーベルのパイオニアEPIC所属だった2組の40周年アニバーサリーライブを。


まずは、いつものザ・モッズ。
2021年の野音ライブ「約束の夜」に続き2022年にも野音で行われた「続・約束の夜」の完全収録DVDがようやくリリース。


もう一枚が佐野元春。最近の佐野元春がやけにカッコよく見えて、今年初めには理髪店で元春の写真を見せてこんな髪型に!とまでやってしまった自分。そんな最近の佐野元春のライブを堪能できるBlu-rayの新品未開封品を半値で落札。


あとは洋楽ものが4枚。ジョーン・ジェットはプライベート盤かな。



❹DVD・Blu-ray(ドラマ・映画)
昨年に続きC.S.I科学捜査班シリーズをレンタル落ちでシーズン4~7の4セット計28枚。なんだかんだと追い付かずまだシーズン4の途中。シリーズはシーズン16まであったはずだから見終わるまで一体あと何年かかるのやら・・・


で、昨年はなぜか一枚も買うことがなかった西部劇。ブックオフで格安の10枚組の西部劇パーフェクトコレクションシリーズを見つけ2セットを購入。他にも荒野の七人のリメイク版マグニフィセント・セブンも。やはり西部劇を観ると胸が高鳴ります。


他にはロック関連のドキュメントなんかも。

ここでもマイブームのジョーン・ジェット関連。

もう一枚のPUNK:ATTITUDEは200分越えで見応え充分な貴重なアーカイブ。


こうやって振り返ると昭和感が強い一年だったかも?ですが、残りあと一週間、まだまだ物欲は続いていくわけで、とりあえずは、和製キャロル・キングと呼ばれた初期の頃の五輪真弓のレコードを…って、やっぱり昭和かー。



今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。