2021年もあと残すところ僅か。
ここ札幌は12月に入っても降雪がほとんどなく、今年は珍しく雪がないままクリスマスを迎えるのかと思っていたらそんなわけもなく、昨日から今日にかけて24時間の降雪量が観測史上最大の55㎝になったという。悪いことがあれば必ずいいこともあるってのと同じで、年間の雪の量もそんなに変わらずプラマイゼロってことか。

こんな大雪の中でも宅配業者さんは休むことなく配達を続けてくれ、今日も我が家には2枚のEP盤が届いたのであった。


ということで、降り止むことのない今日の雪のように自分の物欲も2021年もあいも変わらずに止むことがなかったのだ。

CDやDVDなどの購入が多い自分は、間違って同じモノを購入してしまわないよう備忘録も兼ねて購入したモノは記録してるのだが、さっきそれを確認してみると、今年、今日までに購入したCDは58枚、レコードはEP、LP合わせて18枚、DVD、Blu-rayが24枚、合計するとジャスト100枚!!。中には5枚組だとか、シリーズものを6枚セットで購入したなんてものも1枚でカウントしているから、手元に集まった数はゆうに120枚は超えている。単純計算で週2回以上は何かを買っているってことになる。
8割くらいは中古モノで1枚100円なんてものも多いから、購入した数の割には金額がかかっているわけではないのだが、これって、一般のロックファン、映画ファンと比べると普通なのか、多いほうなのか全くもって想像がつかない。まぁ、他人と比べても何の役にも立たないのだが。

さてさて、今回はそんな2021年のコレクションを簡単に振り返ることに。


❶CD
58枚中新譜はTHE MODSとDUDE TONEのどちらもシングルの2枚のみ。


他は全て旧譜で、遅れてファンになったTHE COLLECTORSの旧作をコツコツ集めていたことに加え、それまでパンタといえばなぜかPANTA & HALに固執していたという変わり者が、ついに頭脳警察の封印を解くことに。そうなるともうコレクター気質は収まらずオリジナルアルバムを片っ端に集め出す。お陰で?出会った「ふざけるんじゃねぇよ」と「Blood Blood Blood」の2曲は怒りが収まらない時のマストナンバーに。



❷レコード
コレクターズのベーシストJEFFがインスタでチョコチョコと紹介していたり、2018年にアラン・ロングミュアー、昨年はイアン・ミッチェル、そして今年はついにレスリー・マッコーエンと、B.C.Rファミリーのメンバーが次々鬼籍に入ったりと、今年は70年代のアイドルロックに関係するものを目にすることが多かった。


そういえばティーンエイジャーの頃はB.C.Rのレコードを買うのが精いっぱいで、他のバンドは気になってもなかなか買えなかったなぁなんてことを考えだしたら・・・。


レスリーのソロから、フリント・ロック、バスター、イアン・ミッチェル・バンド、デッド・エンド・キッズ(時代はB.C.RからD.E.K!なんて言われてましたな)、アラン・ロングミュアーに、ついにはジャミー・ワイルド(レスリーのお兄さん!)まで(笑)


今でも自分のロックンロール人生の原点、アイドル・ロックを聞くと気分が上がります。


❸DVD・Blu-ray(音楽)
コロナ禍の中でライブに飢えていたバンド、ファンの心のすき間を埋めてくれたライブ配信。過去のライブ映像であったり、無観客ライブであったりとその形態は様々だが、低価格で一定期間見放題の新たなフォーマットはこれから間違いなく定着していくだろう。

せっかくの作品が配信期間が終わったらもう見られないというのはもったいないなぁなんて思ってたら、特典映像なんかを加えて作品化といった流れも定着化し、THE STRUMMERSに始まり、THE MODS、THE COLLECTORSもご多分に漏れず・・・で、しっかりどれも新譜で購入。THE COLLECTORSに至っては6枚+CD1枚の豪華版!こんなのが続いたらお金がもたないかも。



❹DVD・Blu-ray(映画・ドラマ)
今年ほど映画作品を購入しなかった年はないのは買ったまま観ていない西部劇作品が何十枚も溜まってしまったからなのか、ただ単に観たい作品がなかったからなのか・・・。


代わりにとはいってはなんだが、昨年に続き北米盤昭和ウルトラシリーズからタロウとレオ、そしてまぁまぁ最近のXを。80やついには平成シリーズのティガ、ダイナもリリースされたが、なぜかBlu-rayはなく日本のプレイヤーでは再生できないリージョン1のDVDのみということで涙。

白い暴動やSTILL…BURNINGなどの良質なロック系ドキュメントに出会えたのも今年の収穫。



さてさて、残りあと2週間のうちにコレクションが増えるのか増えないのか(きっと増えるのでしょうが・・・)。


2022年はどんな作品との出会いがあるのか?


いやいや、その前に買ってから収納ラックに収まったまま手を出していない西部劇とウルトラシリーズを観る方が先だろ!?