2022年も残り❸週間を切り、いよいよ年末の感が強くなってきたが、コロナの勢いはとどまるところを知らず、自分界隈ではますます拡がっている状況で、昨日も外出先で職場の仲間の感染対応の連絡が入りあたふたとしたところ。
まぁ、外出といっても街までCDを求めていつものロックショップに向かっていただけなのだが。


そう、2022年も相も変わらず物欲の方も留まることを知らず、毎週のようにこうやってCDやレコードを探しに街をぶらつく日々を続けている。なんならその物欲はコロナのように勢いを増すばかり。

その理由は明白だ。


ふとしたきっかけで、CDやレコードと一緒にロック雑貨を扱うMAMIGONというショップに出会ったのが物欲に拍車をかけ、CD、レコードと合わせアクセサリー類も一緒に買ってしまう一年となってしまった。まぁ、そんな楽しみがあっての日々の生活。きっとこの先も同じように続いていくのだろう。

ということで、昨年に続きそんな2022年のコレクションを簡単に振り返ってみることに。



昨年のこの時期のブログ記事を確認してみると、その段階で1年間の購入量はCD58枚、レコード18枚、DVD・Blu-rayが24枚のジャスト100枚。同じように今年に入って購入したものを数え直してみるとCD45枚、レコード39枚、DVD・Blu-rayが20枚で合計104枚といことで、1年経っても購入量はさほど変化なし。レコードの割合が増えているのはブックオフを始めレコードを扱うショップが増えたことに依ることは明らか。ちなみに今年リリースされた新譜タイトルを購入したのは僅か7枚というのも昨年同様の傾向。


❶CD
邦楽好きの割に今年は洋楽の割合が7割以上を占める結果となったのは、友人や先のロックショップの店主お薦めのバンドを買うことが多かったからか。

まずは友人お薦めのUSパンクTHE MUFFS。

それまでの友人の薦めを無視していたわけではないがやはり洋楽モノ、しかも女性ボーカルにはなかなか手が伸びなかったのは事実。それでも度重なる友人の薦めでサブスクで聴いてみてボーカルキムの魂の雄たけびに一発ノックアウト。国内盤CDはなかなか見つからず、東京に出かけた際にようやくディスクユニオンで発見し迷わず購入。

その後は国内盤を諦め、初期2作は輸入盤で我慢することに。キムはすでに鬼籍に入ってしまったためリアルタイムで彼らのパンクロックを体感することはできないが、残された作品を聞き続けることでこれからもパンクロックに真摯に向き合っていくことにしよう。

MAMIGONではパンクなパワーポップを色々薦められることが多い。

その中でもイチオシのNIIKI CORVETTE’sはTHE MUFFS同様女性ボーカルのバンド。ここはTHE MUFFSのような失敗はしないよう素直に薦めを受け入れて購入。キムとは違ったキュートなボーカルも◎。昨日買ったカバーアルバムはジェネレーションXやワンダ・ジャクソン、MC5等のカバーとバラエティに富んだ仕上がりに。なかでもジョニー・サンダースがパティ・パラディンとリリースしたカバーアルバムCOPY CATSにも収録されていたミッキー&シルビアの1956年の作品LOVE IS STRANGEに涙。


雑誌で目にした面構えに惹かれて購入したのがアイリッシュ・パンクのFLLOGING MOLLY。面構えに惹かれるバンドに間違いはないことを今回も証明。もちろんギネスビールを手にしながら聴きました。

今年はモッズの新作がアコースティックタイプのマキシシングル1枚のみというのが残念といえば残念なところ。2023年は森山達也の復活と、これぞモッズなロックンロールアルバムが解き放たれるのを待つことにしよう。


❷レコード
なんだかわからないが突然オリビア・ニュートン・ジョンが無性に聞きたくなり、近くのブックオフで格安のLPを2枚を購入。たまにはこんな透き通った声で癒されるのもいいなぁなんて思っていたところに、まさかの訃報に驚き、慌てて映画グリースのサントラも購入。まだまだロックにのめりこんでいなかった小学生の頃から耳にしていた彼女の声も今となっては残された作品で聴くだけに。


実は演奏ができないのではないかと言われていたベイ・シティ・ローラーズだが、1977年の日本公演のライブ盤でその高い演奏力は証明されていたが、1983年の再結成ライブの方はそれに3名のメンバーも追加されたことで演奏の厚みが段違いとなっている。廃盤となりCD化もされていないこのLPは4,000円から5,000円で取引されなかなか手が出なかったが、他のLPと10枚セットで出品されていたものをまさかの1,100円で落札。パット・マグリン&スコッティーズの恋のファンキーミュージックはローラーズのアレンジで演奏されたことで皮肉にもパットの作曲能力の高さを知ることができた一枚だ。

中学の頃のアイドル水越けいこのアルバムもしっかり揃えてます・・・


❸DVD・Blu-ray(音楽)
数少ない新譜のうちの1枚、THE MODSの約束の夜は2021年10月30日に行われたデビュー40年アニバーサリーの野音ライブを完全コンプリート。コロナ禍で声も出せずの異例のライブを盛り上げるために一部のファンが開演前に観客みんなに配った青の光を放つサイリウム。あの日の野音で目撃したその光景は今でも目に焼き付いたまま。

なぜかいつも気になるロックギタリストのチャー。好んで聴くタイプのロックではなくてもチャーがギターを持っているところ見るだけで幸せな気分になるのだから不思議。彼のDVDを見ているといつかライブに行ってみたい気分にさせられる。

スティングの作品は単に自分が好きなベースFENDER OPBをずっと見ていたいためだけに購入。スティングの曲も好きですが。


❹DVD・Blu-ray(ドラマ・映画)
深夜に放映されていたCSI科学捜査班シリーズ。自分が見始めた時にはすでにシリーズ終盤。すっかりはまってしまい、DVDで最初から見てみることに。オープニングのテーマ曲がフーのWho Are You、ゲストにキッスのジーン・シモンズが素顔で登場とロックな一面も。
このドラマのヒットで米国の警察では科学捜査を行うセクションを独立させCSIと命名したという。DVDは1シーズン8枚でシーズン15まで。とりあえずシーズン3まで入手。15まで辿り着けるか・・・。そういえば同じ米国テレビドラマの24も途中で挫折した記憶。

他に映画はストーンズのシャイン・ア・ライトとゴジラの2本のみ。今年はあんなに好きだった西部劇を一枚も買わなかったんだな・・・


来週リリースされるポール・マッカトニーのベーストラックを大きくミックスしたビートルズ作品集も予約しちゃったし、残りの2週間でまだまだコレクションが増えそうな2022年。きっと2023年もこんな感じで物欲は止まらることはなさそうだ。


それはそれで良しとしよう。


今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。