テレビに纏わる思い出 その2 | パンクフロイドのブログ

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今回は忍者モノについて。現代劇の「忍者部隊 月光」を除けば、初めて時代に即した忍者モノをテレビで見たのは「風のフジ丸」の再放送だったと思います。いつも番組の最後には本間千代子を聞き手にして忍術の解説をしていましたっけ。自宅にテレビがあるにも関わらず、夕方に放映されていたこの番組を、何故か1歳下の友人宅で毎週見ていました。どのような経緯でそのような習慣になっていたのか、今となっては思い出せませんが・・・。

 

その次に興味を引いたのは「仮面の忍者 赤影」でした。横山光輝の原作を読んでいませんでしたが、この当時は怪獣モノの延長で見ていた気がします。また、悪役で鳴らす天津敏を意識したのも「赤影」が最初で、その憎々しい存在感は子供心ながら印象に残りましたよ。

 

青影を演じていた金子吉延は、他にも「河童の三平 妖怪大作戦」などに出演していた子役で、「だいじょ~ぶ」と言いながら独特のポーズをするのが、子供たちにはウケていました。同じ金子姓でも「悪魔くん」「ジャイアントロボ」に出演していた金子光伸は女子ウケする子役でしたが、ボンクラな雰囲気のある金子吉延のほうに親近感がありました。

 

藤子不二雄原作の「忍者ハットリくん」の実写版も放映されていまして、「忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ」では、中学生の松坂慶子がハットリくんの居候先の長女役で出演していました。一時期、ハットリくんの敵役のケムマキけんぞうが杉良太郎ではないかと噂されましたが、別人でしたね。登場人物のネーミングも気が利いていて、教師役の花岡実太(鼻を齧った)、新珠下駄代(あら、魂消たよ)など、可笑しみがありました。

 

マンガの世界で言えば忍者モノには白土三平は欠かせなく、当然アニメ化された代表的な二作があります。ひとつは「サスケ」で、主人公が少年忍者という点では「風のフジ丸」と同じながらも、思い入れがあるのは「サスケ」のほうです。体格にハンデのある子供が忍法を駆使して、敵を倒す点に快感を覚えたと思います。その一方で、己の未熟さから忍者に憧れる子供たちを死なせてしまう苦さや、良かれと思ってしまったことが裏目に出る皮肉な面も描いており、必ずしも勧善懲悪にしていない点が、子供に媚びない日本のアニメの良さであることが感じられました。

 

もうひとつの「忍風カムイ伝」は水原弘の主題歌からしてグッときます。抜け忍として常に狙われる設定が緊張感を持続させ、話を面白くしています。特に「暗鬼」の回では、川近くの小屋で天候の回復を待つ中、誰が追っ手なのか分らぬまま、一人また一人と死んでいき、最後はカムイ一人が残って・・・という話でアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を連想させます。追っ手の正体がまさか?という意表を突き、屈指のミステリーとなっています。

 

お時間があればご覧ください

 

他にも小学6年生の頃に「変身忍者 嵐」が放映されていましたが、子役時代の林寛子が出演していたにも関わらず、こちらは何故か全く見ていませんでした。同じ時期に放映されていた「快傑 ライオン丸」で満足しちゃっていたからかなぁ・・・。