レッドグレープがずらされる? | お魚と作るアクアリウム

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身の丈をわきまえた(知識、経済力、管理能力)範囲で、無理のないアクアリウムをモットーに。海水水槽でミドリフグ(2017.8.9)、淡水水槽でキャリコブッシープレコ(2022.5.1)などを飼育中。

  ある日、海藻付サンゴ石がずれている


以前、レッドグレープはこの位置にありました。

そしてその日もその位置にある筈でした





しかし、帰宅し水槽をチェックすると…



引っこ抜かれて左に移動しています。
このレッドグレープは水流に流された別の海藻達の二の舞にならぬようサンゴ石に接着してから砂に埋めていました。

パウダーサンゴ砂なら水流に負けますが、サイズの大きい石状のものなら、水流に流される心配はありません。

しかし、誰かが意図的に石を持ち上げ移動させたと思われる事件が起きました。

これは一体…………?

実はこの人工ライブロックの下はハタタテハゼの家なのです。

もしかするとハタタテハゼが何らかのきっかけでレッドグレープを接着している石の存在に気が付き、巣作りに使うために持ち出したのかもしれません。

一説によれば…
ハタタテハゼでも共生エビの巣に入るだとか、自分で巣を作るだとか…いや、ハタタテハゼは巣作りせず自然界では岩礁の隙間を見つけて住むだとか…見解がバラバラすぎて真実が……わかりません!

ので、もしかすると石を口にくわえて運び、巣を作る事もできるのかもしれません。

別の属になりますが、ベントスハゼのオトメハゼは自分で石を運び見事に砂と石でできた自分の城を作り上げている姿をショップで見ました。

ハタタテハゼの口はオトメハゼより小さくひ弱に見え、顎の力が弱そうに見えるので石を咥えられるのかは謎ですが……少なくとも一番アヤシイのはハタタテハゼですね。

最初、たまたま何かがあってレッドグレープが引っこ抜けてしまったのかと思い、元の位置に戻したのですが…

また同じ場所に誘拐されていました

…と、いう事はやはり誰かが意図的にあそこに置いているという事で間違い無いはずです。

なので今度は実験的に余っているサンゴ石をあのライブロック周辺に散らばして見ようと思います。

これも持っていき、ライブロックの隙間を埋めるようにして巣を作り始めたら…間違いなくハタタテハゼくんですね!

レッドグレープは強い光はあまり好まないタイプの海藻なので巣作りに使われたまま放置してみます、光量不足で枯れる事はないと思うので。

巣のアクセントになったら、面白いですね!

残念なのは今現在、入口は裏なので…
巣が完成すればこちら側に壁が積まれる筈です(笑)



一方、淡水水槽では…


しばらく登場していない淡水水槽。

プレコと、ベタちゃんは元気にしています


ベタのもっしゅ、青色が以前より揚がりカッパー系のようなのラメ感が出ている鱗があります。


こういう個体同士を掛け合わせてカッパーを作り上げていくんだろうなとか、遺伝の片鱗を見れた気がします。


この子は色変わりはしなさそうですね。





一方プレコはん、
ちょーっと尾ビレがバサバサ…、いえベタもそもそもバサバサしたり治ったりを繰り返していますが…

プレコがバサバサになったのは初めてですね。
この子は強いんですよ、他の子を何匹お見送りしてきたか……最古参はエンゼルフィッシュとの混泳でしたね。




エンゼルフィッシュを倒してしまってから、今に至るまで病気にもならなかったのに。

私のプレコ最高記録が2年ですので、やはり淡水魚はあまりうまく飼えません。

まあ、このバサバサもね、悪化しなければ長生きできるので今から悲観しているわけでは無いのですが。

今まではならなかったので、何らかの原因で免疫が落ちてしまったのだなと。

という事で水換えしましょうかね〜。
水換えこそ魚の健康に重要!だと思っていますので。