四に縁があるハナゴンドウです。
もっとも今朝見た電王のせいで別のハナを思い出しましたが。
ゴンドウクジラの仲間になりますが、ゴンドウクジラもマイルカ科の仲間です。
ハンドウイルカやマイルカ、カマイルカと違う感じもしますが、見た目よりは近い種類なのです。
誰です、キスマークなどという人は、エロい奴ですね。
白い傷が花に見えるからハナゴンドウの名の由来になったともいわれてて、マツバイルカの別名もあります。
食性はイカがメインで、様々な生態がマッコウクジラに似ているそうです。
私は子供の頃に江の島水族館でハナゴンドウを見て図鑑で確認して感心したものです。
昭和の時代に江の島水族館で撮った写真ですが、火の輪くぐりをしていますね。
おそらく飼育下で最長の40年生きた「ヨン」の元気な頃の写真だと思うんですが。
ちなみに江の島水族館に最初に連れて来られたイルカ達の中の一頭で、4頭目だから「ヨン」というフォウ・ムラサメが聞いたら泣きそうな名前の由来をもっています。
この写真からも解るように、非常に芸達者な種類で、飼育が少々難しいから中々飼われませんが飼育している水族館ではハンドウイルカに負けないくらいのパフォーマンスを見せてくれます。
水族館での鯨類飼育に批判的な意見があるんですが、実物を見る事で知らなかった事を知る事も出来ると思うわけですよ、その意味での必要悪として、単に否定される事ではないと思うんですよ。
私が水族館で始めて、この奇妙なイルカを見て、これは何なんだろうと思った時のように。
ゴンドウクジラにはお腹にこんな模様があるんですが、中々収められない貴重なショットです。
尚、ゴンドウクジラの仲間は沿岸捕鯨で獲られて、食用に供される事もままあります。
あと、マイルカ科だというを最初に書いたんですが、実はハナゴンドウとハンドウイルカの間に子供が出来た事があるんです。意外ですね。
写真は新江ノ島水族館(ヨンの写真のみ改装前の江の島水族館)です。
クリックして下さい、改革したような気がします。