
ちょっと前のことですが,トランプさんが2018年12月末でユネスコを脱退すると発表しましたね。
その理由は,「分担金滞納の増大」や根本的な「組織改革の必要性」「反イスラエル的で中立性を欠いていること」を上げています。
ボクも「組織改革の必要性」という点については共感できます。
そもそもユネスコとは何か。
ユネスコ憲章前文によれば,「諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関」ということになっています。
しかし,我々が知っているのは,「世界遺産の登録」を行う機関という部分が大きいですよね。
そして,その部分だけが大きくクローズアップされている現状があります。
特に日本では世界遺産への登録を悲願としている自治体が多いよね。
世界遺産に登録されるってそんなに意義のあることなの?
ボクにはそれが不思議に思えてならない。
ユネスコにお墨付きをもらうことを悲願とする理由は何か?
それは観光客に来てもらって地域を活性化させたいという目論見が見え見えです。
確かに登録してからしばらくは観光客が増えるでしょう。
しかし,かつて登録されて現在は閑古鳥となっているところもあるでしょう。
そもそも,日本の文化もわからない,遠くの国の人たちに世界遺産だと決めてもらう意味が分からない。
観光客を誘致したいなら別のやり方を考えるべきです。
どうしても肩書きが欲しければ,日本ユネスコが認定すればいいじゃない。
「HILO’S FARM」は世界遺産ですって(笑)
言ったもん勝ちです。
何故か日本人って外国からのお墨付きをありがたがるよね。
ノーベル賞だって同じようなもんです。
そのうちに日本全国どこに行っても世界遺産になってしまうんじゃないだろうか。
もうそんなことにお金を使うのはやめませんか?
ところで。
ユネスコへ拠出する日本の分担金額っていくらかご存知ですか?
年間3500万ドルです。
約40億円。
ユネスコ全予算の10%以上になるんです。
ユネスコのすべてを否定するものではないけど,組織や事業の見直しが必要な時期に来ているんじゃないだろうか。
そのきっかけとして,日本も一旦脱退してはどうだろうか。
安倍さんはアメリカに追随するのが好きなのだから。