朝食後、下山する。途中までは来た道と同じ道を通ったが、途中から昨日行けなかった村に行こうと思いルートを変えた。まだ時間はあるし、ムリだと思えば戻ればいいだけだ。

本線を離れて7キロ先に目的の村はある。すでに一部は舗装されており、現在も一部区間で工事を進めている。全線舗装されるのも時間の問題か?それでも高低差はそこそこあり、1ヶ所私の苦手な曲がりくねった砂地の下りがあった。数年前はここで断念した記憶がある。今回は友人と一緒だったので、友人の走ったコースをゆっくりながら走ることによって、この場所はクリアーできた。あとはひたすら登るだけである。

目的の村に到着。さて、ここから街に戻るには3つのコースから選ぶことができる。来たコースを戻る、前日行くのを断念したコースを下る、そして距離的には最もショートカットになるコースの3つだ。来たコースを戻るのは面白くない。街にいるときに聞いた話ではショートカットになるコースは、ツアーの車が頻繁に使っているコースらしい(どんな車かは聞かなかったが)。運転の上手い友人と一緒ということもあって、このコースを下ることにした。

村の中心地からはまだしばらく登りが続いた。村外れで珈琲を飲むことのできる休憩所があった。話を聞くと、しばらくは石の多い悪路が続くと言う。止めたほうがいいんじゃない?というニュアンスだったが、その方向から4輪駆動のジープが続々と休憩所に入ってきた。まあ、下りだから時間をかければ大丈夫だろうと言う判断の元、このコースを進むことを決めた。

休憩所を出発し、標高差200mほどの登りが続いた。予想以上に石が多くルート選択に苦労するが、なんとか友人が通ったルートをついて行く。ほとんどの道は未舗装で、一部はかなりの悪路といえる道だ。なんとか国道まで無事に到着。しかし、一人だったら途中で引き返していたと思えるような道のりだった。地図で見る限りこのルートは街に行くのに最も近いルートのはずだが、くだりの苦手な私の運転を差し引いても、この道よりも本線を走ったほうが速いという結論が出た。

走行距離120キロ。

街から120キロほど離れた村までバイクで移動。最初の50キロ強はいつもと同じルートを使う。その後、新しいルートを攻めてみようと言うことで、地図上でしか知らない道を登って行った。最初の村が思ったより多いク、道がいくつにも分岐されていた。仕方がないので村人に道を尋ねると、その道は状態がひどいので行かない方がいいと言われた。今回はルート開拓が目的ではないのであっさりと引き下がり、村人に勧められた道で本線に戻ることにした。しかし、この道も私にとっては十分悪路だった。行こうとした道はもっと悪路だったのだろうか……

当初の予定は果たせなかったが無事に目的地に到着。まだ明るいので、周辺の村をバイクで散策。夜になって、私が市場で買った肉を焼いてもらう。ご飯も美味しく炊けた。以前は石を噛んでいるかのような米だったのだが、時代とともに村の生活も変わってきているようだ。

今日は140キロ前後走った。

出張先に到着。今回は数人の日本人と会う予定。

そのうちの一人とホテルで朝食を取る。ホテルで朝食なんて、何年ぶりだろう……

昼前に別れると、別の日本人から電話が入った。この友人もこの街に来るとは思っていたが、予定より早いので驚いた。遅めの昼食をとりながら近況報告。明日から1泊で遠方の街(村)に行くことが決定。夕方からはこの街で行われると言うイベントを見に行く。

出張先への移動日。今回は久々に1週間程度の出張となりそうだ。出張先では、めったに行わない作業もする。そのため、荷物には普段は持って行かないものもいくつかある。これを持って行かなければ出張の意味もないので、パッキングには念を入れた。友人に頼まれているものもあるので、さらに気を使う。

前日仕上げた資料を日本に送る。いつもぎりぎりにならないと始めない性格は一生治らないだろう。今回も付け焼刃で仕上げた気がする。e-mailで送れればいいのだが、今回に限っては郵送だ。EMSで送る必要があるが、値段が気になる。最低金額がけっこうな高額だった記憶があるからだ。数枚の書類で大した重さではないのだが、こういうときは軽い分、損をする気になる。案の定450Bかかった……窓口の女性も「これだけかかるけどいいのね」と念を押した。高いが保険と思えば致し方ない……

郵便局に寄った後、いくつかの要件を済ませながら出張先に移動する。


最近付き合いのある人は、日常生活に支障がない程度のタイ語を操る人がほとんどだ。タイに来た当初に付き合っていた人は旅行で来るのが基本で、時折沈没と言う感じで数ヶ月滞在したことがある程度の人が多かった。そんな彼らのタイ語は、日常会話は問題ないものの、決まりきった会話から離れると、会話が成り立たないケースが多かった。。そんなタイ語でもタイに来た当初は、すごいなあと思ったものだ。

彼らの多くは、タイ語を学んだことはない。少なくとも学校と言う類のものには通ったことがなく、たまにタイ語学習書を独学でやった人がいたくらい。そのため、タイ語の読み書きと言う点においては、ほとんどできない人が多かった。一人、今の私が見てもとんでもなくタイ語が上手(単に話し上手だったとも言えるが)な方がいたが、文字は覚える気がないと宣言し、まだ文字を勉強し始めてまもない私にレストランのメニューを見せて「これ、なんて書いてあるの?」と尋ねるくらいだった。自分の意志でタイで働いている人も、タイ語は読めない人がいる。特に仕事上、不自由がないようだ。

今、付き合いのある人はタイ語学校で知り合った人がほとんどなので、皆、会話だけでなく読み書きが達者だ。だから、(自分の意志で)タイに長く居るのに、タイ語の読み書きができないという人には違和感を感じざるをえなかったものだ。

だが、最近思う。別にできなくたって生活に不自由しないじゃないかと……もちろんできるに越したことはないが、できたからってなんなんだ?と思うようになった。せいぜいレストランでメニューがわかる、地名がわかる……すぐに思いつくのはこれくらい。誰かタイ語の読み書きができるメリットを教えてください。直接的なメリットを……