大学3年生の春休み。

当時の就職活動は

3年生の1月頃から資料請求を始め

5月頃から採用試験が始まった。

アルバイトでそこそこお金も貯まり

お金と時間のあるこのときに

海外に行っておこう、と思った。


行き先はネパールに決めた。

一人で行くと決めたら、急に怖くなった。

精神安定剤として

英語学校に通うことにした。

週2,3回、1回90分の授業だったと思う。

初めて生きた英語に接した気がする。

だからといって役に立ったとも思わない。

とりあえず、英語とはこんな感じの言葉なんだ

とだけわかった気がした。

この勉強は2ヶ月程度続いた。


初めての海外旅行、一人旅。

楽しかった……

同時に「もっと英語ができればなあ」と思った。

帰国後、英語の勉強をしなければ……と思ったが

現実的には就職活動に追われ

内定をもらっても、

再び始めたアルバイトに追われる生活が始まると

そんな気持ちはどこかへ消えてしまった。

タイは在留邦人向けの日本語フリーペーパーが充実している。

その中で最も評価の高いのがダコ というフリーペーパーであろう。

旅行で訪ねて来る友人に土産代わりに渡しているが

なかなか好評であり、重宝している(なんせ「ただ」だし)。


このダコの4月5日発行号(Number190)は、なんとチェンライ特集だ。

実は、ダコのスタッフがチェンライに現れたという情報は

1ヶ月以上前に入手していたのだが、

取材だったのか、プライベートだったのかは聞いていなかった。

まあ、ライター自身は在留邦人なので

いつ取り上げられても不思議ではなかったのだけれども。


この記事を書いたのは女性ライターであるが

その好みは取り上げられたレストランやカフェに表れている。

あの店を出してこの店を取り上げない、というのは

女性ならではの視点か、編集部の意向か?

そういった疑問点はいくつかあるけれど

これまで、ここまでチェンライを取材したフリーペーパーは

なかったように思える内容だ。

在住者にとっては物足りないかもしれないけれど

旅行者が一人歩きしても、十分楽しめると思う。


このダコ、バックナンバーは50Bで販売している。

ちなみに日本では500円(税込み)だ。

ご希望の方はバンコクに来たとき、私を訪ねて下さい(笑)

少し多めにキープしておきますので、無料でお譲りいたします。

在庫が切れたら、ごめんなさい。

大学に入って受けた英語の授業、

大して難しくなく、浪人時代の方が

よっぽど難しい内容のことをやっていたと思った。

会話やリスニングの授業があるわけではなく

非実用的なテキストをただ読み進めて行くだけだった。


不本意で入った大学だった。

そこしか受からなかったから

仕方なく入学した。

そんな大学だったので

入学当初、無気力な生活を続けていた。

ほとんど学校にも行かず、バイトもしなかった。

それでも出席を重視する語学だけは

留年したくなかったので

できるだけ出席していた。


こんな私でも、このテキストは極めて簡単に感じられた。

別に予習する必要もなく、

理解するのはさして難しいとは思えない内容だったが

周囲にとっては難解な内容だったらしい。


1年生の前期試験、

とりあえず受けた試験はクラストップだった。

たいして試験勉強もせず、受けた結果だった。

クラスメートの一部は、

試験前に必死になって机に答えになりそうな

単語を書きまくっていた。

それでも余裕でトップの成績だった。


別にこれは私の英語の成績が良いわけではなく

周囲のレベルが低すぎただけだ。

勘違いしたわけではないが、

以来、授業に出るのが馬鹿らしくなった。

出席を重視する語学の授業だというのに

ギリギリで進級できる程度にしか

出席しなくなった。


無気力な生活が続いた

初めて「留学」という言葉が思い浮かんだ。

TOEFLの教材を買い、しばらく勉強に打ち込んだ。

スコアーは決していいものではなかった。

財政的にも、難しかった。

いつしか始めたアルバイトに夢中になり

留学なんて言葉は頭の中から消え去っていった。

昼飯を友人と食べる。いつもの店。

友人は飽きてきたのか、あまり乗り気ではなかったようだ。


昼食後、友人夫妻が合流してコーヒーを飲みに行く。

いつものようにたわいのない会話……


友人夫妻に空港まで送っていただく。

チェックイン時は定刻通りの出発となっていたが……

案の定、40分の遅れ。

わかっているのに、なぜかアナウンスが遅い格安航空会社。


帰宅して、不在中に溜まった用事を済ませていると

タクシン首相指名辞退というニュースが飛び込んできた。

これで政局の混乱は一段落するだろうか……

本質は何も変わっていないと思うけど

よその国の政治に口を出すほど私はえらくないので

コメントは控えておく。


なお、同行した友人は、

訪問先で会った友人たちを悪い目では見ていなかったようだ。

ちょっとうれしかった。

同行者を空港に送る。

本来は私も一緒にバンコクに戻る予定だったが

ある友人が今夜この街に来るというので

戻る予定を延長したのだ。

同行者を空港に送ったあと、

チケットを購入してから街に戻る。


在住の友人知人を訪ね歩き、1日を過ごす。


夕方になっても友人から連絡がない……

普段携帯電話の繋がらないエリアに住んでいる彼は

街に下りてこない限り連絡が取れない。


結局友人は下りてこなかった。裏切られた気分である。


別の友人と食事の後、いつもの店へ行く。

2日間、アルコールを飲める店が閉まっていたせいか

いつも以上の賑わいだった。