ロングステイでタイに住み始めると、

日本人あるいはタイ人との付き合いが生じる。

誰とも付き合わずに1人で生きていくのだ!

と言う人もいると思うが

まあ、普通は付き合いの深さは人それぞれにしても

ある程度の付き合いはやむをえないだろう。


日本にいるときの付き合い、

仕事以外のプライベートな時間を

どのような人間と付き合ってきただろう?

趣味が同じであるとか、

ある程度息の合う人間以外と

好き好んで付き合うことはあるだろうか?


タイに来ると、日本での人間関係とは全く違った

一からの人間関係を構築することができる。

リセットと言ってもいい。

日本では出会うことのないような人たちと

知り合うことができる。


個人的にいえば、タイで知り合った人たちは

日本で知り合った人とは全く違う。

これまで住んでいた世界が異なるし

そういった理由もあってか

(私から見て)個性が強いと思う人が多いの事実だ。

少なくとも日本で同じ生活をしていれば

出会うことのなかったような人たちだ。


最初は来たばかりの寂しさもあり、

誰とでも話すだろう。

しかしそのうちこいつとは合わないな、と思う人間もいるはずだ。

いや、そう思うのが人間だったら当たり前だと思う。


さて、日本にいるときにこのような人物と出会った場合、

どうするだろう?

さりげなく距離を置くようになると思う。

しかし、狭い日本人社会ということもあり

なんだかんだと付き合いを続け

そのうち仲違いし、相手を中傷しあうようになる。

これは極論かもしれない。

でも、人との付き合い方が

日本とはなぜか違うようにしている人が多い気がしてならない。


日本にいたときなら抑えられた感情を

なぜかこの国では悪い意味で表に出す日本人が多い。

タイに住んでいるというだけで

同胞意識を持つ必要があるのだろうか?

日本にいるときと同様に

普通に付き合っていけばいいと思うのだが

なぜか海外では日本人と言うだけで

親しくしなければならないという強迫観念に

襲われているような気がしてならない。


せっかくのリセットのチャンス。

もう少し自然体でいれば、それほどストレスも溜まらず

より充実したロングステイができると思うのだが……

チェンライでは日照り続きらしいが

ここバンコクでは昨日今日と猛烈な雨が降った。

特に昨日は短時間に相当な雨量があったようで

近所は久々にナムトゥアム(洪水?)と言える状況に陥った。


まあ、昨日は外出の必要がなかったからかまわない。


今日は外出しようと思った矢先に雨が降り始めた。

傘をささなくてはならないほどの強い雨。

仕方なく傘をさして外出したが

案の定、目的地に着いた頃には

傘は無用の長物と化してしまった。


時間に余裕があれば、止むまで待っていればいいのだが

時間に余裕がないと、雨の中の外出を余儀なくされる。


それで気分を害したわけではないが

予定が全然進まなかった。


よって、ブログを書いてから予定に入っていた作業を始める予定。

終わりのない作業だが、やらないことには進まないのだから……

古くから住んでいる人間と

新しくロングステイを始めようとする人間、

ともにどんな問題があるのだろうか?


長く住んでいれば、自然と生活に関するノウハウは身についてくる。

(無論、例外は常に生じる)

それだけでなく、いわゆる人間繋がりでコネもできてくる。

タイでは、外国人はできないけれど、

タイ人であれば可能、あるいは有利になることがある。

タイ人名義が必要であることを逆手にとって

新しくロングステイを始めようとする人間の弱みに付け込む、

そういう人がいるのは否定できない。

ビジネスだ!

と言えばそれで終ってしまう。

繰り返すが、いい人もいれば悪い人もいる。


一方、新しくロングステイを始めようとする人の問題。

なぜ、タイに住むことになったのか?

事情は人それぞれ。

人間関係で住むことになった人もいれば

日本に居られずに住むことになった人も居る。

でも、多くの人が「タイは物価が安い」という認識持っているだろう。

確かにタイは物価が安い。

しかし、それはタイ人と同じ生活をした場合だけだ。

単純に和食とタイ料理を比較しただけでも数倍は違う。

車などは日本よりも高い。

日本と同じ生活を、日本よりはるかに安くできると考える……

日本と同じ生活といっても

これまたあまりにも個人差があるのでなんとも言いがたいのだが

多くのロングステイヤーはここを勘違いしていると思う。

言葉が通じないと、タイ人並みの生活費で生活するのは困難だと思うし

日本語あるいは英語のできる人の助けを得るのであれば

それはそれで生活費の高騰に繋がる(なぜか無料だと思う人が多い)。


日本に居るときであれば慎重に行うようなことも

なぜか異国では平気でリスクを犯す。

いや、当人はそういったリスクをなぜかリスクと考えていない。

日本で不動産を購入するときほど慎重に考えているか?

近づいて来る人間を安易に信用するか?


資産格差に関係なく

自分で問題を解決する能力のある人は

快適にロングステイをすることができるだろう。

でも、全て他人任せにしていたら

自分で全てやるよりも生活費がかかるのは当然だし

それを許容することができなければ

ロングステイの資格なしといっても過言ではなかろう。

ロングステイヤーの評判が今一つである理由、

それは他人を悪く言う人が多い、

と言うことが挙げられると思う。


それは何かしらの対立関係があるからだ。

思いつくままに対立関係を挙げて考えてみる。


代表的なのが

長くいる人間VS来たばかりの人

という構造だ。


いくら事前に調査していても

(この調査さえせずに来る人も多いのだが、この件は別の機会に)

いざ住み始めると

どうしても以前からの住人になにかしら世話になる可能性は高い。


一方で以前から住んでいる人は

親切心で色々と教えてくれる人もいれば

そういった情報提供をビジネスにしている人もいる。


来たばかりのAさんが

ロングステイヤーBさんになにかしらお世話になったとき

どんな問題点が生じるのか?


・Bさんが教えた情報が間違っていた

・Aさんが間違って解釈した

・後日、BさんはAさんに金銭の要求をした


こういったトラブルが起きると

Aさんは「Bさんに騙された」と感じる。

一方

Bさんは「恩を仇で返した」と感じる。


これが発展して

「あいつは新しく来た奴を騙している」

「あいつは人が親切でしてやっているのに、俺を中傷している」

という対立構造が生じてしまうのだ。


金銭関係が生じることについては、どちらが正しいのか

ケースバイケースだろう。

そういったことをビジネスにしている人がいるのも事実だし

それが悪いとは思わない。


日本にいても親切な人もいれば不親切な人もいる。

前にも書いたとおり、資産格差は現実としてある。


全て日本にいるときと置き換えて考えればいいのだけど

なぜかロングステイヤーというと一括りで考えられてしまい

海外に住む日本人はこうでなければならないと

ある種の固定観念が植え付けられていて

それは人それぞれ違うはずなのに

自分の考えを強制したがる。

(年が上になってくるとそういう傾向が強くなると思うし

実際、ロングステイヤーはある程度の年齢の方が多い)


ここに金銭価値の相違によって

別の対立構造が生じてくるわけであるが

それはまた別の機会に……

このブログには写真がアップされない。

その理由は以前にも書いたような気がするが

それは最近写真を撮る気持ちが薄れているからである。


10数年前、ネパールで現地で知り合った日本人4人と

1日トレッキングに行った。

予定していた最も高い場所に着くと

2時間ほど山が見えるのを待っていた。

ようやく雲が晴れてくると

山をバックに各自、記念撮影を始めた。

同行メンバーたちは、

ああでもない、こうでもないとアングルを考えあぐねていた。

するとメンバーの1人である

当時某新聞社で専属カメラマンをやっていた男性が

「んな考えないでこうやって撮れば良いんだよ!」と

考えあぐねているメンバーのカメラを使って、写真を撮った。


ああでもない、こうでもないと考えあぐねていたのは私と

もう1人であったのだが

帰国後、彼の撮った写真を現像すると

明らかに私が撮った写真とは違っていた。

カメラもフィルムも同じ、でもなぜか出来が違った。

少しローアングル気味で山の高さを強調させ

私と言う被写体を真ん中ではなく、少し端に寄せた写真だった。

以来、少しでもきれいな写真を撮ろうと言う意識が芽生えた。


数年後、写真を趣味にしている友人と話をしていると

「リバーサルフィルムを使うだけで仕上がりが全然違う」という話が出た。

ちょっと高めのコンパクトカメラを購入した私に対するアドバイスだった。

以来、コンパクトカメラ+リバーサルフィルムの組み合わせで

旅先で写真を撮りまくっていた。


しかし、機材任せで撮っていたせいもあり

いつまで経っても満足する作品が撮れなかった。

現像すると、そのときの雰囲気が全然出てこない……

そんなことが続き、ここ1,2年はほとんど撮影していない。


あるきっかけで、グラビア誌を眺めている。

自分が見ることの出来ない、

知らない世界を映し出している写真を見ていると

再び写真を始めたいと思う気持ちが高ぶってきた。

さて、いつになったら撮り始めることができるのだろうか……