見知らぬ方に、電車の乗り場を訊かれました。
ある晴れた日の、電車待ちの待機列での出来事でした。
決して静かな構内では無く、寧ろ人は多かったです。
私の前後にも人はいらっしゃいましたし、何成らその方々の方が話し掛け易い容姿の筈なのですが、選ばれたのは私でした。
然し、実は、この様な事には慣れた物です。
今回の様な事もそうですし、道を訊かれたり等、尋ね事をされる事が良く御座います。
外界を遮断した黒装束に良く話し掛けられるなと、毎度、驚きますし感心も致します。
この広い世界には、もっと優しそうな話し掛け易そうな方は沢山いらっしゃいますからね。
一説に依ると、目に入り易い存在感は勿論ですが、纏う雰囲気や持って居ります空気感が人を惹き付ける者が一定数で存在するそうです。
詰まり、それに当て嵌まる者が、場所や人に関わらず尋ね事をされ易いのです。
矢張り、溢れて余る聖母感が隠せないのだなあ!
魔女が何を宣うか、と思われるでしょうけれども!ふふふ!
別の日、電車での移動中、途中の駅で輩の如く肩を揺らして乗っていらした男性に凝視されました。
私は扉の横手に立って居り、その方は私の向かいの席に座りました。
見られるだけ成ら気にも致しませんが、盗撮もされ、顔も覗き込まれたので、流石に恐怖を感じました。
ゴスロリを着て居りますと、盗撮や陰口の的に成る事は少なく御座いません。
長らく被害にも事象にも遭って居りますので、悲しい哉、慣れは致しましたけれども。
然し、慣れたからと、許せる訳でも平気な訳でも御座いません。
救いは、一駅先が目的の駅だった事ですね。
何方も、海外の方に依る物でした。
偏見は持ちたく御座いませんが、流石に、後者は本当に怖かったです。
日本人からの被害も経験が御座いますし、当然に怖かったですが、海外の方は、体格差の意味でも圧倒的に恐怖感が増します。
不穏な御話や剣呑な事件も少なからず起こって居ります世の中なので、何に於いても自衛と警戒は不可欠だと再認識致しました。
人生の差し引きは決まって居るのだなあ、と感じた出来事でした。
収支も帳尻も必ず合わせられてしまう、良く出来た世界です。
出来れば、幸せな事が多い人生で終えたいのですけれどね。
来世の為にも、出来るだけ徳を積みたい所存です。
