心理の人とお話ししてきた
いつも通り雪くんに呼び出されて 管理部で待機してた 特に何も考えてなかった 姫と喋ったり アイドルと3人で遊んだりしていた
話したいような事もなかったし 前回お話ししたし 今回はお話し無しかなぁって思ってた
そんな時に雪くんに呼ばれた
主人格は交代を嫌がってるが 心理の人と話して欲しいって言われて 僕は断った
そんな中に出ていくのは絶対主人格から嫌われる 今までは主人格が大変だから出るって感じだったのに 嫌がってるけど出て なんて嫌だった 主人格に絶対に嫌われる
でも雪くんは大切な話だから って僕に外へ出るように言うし 君主からの圧力もあって出る事になった
僕は「全部雪くんのせいにするよ?」って言ったけど それでも良いからって言われて 仕方なかった
外に出るとイヤホンで何か動画を見ていた カウンセリング中に何してるんだろう?って思ったら 心理の人が僕に気づいた
予定していた入院が ベッドの空きがないから出来ない事を告げられた
どうして? ずっと前から言ってたのに? って頭の中でぐるぐるして その後に何か他の方法言われたけど 全然良く覚えてない
大部屋に行く?みたいな事を提案された気がするけど それは主人格が嫌がってるって聞いて じゃあそれはやめますって言った気がする
ゆっくり何が起きたか理解し始めた
僕が12月入院したいって言って 理由も話した
だけどそれより重病の人が居て ベッドを空けられないって事が分かった
でも 僕は ずっと前から言ってた まだ入院してた時期から 次は12月って言って 笑われる位 ずっと言い続けてた それで主人格は動いてくれて 医者の人とも話してくれて 心理の人も分かってくれてるって思ってた
全部思い込みだった
全部僕が間違えてた
心理の人も主人格も「入院したい時は行動化しなくても言葉で言えば分かるよ」って言ってくれた
前回はそうだった 本当なのかな?って思った
それが違った その勘違いがまた落胆を生んだ
結局 行動化した人だけが 入院させて貰えるんだって 理解した
最初の僕の考えが 正しかった
どうして こんなに むごい勘違いを 教えたの?
最初から 自分を信じていれば こんなに 期待しなくて 済んだのに
心理の人が 嘘を吐いたなんて 知らなくて済んだのに
嘘なら 最初から言わないでくれれば良いのに
でも 思えば 最初から ずっとそういう人生だ
何度騙されても 僕は 信じた自分を呪わずには居られない
最初からなかった幻想に期待した 自分の浅はかさを悔やまずには居られない
自分を信じられなかった不甲斐なさを 恥じずには居られない
悲しかった だから 思わず心理の人に言ってしまった
「先生は嘘を吐いたんだよね」
心理の人は「嘘ではない」って言ってた
「先生は綺麗事を話して居たんだね それで目の前の事が見えなくなって理想論ばかり言って居て 実際問題の部分を一切解決してなかったんだよね 理想論と現実には 大きな溝があったよね? だから僕は入院出来なくなったんだよね 綺麗な物ばかり見てきたから 現実が見えてなかったんだよね」
そうだ って 綺麗な物ばかり見て生きてきた って
それなら 仕方ない
綺麗な物に囲まれて生きる事は幸福であって 批判されるような事ではない でも
「それは 僕の世界じゃ嘘なんだよ」
「先生は これからも嘘を吐くの? それともこれからは吐かないの? それを教えて 吐くなら疑って話を聞くし 吐かないって約束して貰えないと 何も信じれないから」
心理の人の答えは覚えてない
僕はもうこの時点で 心理の人を信じる気は無かったんだろうね だから覚えてないし 思い出せない
嘘を吐かないって言うのが 嘘かもしれないからね
心理の人は「ベッドが空き次第 入院するのはどう?」って提案してきた
それじゃあ 意味が無い
僕は12月に苦しくなるのに 2月や3月に入院をして 何になる
だから どうでも良かった
「7月はどうなるの?」
僕は7月も調子を崩す だから12月と7月に入院しておきたいって 自分なりに考えて居た
「分からない ベッド状況で入院していく事しか出来ない」との事だった
まるで意味が無い 言葉で言っても無駄 結局行動化が全て そうでもしないと 分かってなんて貰えない
僕は自宅にある薬の残量を思い出してた
空き次第の入院なんて どうでも良かった
「多分 ベッドが空くまでに 搬送される そうしたら別の病院に入院になるかもしれない そうしたらどうするの?」
答えなんてどっちでも良い質問だった 12月に入院出来ないなら そもそも全て意味が無いから
心理の人は 医者の人に電話して確認を取ってた
それから その場合は転院になる って言ってた
あっそ 別にもう入院なんてどうでも良い って思ってた
「じゃあそれで良いよ」って 適当に答えた
それから一旦思い出す
「主人格は? 何て言ってるの?」
心理の人は 話したくなさそうに 「主人格は怒って居て 入院したくない」って言ってる って答えた
それで気付いた 主人格は僕が出るまで 怒ってたのだと
心理の人に背を向けて イヤホンで遮断して 動画を観てたんだ
そこへ僕は放り出されたんだと
速攻で雪くんを問い詰めた どうなってるかって
「入院したくないし 通院ももうやめたい」
主人格はそう言ってたらしい
全部僕のせいだ
僕が「入院したい」って言ったから 主人格を怒らせてしまった
しかも怒ってるのに「うとが入院したがったから うとの意見を聞いて決める」って医者の人や心理の人が言って 嫌がる主人格を押し除けて 僕が外に出されたのだと
僕が最初から 勘違いをしなければ
甘い言葉に惑わされなければ
自分を信じていれば
主人格をこんなに苦しめなくて済んだ
本当に ごめんなさい
僕は 「主人格がそうなら入院しない」って伝えた
それは…って止められたけど 僕は嫌だった
全部僕が我儘を言い出した事から始まってる
これ以上 主人格を傷付けるのは嫌だった
心理の人は「君主はなんて言ってる?」って言い出した
「聞かないと分からない」
「代われる?」
君主が 代わりましょう って言い出した
彼女の言う事には 逆らえない
その後 どういうやり取りがされたかは知らない
でも主人格が何をしているかは 見ていた
怒って 怒鳴って 凄んでいた
最後に主人格は心理の人に「私は交代したくないって言った やめてって言った でもあなたはした なら信頼関係は終わり 治療関係は破綻 もう2度とここには来ない 治療も受けない そうやって勝手に交代させて 私は蚊帳の外 なら一生そうやってれば良い 私はもう知らない」と冷静に言って帰ってた
帰り道も怒ったり 感情を失くしたり
帰宅してから 各所に入院がなくなった件を報告して ある人とは電話までしていた
それが全部終わって深夜 配信で 主人格は泣いていた
「良くなろうと努力する事は全て無駄 どんなに努力して不調時に入院する事を計画しても 計画入院が出来る私は軽症で それが出来ない考えず衝動に任せて行動をする人や 怠薬して陽性症状が大きく出た人が優先される 全てが無駄」
「うとに1年半掛けて行動化しなくて良い事を教えて来た 言葉で言えば良いと教えて来た それは全て嘘だった 私も行動化は良くないって自制して来た それも全て間違いだった 私は嘘吐きだ」
「ずっとモルモットにされて来た それでも社会貢献が出来るならって耐えて来た それでも私が辛い時には助けてくれない ここ最近は入院まで頑張ろうってして 頑張って頑張って頑張って来たのに モルモットにするだけで 助けてはくれない」
「嫌な事はしないで居てくれるって信じてた 何度もやめてと言った でも心理士もみんなと一緒だった 嫌な事をしてくる 一度したからまた必ずする」
「もう頑張れない 全て無駄だった 頑張っても救われない こんな人生なら もう要らない 死んだ方がマシだ 死にたい 殺してくれ」
そこまでが限界だった
もう聞いて居られなかった
僕が元凶だから 僕にはきっと全てを背負わなくてはいけない責任がある
雪くんにも止められて 離された
雪くんは「話し合おう」って言って来る
僕は話したくない
何を話したら良いか分からないから
主人格が悪いんじゃない
僕が入院って言い出したのが悪かった
善悪の判断が着けられず 信じてはいけない方を信じてしまった
自分を信じるべきだった
だけど自分を信じる強さは持ち合わせて居なかった
僕が不必要に主人格を傷付けてしまった
償う方法が ない
他人に死を選ばせてしまった僕が その人に出来る事は無い
死が償いだろうが 主人格まで殺してしまう
でも 主人格が死を願うなら その手伝いは 出来るかもしれない
また自分を疑って 他人に惑わされるのか?